お二方ともとても猫ちゃんに対して真摯で、愛を注いでいるのがわかって、里子に出した身としては嬉しい限り(*´∀`*)なのですが…。
こげ美ちゃんもフィガロちゃんも、超甘えっこで、私は羨ましいのとうらめしいので、もう、うらめやましい!と変な日本語を作ってしまう次第です。
しかも、先住猫ちゃんとの相性も問題なし!
あ、こげ美ちゃんはそこそこ大変な時期があったりもしたようですが。

こげ美ちゃん(黒)&ももさん(茶トラ)
ちなみに、こげ美ちゃんには、一年後にお会いしました。
その時、こげ美ちゃんは、私の顔を見て『あら…お客さん?どこかで見たような…』ポク…ポク…ポク…チーン!繋がった!あの女!と言わんばかりに、飛び上がって物陰に隠れ、ニャーニャーと鳴いて訴えていました。
猫の言葉はわかりませんが、なんか『行かないわよ!あたちはもうここのおうちの子なんだから!よそのおうちになんか行かない!ずっとママといる~!』と聞こえました。
え、ちょ、待ってこげ美ちゃん!私、そんな猫身売買の総元締めみたいな扱い!?
一番なつこかったこげ美ちゃん…抱っこしながら、言ったじゃない、『ウチには帝王がいるから、一緒には暮らせないんだよ。その代わり、ウチよりもずっといいおうちを見つけて斡旋してあげるからね…!』って。
その通りのおうちに嫁入りさせたじゃない…!
もう離せないよ!こげ美ママさんに私が殺される(笑)!
そしてフィガロちゃん。ママのストーカーで、抱っこ大好きで、寝る時は首の周りでママさんを窒息の危機に陥れているという…。
フィガロちゃんは、先住猫のクレオくんとは半月くらいしか年の差がなく、仔猫同士だったからか、もう兄弟なのか恋猫なのか、超仲良しです。

フィガロちゃん(キジトラ)&クレオくん(茶トラ)
フィガロちゃん…とにかくビビリで、保護当初、私が抱き上げるとぺったりと耳を寝かせ、『た、食べられる…!天国のママにゃん、今、お側に参ります…』みたいな顔をしていたフィガロちゃん。
食べないよ!?むしろ食べさせたかったよ!!なんで君だけ他の兄弟より150グラムも軽いんだよ!?と私の心配を一心に受けたフィガロちゃん…そう…ママにべったりなの…。抱っこ大好きになったの…。ちょっとジェラシー…。
加門七海さんという作家さんの、エッセイって言うのかな?猫を飼うようになったご自身のお話を、最近読んだのですが、猫好きの、外国の超能力者の方とお話された際に、『猫は自分の行く家を決めて生まれてくる』というような事を聞いたくだりが書いてありました。
残念ながら虐待されている子もいる現実を鑑みると、一概にそうとは言えない気がします。
ですが、幸せになった子はみんな、運命のおうちに縁付いたんだと、自分の選んだおうちにたどり着けたんだと思っています。
きっとこげ美ちゃんもフィガロちゃんも、『あたち、あのおうちの子になるの!その為には、こーやって、こーやって、こーゆールートを通るから…ふくふくねこのおうちで生まれなきゃ!』とか、計算してやってきたのだな、と(笑)。
それでもってコタロウさんも、我が家にくるように計算して、私の友人の家の物置で生まれてくれたのね♪
ねっ、コタロウさん♪

帝王『………こんな格好させられる家に、わざわざ計算してくるとでも…?(怒)』
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