動物病院には、たまに慌ててこう駆け込む方がいるんだそうです。

切れてないし(笑)
耳のふちのギャザーになっている部分を切れてしまったと勘違いする人が居ると言う笑えるような笑えない話。けれどやっぱり笑っちゃう。
今ではベテラン飼い主さんも、1度や2度はこんな失敗していませんか?。
私はしています。それも山ほど。
暴食事件
初めて飼った子は、食事をしているとよじ登ってきて「チョーダイチョーダイ。」をするカワイイ子でした。
人がもぐもぐしていると、口の中に口をつっこんでくるのをいいことに、当時の私は口移しでごはんをわけてあげることもしばしば。
ある日、ふと気がつきました。
(この子、うんちを混ぜた手も舐めた口でごはんもらいにきてる・・・。)
予防注射かなにかで獣医さんに行った際、猫の口にばい菌は住んでいないか聞いてみたところ獣医さんはきっぱりと仰いました。
「食べるものが限られている動物より、人間の口内のほうがよほどばい菌だらけなので、絶対にやめてください。ところで何あげてるんですか?。」
私は答えました。
「餃子。」
獣医さんは、無言で奥にいくと紙を手渡してくれました。
「お帰りになったらよく読んでおいてください。」
帰宅した私が読んだ紙には[猫に食べさせてはいけない食べもの一覧]が載っていました。
ふるやのもり事件
2頭目がまだ手のひらサイズだったころです。
うちでは最初の子が大きかったので(獣医さんに言わせても骨格も大きいが体高がある。)中型犬用の18キロくらいまでOKなキャリーを使っていたのですが、上の子の健康診断のついでにチビちゃんも連れていってしまおうと二匹同じキャリーに入れました。
道中、いつもなら車に乗せると鳴きっぱなしの上の子が一声も発しません。
あまりに静かなので、逆にパニックになった私は、動物病院に着くなり、「静かなんです。車が怖くてショック死してしまったかもしれません。怖いので先生があけてください。」と、お願いしました。
獣医さんがあけたキャリーには、
上の子の背中にしがみついているチビちゃんが。
おんぶおばけ?。
上の子は、苦しいわ痛いわ怖いわで声もでなかったようでした(笑)。
骨折事件
夜中にテーブルの下に、右手を挙げたままの子猫の姿。
きっと何かで骨が折れてしまったと思い込んだ私は、救急病院の電話番号を調べ、車に猫を乗せコンビニのATMでお金をおろし病院に向かいました。
レントゲン検査、4万5千円也。
翌朝、かかりつけ獣医に見せるようにとのことだったので、病院でいただいた書類をもっていきつけの病院に。
先生曰く「皮膚を突き破るような骨折でなければ一晩様子をみても大丈夫、猫は痛ければ動き回らない。しかも骨折してないし、高い勉強代(笑)。」だそうです。
あとで聞いたらその救急病院は、某皇太子妃の犬もくるようなお高いので有名な病院だったとか。
最近になって猫を飼い始めた方、これから飼い始める方。
不安なこともたくさんあるとは思いますが、ひとまずおめでとうございます。
今ではいっぱしのベテラン面している私もこんなやつでした。
誰でも最初は初心者です。
たくさんの笑い話や失敗談をつくって楽しい猫ライフをお過ごしください。

「あたちも猫生初心者だったですにゃ。」
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