出会い その２

出会い　その２

2006年8月8日(火) 461 / 3

迷子の子猫を拾った後、真っ先に病院へ。
汚れているしきっと病気持ちだしばっちいので診察してもらった。

「のみがいるので薬をつけましょう。子猫用の餌とトイレを用意してあげて下さい。３日したらまた来てね」

3日も生きるの？
蚤がいるの嫌だし。

なんて思ったので物置に隔離。
水と餌とトイレを用意。

やっぱりお腹が空いていたみたいで　ガツガツ餌をほうばる。
が、粒が大きいのか噛む力が無いのか　ちょっと大変そうだった。

しばらくして、「にゃーん」と声を掛けるのでどうしたのかと思っていたら　教えてもいないのに用意してあったトイレに行き　用足しを。
な～んてえらい子なんでしょう　と感心。
済んだらきちんと片付けて　「にゃーん」と終わったと報告に来る。
猫の母さんは、しつけのしっかり出来るお母さんだったらしい。

おいたもせず、人懐っこい。
でも、蚤のいる体で人間のいる場所で一緒に生活は出来ないので、夜は物置に閉じ込めた。
1時間くらい「ニャーンニャーン」とサイレンのように鳴いていた。

朝になり迎えに行くと・・・・・
いない！
どこを探してもいない！
部屋は閉め切っているし逃げ出せないはずなのに。
呼んでも返事も無い。
どこか、隙間に入って身動きが取れないのでは？

あちこちひっくり返すと・・・・
使っていない引き出しの中で　まーるくなって気持ち良さそうに寝ていた。

この日以来、その引き出しはミーの部屋　となった。

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