実家の姪っ子が子犬が欲しいといい 両親が孫のために奈良リビング（地方紙）の「差し上げます」
コーナーに載っていた生後2か月位の仔犬を譲り受けてきました。
ビーグルのMIXなので胴長、短足
すくすく育ち 成犬では15ｋｇ程になり力も強く 散歩してても大人しく歩かないお転婆犬
それゆえみんなから アホ犬、アホ犬と言われていました。
1994年秋頃から 70歳代の両親はラフの散歩が辛いと言い出し、
1995年の正月親戚一同集まった時にもその話が出ましたが 誰も受け入れてくれなかったので
1月5日 又実家へ行きラフを連れて帰ってきました。
車から降りると 門の前で入ろうとしない。
次は玄関の前で座って動かない。
私達には馴れているけど 我が家は初めてで 遠慮してたようです。
夜に主人が仕事から帰宅しラフを見て こうなるだろうと予想していたようでした。
それから 我が家で生活することになりました。
ラフ（2008.5.31没）
実家では家の横に柵をしてたので 避妊手術をしていませんでした。
引き取ってきて間もなく、動物病院へ手術をお願いに行くと 8歳なら後数年だから
オス犬が来ないように気を付けてあげたらどうですか？ と言われ手術しませんでした。
そのうち我が家にも慣れ アホ犬と言われ続けた犬が大変身(^^♪
何を教えてもとても物覚えが早く 怒ったことがない穏やかな良い子でした。
「待て」は私がキッチンに行ってコーヒーを入れて部屋に戻るまでOK
尻尾の振り方に特徴があって 普通に嬉しい時は左右に振り、
モーレツに嬉しい時は 右回り、左回り、どちらでも円にグルグル回しました。
円に回すのは 近所の大好きな犬と 近所のジャーキーくれる奥さんと 私の3人のみ。
地震、いなびかり、雷の数秒前にはいつも「ワン！ワン！」と教えてくれました。
全盲のヒカルを庭に出していた時には いつも野良猫から守ってくれました。
ヒカル（2016.8.13没）
散歩中娘の手からリードが放れ ホリーが逃走した時も ラフは後を追いかけて行き
1時間後に暗い中 ホリーを連れて帰ってきてくれました。
ホリー（2010.5.3没）
その時は ラフありがとう！！ と抱きしめましたよ。
そして 年月は過ぎ 2005年18歳の時 急に食欲がなくなり病院へ行きました。
獣医は老衰と思われたんでしょうが 私は納得がいかず点滴を続けました。
すると 3週間程してから子宮から大量出血 子宮蓄膿症でした。
獣医は手術の麻酔で亡くなるかも知れないし、そのままでも確実に亡くなりますと。
たとえ3ヵ月でも長生き出来るならと手術をお願いしました。
ラフの生命力は凄いもので獣医も驚くほど 術後翌日にはささ身をパクパク
数日後には 元気に散歩もでき みるみる元気になりました。
この時 私はラフはもう死なないのではないかと思ったほどです。
術後（2005.9.8撮影）
2008年になって認知症が現れ 食べてもすぐ食べたくなる・・・
そして 足腰が弱くなり 私の誕生日の前日 5月31日午前5時に息を引き取りました。
朝までずっと付きっ切り その日の午前中火葬し 目をはらしながら午後から出勤しました。
子宮蓄膿症の手術から3年も長生きしてくれ 21歳の生涯を閉じました。
みんな ラフの良さを見出してくれなかったんだよね。
お利口で 優しくて 従順だったラフ 一緒に暮らした13年間 本当に可愛いかった。
ラフ、 ホリー、 ヒカル
みんな先に逝ってしまったけれど 天国で仲良く暮らしてますか？
もう1度 ラフに会いたいし、また一緒に暮らしたいとずっと思っているよ。
会える時は お母さんがそっちへ行った時かな？
だって 私の可愛い我が子だもの・・・。
※この子達の写真が数少ないのですが
1枚目、3枚目はプリントしたものを主人が残してくれていました。
驚きと嬉しさで もう涙、涙です。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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