鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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142日目「夕方に取り込んだ時には乾いていた。」
2026年5月4日(月) 94 / 0

また2号が粗相した。
今回は原点に戻ったのか、眠っている母が被っていた掛け布団が被害を受けた。

「2号ー!」

3号を腹の上であやしながら微睡んでいると、母の絶叫が聞こえてきた。
2号は母を警戒して自分から近付く事がほとんどない為、何を仕出かしたのかは聞かなくても分かる。

「…またかよ、2号。」

フラフラと頼りない動きで起き上がると、ずり落ちた3号がぼんやりとした表情で見上げてきた。
3号は私と同じく寝起きが非常に悪いので、不満を抱いても反応が追い付かないのだろう。

「あぁー、コッチも駄目だわ!」

ブツブツと文句を言いながらシーツを剥ぎ取る母に近付くと、枕以外の寝具が全替えの憂き目にあっていた。
トテトテと付いてきた3号も漂う臭いに気が付いたのか、パチクリと辺りを見回していると。

「…あらま、布団にまで到達してるじゃん。」

母の足元があったであろう場所に丸いシミが出来ている。
アニメ等でよく見る滲んだ感じではなく、本当に綺麗な丸だったので我慢しきれずに笑ってしまった。

「笑い事じゃないわよ、洗濯が追い付かないのよ!」

「今日は晴れているし、風が強いからきっと乾くよ。」

ゴミ出しの時に寒かった事を思い出し、母に言う。
昨日は強めの雨が降っていたので、今日だった事は不幸中の幸いかもしれない。

「くちゃい、くちゃい!」

剥ぎ取られたシーツの下に潜り込み、ワシャワシャと動き回る3号。
遊んでいるのか、片付けようとしているのかは定かではないが、本猫的には真剣なのだろう。

「買い出しに行く時間を遅くして、先に掃除を終わらせようか?」

3号が濡れていないか確認し、棚の上でコチラの様子を窺っている1号と2号の元へと連れて行く。
クンクンとお互いの匂いを確認しているが、1号が3号をペロペロと舐め始めたので任せる事にした。

「1号は全ての物を薙ぎ払い、2号は様々な物を水没させ、4号は自らの足を痛め続ける。」

幼少期から我が家の常識を叩き込まれた3号と違い、他の三匹は飼い猫としての適性が少し欠けている気がする。
彼らに“長生き”以外の事を求める気はないが、お互いにもう少しだけ歩み寄る事が出来れば居心地が格段に良くなる気はする。

…正直に言うと、4号のドジっ子属性が恐ろしすぎて1号と2号の問題は仕方がないと諦めているくらいだ。

「ビックリした、急に手を振り出したから…。」

ポテポテと母の歩調に合わせて駅に向かう途中、買い物帰りの叔母と遭遇した。
キャットフードは配達してもらっているので猫の食糧だけは尽きる事はないが、人間の食糧は食べれば無くなるので気を付けなくてはならないのだ。
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ミー太郎。 2026/05/06

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