ろくちゃんのけはい その7の1

ろくちゃんのけはい　その7の1

2018年3月1日(木) 301 / 0

今日から三月か！

ろくちゃんのこと、今日で一区切りにします。
昨日はニンゲンで言えば初七日ってことで
一週間あっという間だなぁ・・・。

ろくちゃん、
先週の今日はもうろくちゃんは体だけになっちゃってたんだ。

銀河鉄道の片道きっぷ、、、
火葬のこと

前の日、ろくちゃんがなくなって
わたしはこのままにはしておけないし、
おっとに
「ろくちゃんの、、、、お骨がほしいから、、、」ってお願いした。

「どう思われるかな」ってちょっとドキドキした。
だって、区の清掃事業所に連絡すると、少しの負担で合同で火葬してくれるらしいから。

合理主義のおっとにすれば
業者さんに依頼するのって
「むだ」なことじゃないかなぁ・・・・。

おっとはネットで検索してくれた。
引き取って火葬をしてくれて、あとでお骨を届けてくれるのとか
火葬するところまで行ってお骨をひろう形のところとか、いろいろあった。

はじめはね
ご近所のえさやりさんのお家にいるねこちゃんがなくなって
段ボールにたくさんのお花を入れて、業者さんにおねがいしたのを見たことがあったから。
そんなふうにろくちゃんもお花をたくさん入れた箱にいれてあげようって思っていた。

ろくちゃんがなくなってから、ちょうどいい大きさの箱をさがした。
「盛岡りんご」の箱がずっと寝かせていたベッドと一緒にいれれそうな感じ。

おっとの見つけたところは
ペット霊園とか斎場があったりしてなんかピンとこなくて
だって霊園とかにお骨入れる気はないの。
ずっと一緒にいたいから。

いろいろ考え、比較検討の結果
私がみつけたそこそこ距離はあるけど
移動火葬の業者さんに電話をしてみた。

その業者さんのサイトはシンプルで分かりやすくて
ざっくり流れがかいてあって硬直のことも書いてあって、
そのおかげでろくちゃん楽な姿勢にしてあげることができたし。
（頭ではわかっていたつもりでも硬直のことすっかり忘れていた。
どんどん硬くなって冷たくなっていった。あっというまでびっくりした）

業者さんは時間指定可能で時間も何時でもいいと言われた。
公園の駐車場で日中一人で見送らなければならないのかと思っていたので
ありがたかった。

うちはお店をやっているので
お店の閉店時間から逆算して、火葬を始める時間をきめてもらった。
そうするとおっとも一緒にお骨を拾える。

駐車場も近所のコインパーキングを利用できるとのこと。

火葬の車のところで、小さな簡易祭壇も作ってくれてお線香もできるといわれて
お線香とかはいいですって言ったのだけど結果段取り良くセットしてくれた。

問い合わせをしたときに
段ボールにいれておけばいいのかと聞いたら
段ボールやベットが一緒だときれいにお骨が残らないので
実際に炉には、いれません、
ベットや金属のようなものは一緒にできないといわれた。
だからベットに寝かせておいたままでいいですって。

お花やおやつは少しならばいいって言われた。

首輪をしていなかったろくちゃんだけど
虹色のおリボン、とってもかわいかったのでつけてあげた。

お花は自分の育てた花、クリスマスローズと
お花屋さんにあったサクラソウの鉢植えを購入し、
お花を摘んで花束にした。
クリスマスローズは、冬場のお花のないときに、もしもネコズがいったら
その時にって思っていたから本来の目的通りになった。
私は年中小さくてもお花を咲いているようにしているのはそのためだったけど
まだまだそんな日は先だと思っていたのになぁ。

おやつも、少しずつ、ろくちゃんの食べてくれたお刺身やから揚げを
お土産でもらった肉球もなかののキットで
あんこだけ食べてかわいくて食べられなかったもなかの皮をお皿にして盛り付けた。

それにしても、なんであんなに硬くて冷たくなっちゃうんだろうなぁ。

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