もちろん、応募時に代理である旨と詳細は送って、募集主さんからは了解は得ていましたよ。
一件は、急な転勤で急いでいらっしゃるので近くの人にしたいと、丁寧なお断り連絡をいただきました。
二件目は連絡は頂けなかったけれど、地元の方に決まったようだったのでめでたし、めでたしだったのですが。
最近、お友達から私が応募していた子が再度募集に出されているようだ。との連絡をもらいました。
見てみると、年齢は微妙に違うものの、確かによく似た子が里親募集されています。
前の募集主さんと同じ地域から、前の募集主さんと同じ年齢の方が。
もちろん今募集している方も、私と同じ猫に応募されていました。
そこまでなら、単なる偶然なのでしょうけれど、この方以前にも別の子を募集をしていて、その際の引き取り方法に指定された理由が前飼主さんと全く同じ。
確か前飼主さんは自家繁殖が飼いきれなくなったとの理由で複数回募集をかけて注意が入っていたはず。
貰った人も自家繁殖してしまったのでしょうか???。
まあ、今回の募集主さんが絶対に自分で繁殖したと言うわけではないのですが、もしも譲ってもらった猫なら尚更、里親募集する前に前飼主さんに相談しなければだめですよね。
譲ってもらえないとか、応募したのになんちゃら言う日記は時々みかけますがが、最近は譲ってもらった猫を再譲渡したり、安易にお返しするのも流行りなのかな?と、ことがあります。
人間の生活もおかしくなるほどなじまなかったり、先住がいてどちらかが病気などの止むをえない理由で、十分な話し合いがもたれた上でお返しするようなケースは別として、単純に懐かない、好みでないなどの理由で返してしまう人に限って、お返しするか悩んでいる最中には、もう別の猫に応募していたりするのですよね。
双方合意のトライアル中であるなら兎も角、せっかく馴染んできたおうちから帰されるのって、猫にとっての負担はもちろん、譲った人も切ないでしょう。
私も昔、お譲りした猫が帰ってきたことがありました。
先方に気の強い雌猫がいて、うちからいった子が丸一日トイレも食事も出来ず威嚇され続けているとのことで、「このままでは子猫に身体が心配なので。」と、貰ってくれた方は泣いて謝ってくれたのだけれど、無理してなじませる前に、一晩で決断してくれてよかったと思いました。
他にも欲しいと言ってくれた方はいたけれど、何度も違うおうちに行かせるのがかわいそうで、うちに残す予定だった子をお譲りして、出戻ってきた子は18歳で亡くなるまでうちから出ることはありませんでした。
猫を譲る人は決して厄介払いをしているわけでなく、世の中に沢山いる猫の中から自分の子を見初めてくれる人なら、きっと可愛がって、自分のところにいる以上に幸せにしてくれると思うから譲るのです。
それなのにほかの子と交代みたいに帰ってきたら、悲しいですよね。
ネコジルシに限った話ではないけれど、安易に猫が欲しいって人が安易に手放すケースが増えているような気がするのは私だけでしょうか。

ゴジラに踏まれちゃえ
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