【はっさく君事件】③幸村君の死から、はっさく君捜索

2016年9月28日(水)

はっさく君事件

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続きの日記です。
前から読んでいただけるとありがたいです。（⑤まで続きます。コメントは最後に開けます）
【はっさく君事件】①

【はっさく君事件】②

幸村君は、もうすでに死んでいたのです。。

保護主に返した、とはなんだったのか？
電話先で、何も言えませんでした。
そうなんですか…ありがとうございます。
そう返事するのが精いっぱいでした。
誰にぶつけたらいいのかわからない怒りと悲しみで、手足ががくがく震え、その場で崩れました。
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正直、この時のことを思い出すと文章に書けないんです…
ショックが大きすぎて。
本当は、こんな5,6行で気持ちを纏められる話なんかじゃないんです。
この日記を、半年近く下書きに入れたままだったのは、そういう理由がありました。
関係者も、この日記を読むのがツライ、と言ってます。
実際、子猫を一度手にしていますから。
それでも二度と同じ事件を起こさせたくない、という気持ちがあって掲載していることを、ご理解くださるとありがたいです。
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私は問い詰めました。
本人曰く、きつい睡眠薬を飲んでいるため、フラフラしているときに誤って踏んでしまった、と。
飲んでいる薬も全部見せてもらいました。
「今は不眠症だけでうつは軽快している」
嘘でした。
うつ病というよりも、統合失調症でした。
私もこの時鬱と統合失調症の違いを初めて知りました。

ここで統合失調症について少し。
統合失調症とは
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html
さすがに厚生労働省のHPですから、人格を否定するような事は一切書いていないですけど、まぁ…調べるとすごいです…

昔会社の同僚にそういう人がいました。
私と先輩と3人で仕事していたのですが、ある日突然、トイレにこもって泣き出しました。
そして上司に、私と先輩が会社の金を使ってストーカー100人を依頼している、最寄駅から会社までずっとつけてくる、と言い出しました。
「不景気のこのご時世に、会社がそんなお金かけられないでしょ？そんなに心配なら警察に相談しなさい！」
上司がそういうとそれはそれで終わったのですが。
悪い空気を追い払うと言って、デスクでは常に「プハァ～」と声に出して呼吸していました。
とうとう会社を休みがちになり、IDを回収するために総務が家までいくと…
なんと警察が巡回していました。ストーカーの被害届けを出していたようです。驚きました。

多分彼女は今思うと統合失調症だったのだと思います。
Aはここまでひどくなかったかもしれませんが、処方されている薬は統合失調症でした。

それでもAははっさく君は逃げたんだ、と言い張りました。
はっさく君がまだ生きている、という保証は微塵もなかったのですが、すでに死んでいるという情報もない。
私たちは1%の可能性を信じて、探す事にしました。
ポスターを張り続けるように言いました。
④に続く

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