連絡の取れなくなった里親さんと決着がつきました（前編）

2018年2月11日(日) 2018-02-11T01:35:37+09:00 1138 / 2

私自身、まだ混乱も残っているので、何が起こったのか、経緯を書いておこうと思います。

1月2日の日記にも書いたように、譲渡した里親さんから成長確認の為に送ってもらった写真が不自然だったため、再度写真をお願いして以来、連絡が取れなくなってしまった件についてです。

結論から言うと、送られてきた写真はまったく関係のない猫の写真、そして私の譲渡した仔猫は逃がしてしまった、ということでした。

順を追って、書いていきたいと思います。

最初に、里親さんに、譲渡した仔猫の写真入りの年賀状を送りました。
『この子たちの現状を知りたいのです、何かあったとしても里親様を責めたり争う気はまったくないので、本当のことを教えて頂けませんか？』と書き添えました。
もし、里親のお嬢さん（連絡をくれた方。家族構成は、父親と妹の3人家族）が、一存で他の方に再譲渡した場合、家族がこの書面を見て、不審に思って何かアクションを起こしてくれるかもしれないと思ったからです。
ですが、年賀状は宛所不明で帰ってきてしまいました。
11月頭に送った手紙は返ってこなかったこと、引っ越し後の転送は1年間とのことなので、12月以降にお引越しされたのではないかと推測しました。

まず、里親さん宅の近くの交番に行きました。
これこれこういう理由で、里親さんと連絡が取れなくなってしまった、もしかしたら引っ越しの際に逃げてしまったとか、置いて行ってしまった可能性もあるので、そういった捨て猫や迷い猫の通報はなかったかと聞いてみました。
交番のおまわりさんはとても親切で、親身になってくれました。
・配属されたのが最近なので、1年前までは遡れないが、引継ぎの時にも捨て猫の通報があった話は聞いていない。
・野良猫が増えたという苦情はない。
・猫が事故等で死んでいるという報告もないし、多分ここ数年そんな通報はなかった。
譲渡の際に、どういった会社にお勤めなのかを聞いているから、多分職場は探せると思う、と相談したら、
『入口で毎日出てくるのを待ったりしたらストーカーで訴えられるかもしれないけど、譲渡誓約書があるんだから、堂々と受付にいって連絡が取れなくて困ってるんですって言えば問題がないよ！ちゃんと本人と交わした書類があるんだから！がんばって！』と助言されました。いや、それは本当か…。いきなり行くのはアリなのか、でも現役警察官の言うことだからいいのかな…。これは今でも半信半疑です。結局、勤め先に行くことはしませんでした。

次に、保健所に連絡をしました。
同じように経緯を説明して、猫が飼えなくなった相談がなかったか、殺処分の記録はないかを聞いてみました。
保健所の方はお役所仕事という感じで淡々とした対応でした。
・相談してきた人や内容の情報は残していない。
・板橋区の保健所には収容施設も処分施設もないので、預かったり処分することはない。
・相談があった場合は、板橋区の里親探しサイト『わんにゃんバンク』で新しい里親を探すことと『東京都動物愛護相談センター』を紹介している。
現在、東京都は殺処分０を目指しているので、殺処分の可能性は低いですよね…？と聞いてみたら、『それは都の方針なので、私たちがどうこう言うことはできません！』と若干キレられました…。
都の公務員？の中でもなんか色々ありそうです…。

わんにゃんバンクのサイトにアクセスしてみましたが、、現在収容されている猫に三毛猫と白キジはいませんでした。

次に、東京都動物愛護相談センターに連絡をしてみました。
『それは、譲渡の際の民事トラブルなので、民間の相談を受けてくれる行政書士センターを紹介いたします』とのことで、行政書士ADRセンターを紹介してくれました。
こちらで、火・木・土にペット関連の相談を受けてくれるとのことでした。

そこで、行政書士センターに相談しました。
こちらでは、『譲渡先の方に、成長確認の写真を要求する調停を申し立てることができます』とのことでした。それはいくらぐらいかかるのか聞いてみたところ、まず申し立てに３６００円、相手方が受けて調停が開かれればさらに３６００円の、合計７２００円。相手が受けてくれるように行政書士センターでも全力をつくすがもし相手がどうしても受け入れずに調停が不成立になった場合、最初に支払った３６００円は戻ってこないとのことでした。
１００００円掛からないんだ、という事に、少しびっくりしました。
そして、『でも1万円ではっきり結果がわかるならそれは少しも惜しくない！』と思いました。
行政書士センターさんからは、出来ればお勤め先を調べて、在職確認をしてほしいと言われました。
引っ越しているので、連絡先がわからないのでは、調停の書類を送ることもできないとのことで、それはまったくその通りだな、と思いました。
そして、在職確認の電話は、出来るなら私本人ではない方がいいだろう、との助言も受けました。
私の名前を聞いて、電話に出ない可能性もあるからとのことでした。
出来れば代理の方から電話をしてもらい、電話に出たら説明して代わってもらうのがいいだろう、そこで話し合いが出来て、調停を申し立てずに済むのなら、それが一番いいですね、と。
なるほど、さすが百戦錬磨…！

そこで友人、ボランティア経験者の友人、お世話になっているボランティアの方、その関係の方…と色々巻き込んで相談した結果、お勤め先に代理の方から電話を入れてもらいました。
電話の際には、猫の件については言わず（もし、受付の方に「虐待の可能性があって」などと言うと、最悪名誉棄損で訴えられたりする可能性があるかもしれないからです）。『〇〇様はいらっしゃいますか？』と里親さんの名前を告げたところ、あっさりと本人に繋げてくれました。

応対の内容ははっきりわかりませんが代理の方によると、猫の件と分かったとたんに態度がガラリと変わって、ひどく悪かったそうです。代理に方からの報告は以下の通りです。
・二匹の猫は、自分が体調を崩して入院している間に父親が、職場の人に別々にあげてしまった、その父親の職場の人とはもう連絡が取れない。
・約束通り猫の画像を送ったのに、ふくふくねこさんがなんだかんだ色々言ってくるから、もう無視しろって父親に言われた。
・もう会社に電話してこないって約束してください。
話し合いに応じてもらえないなら、警察や調停などの法的な手続きをすることになるので、きちんとお話し合いが出来ますか、都合のよい時間にふくふくねこさんから連絡するように伝えますが、言うと、『じゃあ7時…いや、7時半…8時、8時に携帯に電話をください』と時間指定がありました。
なんで3回も変えたのかな…その間に何か作戦でも練ってるのかな…と思いました。

この後、指定された時間に電話をかけました。友人たちも同席したり、電話で色々助言をくれました。
この後の電話の内容ですが、これがまた…呆れるほど不誠実で、ヒドかった…！
こちらも忘れないように、なるべく細かく書き残しておきたいと思います。

長くなるので一度切ります。
続きは明日書きます…。