少しずつ回復してくれているようです。
最初の5日間は点滴通いで、水分補給です。まだまだ血色は戻りませんが、自力で移動しようとする足取りもいくらかマシになりました。

表情を見てもらうと、相当うつろになっているのが分かると思います。
貧血の状態は直には改善できそうにありません。体力の回復具合を見て、来週にもう一度血液検査を行い、条虫の駆除と平行して対処治療になる予定です。
虫下しは、体力的にも負担が気になるので、段階を踏んでいる状況です。

保護環境は、こんな状態にしています。
先住ネコが2匹とイヌが1頭いますので、疥癬やノミの対策で完全隔離です。
僕自身が、抱く度に身体が痒くなってしまいますが、発疹はほとんど出ません。
痒くなるのも、1日毎に少なくなっていますが、家の中に散布してしまわないように、厳重注意をしています。
服はコインランドリーへ持ち込み、洗濯後に乾燥機で高温殺菌している状況です。
ダンボールで落ち着ける空間サイズと入口にしてやり、新聞紙を敷いてあります。
トイレは右側のダンボールの中の青いケースに紙砂です。
最初の内は、様子を見て入れてやりましたが、オシッコの浸み込んだ新聞紙を敷いてやると、トイレと認識してくれたようで、3日目の朝から自力でトイレに行って、排泄してくれます。
3日目の通院後、排便も普通になり、トイレで済ませてくれます。
不在時や睡眠時のトイレを心配していたのですが、ちゃんと大小はトイレまで行ってしてくれますが、人が近く居ると排泄はしてくれませんね。
在宅中は、ネコがモゾモゾしだしたら、席を外してやると大丈夫でした。新聞紙を掘り出し始めたら、それが合図です。
餌は、不在時はドライフードとお水、在宅時は缶詰類とミルクに切り替えますが、お水だけは手を付けていませんが、点滴の影響だと思われます。

嗅覚も少しずつ回復してきているようで、カップを口元に運んでやると、臭いを確認してから食べています。最初は口に付けないと食べませんでした。
薬は餌に隠して与えています。
ビブラマイシン 1/4錠を1日2回 (鼻炎関係の抗生剤)
フィログラデュメット 1/2錠を1日1回 (栄養補助・貧血対応)
薬を混ぜた少量は、手から直接食べさせて、飲んだのを確認します。
先住ネコは誤魔化しが効かなくて苦労しますが、嗅覚の鈍っているこの子は楽です。
子猫と違って、成猫は懐き難いです。野良が生粋だとすると元気になったら近寄らなくなるかも知れません。
体力が回復してきているので、時々威嚇してきます。
敵でない事を認識してもらって、お友達から始めたいですね。
とりあえずは、ご飯と寝床を提供しているので、大丈夫だとは思いますけど、どうなることやら・・・です。
マイケルは無事に帰って来る事を祈ります。
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