やがて11月を迎える頃になって…

2025年10月25日(土) 216 / 0

思い出しました。
10月はティティトゥトゥ、一緒にはいられなかったけど央太(旧・大きいちゃん)小さいちゃん、それにmy fatherの誕生日でしたわ！

先日の子猫を見て、小さいちゃん達が初めてチビクロちゃんに連れられて来た頃を思い出し(顔が小さいちゃんに似てた)、そう言えば10月８日はティティトゥトゥ達の誕生日やったなぁと。

ずっと私の日記を読んでくれてる方は覚えてらっしゃるかしら？
『央太』と『小さいちゃん』は、ティティトゥトゥの同腹の兄姉です。

夜の移動中にはぐれたであろうトゥトゥを捕まえ、その３週間後にティティが我が家にさ迷って来て捕まえ、その暫く後に、チビクロちゃんが連れて来た２匹の子供。
色も柄もティットゥと同じ。
月齢も同じくらい。
横幅は…だいぶポッチャリでしたけど(笑)

ティットゥ達も当初は、里親を探すと約束して保護を継続したものの、時世と治療のタイミング等もあり、中々里親探しも進まず。
これ以上増やすな！と娘以外の家族の反対にあい、保護する事が出来なかったふたり。

本当はあの時、央太と小さいちゃんも保護してしまって、チビクロちゃんの避妊手術をしてしまいたかった。
チビクロちゃんごと保護も考えていたけど、子猫なら里親さんも見つかるかもしれないけど、成猫は難しいと言われている中で、見つからなかったらどうする？と旦那は猛反対。
幸いグレー(成猫雄)が常に彼女と一緒にいたので、リターンしてもひとりにはならないと、チビクロちゃんはリターンする事に決めて。

でも当時、旦那の給料が激減していく中で、手術のお金まで出てこない。
外に残された兄姉と共に、せめてご飯だけはと世話するのが精一杯でした。

だんだんと大きくなる子供達。
まず最初に消えたのは、小さいちゃん。
寒い寒い冬を越え、我が家では早々にトゥトゥに発情期の兆候が見えた頃。
本能で近親交配を避けたのか、全く姿を見なくなりました。

今思えば、何とか説得して、ふたりも保護してしまって、チビクロちゃんを手術してしまっていたら、きーちゃん達が産まれる事も、保護できずに来なくなったと苦しむ事も、数年経った今でも彼･彼女らの事を思い、息苦しくなる事も無かったのになと。
きーちゃん達と会えた事過ごした時間を、後悔した事は無いけれど、野良猫としてその後を過ごさせる事になるなら、まだその命が芽吹く前に手術が出来た方がいいと思っています。

央太はひとりになっても通ってきてくれていました。
その毛色から、父親では無いと分かるグレーにも懐き、ご飯を食べている時にグレーが来ると、駆け寄りスリスリと甘える姿を覚えています。
丸々だった体は、大きくなるにつれスリムになり、ご飯を食べにくる回数が徐々に減った頃、チビクロちゃんが発情期に入り、それと同時に央太は来なくなりました。

数ヶ月経った頃、チビクロちゃん達の寝床があるのではと推測していた場所で、駆け抜けて行く央太を見ました。
名前を呼んだけど、立ち止まりも振り向きもせず、家々の隙間の闇に消えた央太。
それが彼を見た最後。

ティットゥ達の誕生日、ふたりが無事に元気に、縦も横も(笑)大きくなれた事を祝う日ですが、私の贖罪の日でもあります。
もしあの時、央太と小さいちゃんも保護していたら…どうなっていたかなぁ。
…今頃もっと、しっちゃかめっちゃかだったかな(苦笑)
それでも、雉虎３団子(ティットゥ+よもぎ)が５団子になってる姿を見れたのかも知れない。
５団子だとさすがに私の寝る場所無さそうだけど…

野良猫の寿命は５年ほど？
もしかしたらもう、この世にはいないのかも知れない。
だけど我が家に来る雄猫達は、５歳は過ぎてそうな子達ばかりだから、もしかしたら元気でいるかも知れない。

僅かな希望にすがりながら、誕生日を祝います。
央太も小さいちゃんも、産まれてきてくれてありがとう。
私と少しの時間でも、過ごしてくれてありがとう。
ティティ、トゥトゥ、央太、小さいちゃん、６歳の誕生日おめでとうね。

それからmy father。
先日計算してみたら、父が生きていれば82歳でした。
生きていたらどうだったかなぁ。
確実に言えるのは、ここまで猫屋敷にはなってないな(笑)
そもそも猫は家にいないと思う。

けれどもし、父の気の迷いで、猫を我が家に迎え入れていたら。
私が仕事に行ってる間に、ご飯をあげたり世話をしていてくれたんじゃないかな。
そしてきっと言うんですよ。
「普段は俺が世話してやってるのに、何で俺を見ると逃げるんや…」
ってね(笑)。
これは犬を飼っていた時に、実際に父が言った事。

隣家の子に押し付けられた形で迎えたワンコですが、子犬だったので、最初は散歩ヒモとクサリを連結して長くして、玄関外の柱にくくりつけたヒモを、郵便受けに通して玄関内に寝床を置いていました。

私はまだ学生だったので、朝の散歩は父か母が、子供のうちは昼も散歩してやらないと可哀想と父が言い、職場も近かった父が昼休憩に帰宅して散歩、夜の散歩は私。
ご飯も散歩の後に、散歩に行った人間が担当だったので、必然的に朝昼は父。

動物は嫌いでは無いけれど、世話が大変だからとずっと反対していた父でしたが、なんだかんだと世話を焼いていましたね。
なのに、まだ小さかったうちのワンコは、父が仕事から帰ってくると下駄箱の下に隠れるという…(苦笑)。
そんな事が続いたある日、真面目な顔でワンコにそう呟いていました。
その時の父の背中が…寂しそうで。
でも、いつもは怖い父が、何だか可愛いく思えてしまった日でした。

誕生日日記なので、ほのぼのムードになるはずが、鬱々な感じが入るのはやはり、またもや数ヶ月ぶりの女子日のせいかしら。
しかも今日は４時間仕事…土曜日夜はスキャン逃しファミリーが来る日なので、嫌なんだよなぁ。

先日の子猫は、あの後以降来た形跡ありません。
ただ、夜の散歩時ににゃーこが何となく、後ろを気にしてる時があるので、近くにはいるのかなぁ…
どこかに隠れたまま、衰弱して…なんて事にならないといいんだけど。
そうなる前に、動く気力があるうちに、我が家にご飯食べにおいで。
ケージもポチって今日届いたから。
大丈夫だよ…

と、仕事に行かねば。
雨予報が出ていて、ポツポツきてそうな感じ。
今の時期の雨は冷たいからね。
どうか雨風しのげる所にいますように。

それではまた👋

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