根っこの話になるけれど（猫さん室内生活のお話）

2016年7月8日(金) 621 / 15

猫さんの室内生活についての日記を多く拝見する昨今。
私も室内生活に一票です。

昔は外での生活が当たり前だった。
住宅事情や生活環境によっては･･･　そう思われる方が多いのも現実ですし、その方の御膝元で幸せに暮らす猫さんがいるのもまた、現実です。
それでも、室内生活（監禁生活）に一票を投じてしまいます。

以下の日記は、私の実母がご近所の猫さんにしてしまったことの日記です。
始めにお断りしておきますが、私の母は幼いころからの、大の猫好きです。
そんな母でも、置かれた状況や住環境によってはこんなことをしてしまった･･･
しかも、時代は昭和３０年代、猫さんお外生活は当たり前の時代です。
そんな時代でも、困ることは困る･･人は状況によって変わってしまうんです。

初代東風が室内生活だった訳（母ネタ） 2013年5月23日(木)

室内生活が良いか、お外にも行ける生活が良いか。
結局は猫さん自身に聞いてみなくては答えは出ないと思います。

けれど、やはり基本は

『人にされて嫌だったことは、人にはしない』　だと思います。

自分の責任において管理している場所をトイレにされて快いと思われる方は極小数だと思います。
トイレやアレルギーで困る方がいるなら、キッチリと二度目はありませんという対策が必要です。
では、どう対策するか。　やはり室内生活（監禁生活）になると思います。
いきなり自由奔放だった生活から、室内生活（監禁生活）は確かにストレスだと思います。
ならば、子猫のうちから室内生活（監禁生活）を始めてはいかがでしょう。

校外の生活で、今はご近所さんとも上手くいっているから･･
けれどそれも、いつまで続くと言う保証はないのです。
実際、高齢になり『本当にいい人だったのよ、だけどここ2年くらいかしら･･』という言葉を耳にされることはありませんか？

私のご近所にも、豹変された方がいらっしゃいます。
つい最近まで、ご近所の小型犬の頭を撫でていらした方の豹変に驚きましたが、豹変されるまでには、恐らく『ご近所だから、お互い様だから』という気遣いをする気持ちの余裕があって、長い間我慢してくれていたのだと思われ、今まで問題とならなかったことは、その方の気持ち･･我慢と言う犠牲のもとに成り立っていたのかと思うと、自分は大丈夫か？迷惑かけていないだろうかと不安になります。

加齢によって、その気持ちの余裕がなくなってしまうことは多いようです。
そして、高齢化の進む日本に私たちは暮らしています。
今まで大丈夫だったけれど万が一そういう状況が発生した場合に、危ないから！といきなり室内生活（監禁生活）になったらそれこそ大きすぎるストレスを与えることになるのではないかと思うのです。

今までと同じ生活が出来ると思っていたけれど、そうではなくなってきた･･そう実感する事の多すぎる今日この頃。
急激な環境の変化を強いなくてはならなくなる事が容易に想定されますから、今まだ幼くしている子猫さんや、数が多いとは思えないけれど超高齢で眠る時間の多くなっている猫さんからでも、室内生活（監禁生活）への移行を考えてみては･･と、私は個人的に思っています。

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