引き続きあおいちゃんとの徘徊日記で。

2日目は、横浜巡り。
遅い朝食、と、言うより早めのランチを済ませて向かった先は、今回あおいちゃんのもうひとつの目的地、ディスプレイミュージアム。
ここ、ちょっと穴場なんですよ。
業務用(家庭でも充分使える)デコレーションや、アートフラワーの材料がお手頃価格で買えるので、知る人ぞ知るって感じで、結構賑わっていました。
私たちが買ったのはマツボックリだけでしたが、レジはクリスマスやお正月用のアレンジメント材料を大量購入する人で混んでました。
(他人を間に挟んで、お喋りするのはやめて。)
駅まで戻るのも面倒だったので、そのままシーバスで山下公園まで。

海岸通りから元町あたりの紅葉が一番きれいだったと言う、灯台下暗し。
しかし、次の目的地、港の見える丘公園までのバス停がみつからない!。
時間には限りがあるし、仕方がないので歩いて坂道を登りましたが、ここで気がついたのが、前日からあおいちゃんと私の会話には、ほとんどネコジルシが出てきてないんですよね。
お土産を買ったりしているので共通の知り合いの話程度は出ますが、リアルで楽しんでいる時に、バーチャルに固執しても仕方ないので、これはこれで、正しいオフのあり方のような気はします。
大人数で、ネコジルシのオフ会なら話は別でしょうが、遠方から来た友人を前に、ネットの中の人の噂話に明け暮れるほうが異常です。
前回は帰り際にあおいちゃんに嫌な思いをさせてしまったので、今回はこのスタイルでよかったのかも。
今後とも、是非この方向で。
さて、ひーこら言いながら坂道を登り、大佛次郎記念館に行きました。
流石は猫好きで有名な作家。
館内さりげなく、照明の上にまで猫の置物。
再現された書斎にも、嘗ては飼い猫が寝そべっていたのでしょう。
程よい静寂で、こじんまり押し付けがましくないのが心地よい空間です。
昨日行った鎌倉の話なんかをしながら(大佛次郎は鎌倉縁の作家でもあります。)過ごした後は、偶然やっていた、山手西洋館 世界のクリスマス2017へ。

まさに午後ティー、イギリスクリスマス。

派手さはないけれど、温かみのあるドイツ。
時間の関係上、いくつかの展示しか見る事は出来ませんでしたが、イギリスは朝から晩までお茶だとか、フランスでも葡萄の採れない地域ではワインではなくシードルで祝うなど、同じクリスマスでも、お国柄がでていたのが楽しくほっこりした気持ちになれました。
名残惜しくはありますが陽もとっぷりと暮れて、猫だけのお留守番には限度があるので、あおいちゃんもそろそろ帰らねばならず、クリスマスイルミを楽しみながら元町散歩をした後、軽く食事をして、帰路につきました。
新幹線の中のあおいちゃんに、2日間をふりむく気力が残っていたかは謎ですが、いつか振り返り、楽しかったと言ってもらえる旅であればよかったと思います。
あまり旅日記を書いていると、猫の話してください。などと、余計なお世話係に怒られちゃうかもしれないので、続きはあおいちゃんの日記でどうぞ。とか、プレッシャーをかけながら、観光日記を終わります。
皆さま、どうぞ楽しいクリスマスを。

「あたちも今回はお留守番でしたよ。」
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