鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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178日目「デコレーションボールを探して三百歩。」
2026年6月9日(火) 14 / 0

2号が部屋の中をテケテケと走り回っている。
復興組の中で唯一の雌猫である2号は小柄な体型を活かし、他の大柄な雄猫達には出来ない小回りの効いた素早さが売りだった。

「…ボール、ない。」

機嫌よくピンッと立っていた短い尻尾がヤル気を失くしたようにションボリと下を向いた。
たまにピコピコと自らを奮い立たせるように動いてはいるが、その度に力が抜けているので2号が求めている物が見当たらないのだろう。

「足元にあるんだけどね…。」

「2号、蛍光色が嫌いなんだって…。」

立ち尽くす2号の腹の下には、小さなオレンジ色のデコレーションボールが寂しそうに転がっている。
向きを変えた時に後ろ足に引っ掛かっていたが、2号はチラリを一瞥しただけでスタスタと自分の好みに合致したボールを探す為に去っていった。

「猫にも色の好みってあるんだね…。」

「次はちゃんと色も見て買ってきてあげるわ。」

数の多さと目立つ色合いに目が眩んで一回り小さなボールを購入してきた母だったが、使用頻度の低さから綺麗な色合いを保ち続けているド派手なオレンジ色とピンク色のボールの山を見てため息を吐く。
あまり興味を示さない1号と争奪戦に勝てない3号とデカい方が好きな4号は自分で保管場所からボールを運び出す事をしないので、結果的に2号の好きな色だけが行方知れずになってしまうのだろう。
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2026/06/05 35 0 2

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2026/06/04 39 0 1

172日目「数年ぶりに飲んだコーヒー牛乳とよく似た色合い。」

3号はキジトラとラグドールのハーフである。 ぼんやりとした顔立ちと尻尾の長さ以外は父親の1号に似ていないので、おそらく母親似なのだろう。 「んーるる!」 天井を見上げるように首を反らした...

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