尿路療法食が合わなかったと思われるレアケース【血糖値が急上昇しました】

2016年7月30日(土)

糖尿

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ご無沙汰しています、ゲシコビです。
今回、ポテコにまさかの糖尿病の疑いがでて大騒動でした。
最終的な方針（食事療法で済むか、インシュリン開始か）はまだ、決まっていませんが一週間後の再検査ではっきりするようです。
現在のところ、フードをヒルズのw/d（ドライ）とアニモンダの糖尿コントロール（ウェット）で様子を見ることになりました。
今まで、頑強の一言で表せていた彼女だけに、大激震だったのです。

発端は10日ほど前から始まった多飲多尿でした。
もともと彼女は年中お冷（冷蔵庫で冷やした浄水）を好むため、ご飯と一緒に置いてある水には一切手をつけません。
ですから、昼夜問わずしょっちゅう『お冷ください』と要求します。
そしてがぶ飲みし、当然飲んだものは出ます。
トイレ、うちはペットシート派ですからオシッコをするたびに交換しますので、一晩に５回、約１時間に一回起きて交換し、お冷を飲ませるわけですから、いくらなんでもおかしいだろうと思いました。
まるで腎臓を病んでいるかのようでしたが、年に２回の血液検査（最後にしたのは５月末）でBUNの値は26.0（標準値13.1～29.5）でしたので、変だなぁと思い獣医さんに連れて行きました。

すると

GLU（血糖　標準値56～136）：511
　　　５月は116、本日は380で一週間、食事を戻しただけで130も下がったわけです･･･

BUN（腎機能　標準値13.1～29.5）：24.2
　　　５月は26、本日は測定していない

とんでもない血糖値に高脂血状態にあり即座に『糖尿病』ではないかと言われました。

実は５月末の血液検査の際、彼女はドライフードしか食べていないことから尿路結石予防の療法食でないと高い確率で尿路結石になるからと獣医さんのみで購入できる療法食と通販で購入も出来る、療法食（ともに国産です）を勧められ、購入して在庫しているロイカナのインドアロングヘア、アボダームの毛玉ケアに混ぜて慣れてもらい、徐々に療法食を増やして最終的に療法食に切り替えることにしました。
そして９割がた、療法食にした3日くらい目から始まった多飲多尿･･･

彼女が口にするのは、乳酸菌サプリとミドリムシ粉末、ささみ出汁に10日に一度以下の『食べられる歯磨きロープ』のみで、それだって赤ちゃんの頃からの習慣ですから、それらに原因があるなら今までの血液検査ですべて標準値範囲内にいたことの説明がつかないと思いましたから、どうしても尿路の療法食を疑いました。

それで経緯を獣医さんに説明したところ『そういう症例は聞いたことがない』とのことでしたが、事実目の前にそれが起きている。
その他の要因にストレスが考えられました。

猫さんは人や犬さんと違い、ストレスで血糖値が500を超える症例があるとのこと。
また、猫さんの糖尿病は徐々に血糖値が上昇する類のものではなく、なるときは一気に血糖値があがるとのことで、多飲多尿意外に症状の出ていない段階で気づけたのは非常に幸運だったとか。

ストレスについて、思い当たることはありました。
今まで、彼女は殆ど誰かしら一緒にいる生活をさせていました。
私の仕事も基本在宅ですから、それが出来ていました。
けれど、２月に実家の兄が倒れ入院し７月に退院できるようになり、その手続き他に駆りだされ、今月に入って週2日は４時間以上留守番をさせる生活になりました。
私もそれで多忙を極め、相当イライラしていたと思います。
それを敏感に感じ取っていたのではないか･･･反省しきりです。

ストレスもあったろうけれど、フードが彼女の体質に合わなかった可能性も相当高いと思います。
他の子では、そのようなことはまず、ないのでしょう。
けれども、たった2ヶ月でここまで上がってしまう･･･そして、フードの成分を見ると

尿路ケア用フードの原料は、トウモロコシ、コーングルテンミール･･と続いています。
脂質は14.5％以上。
対してｗ/ｄは鶏肉、トウモロコシ･･の順で脂質は6.5％以上。

怪しい･･そう思うのは私たち家族だけではありますまい(笑)

で、今回思ったこと。
尿路ケアの療法食に切り替えた場合、多飲多尿が起きていないか注意された方が安全です。
大家族さんの場合、お水が減るなぁとかトイレにオシッコが随分されてるなぁと気付かれたら、お水を一か所に集めてどの子が何度飲みに来るかを３時間も数えればすぐわかると思います。

定期的な血液検査で腎臓に心配が無くても、多飲多尿は『今年は暑いからなぁ～』と思い込んで放置するのは危険です。

一先ず来週の再検査まで、自宅で尿検査をして万が一にもケトン体やブドウ糖が250も出た日には獣医さんに担ぎ込まなくちゃ！と思っています。

彼女、多飲多尿は穏やかになりご飯も良く食べ、飛んだり跳ねたり良く遊びます。
万が一、インシュリン生活でもしっかり支えるので心配はないのですけれどもね(笑)

ゲシコビ

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