台風上陸ゆーても、
「また、うまいこと逸れてくれるんちゃうの～？( ´ε｀ )」とついつい期待してしまう大阪人のサガで、
ギリギリまで何の備えもしてなかったんですが、
朝一番のニュースを付けると、今回はどうも、マジで何ともならんらしいのが判明。
それも、電柱も倒れる規模の、大層な暴風を伴う予測というではありませんか。
おいおい。
うち、築五十年越えの木造やのに(´･ω･`; )？
いよいよお尻に火が着いて、台風を迎える仕度に取り掛かりました。
水で膨れるタイプの土嚢を風呂場に置いた金ダライでひたすら作りながら、
足のグラつく丸椅子を足場に窓にブルーシートを被せたり、
風で飛ぶ可能性のある物をせっせと物置小屋に移動させたり。
勝手口の外側周りにパンパンに膨らんだ土嚢17袋をびっちり敷き詰めたら、もう、昼前になってました。
我々のバタバタしている様子にゴン太も
「なんや、今日はえらいせわしないな」とは感じていたようですが、
野性の本能で台風を察知しているのでもないらしく、
もりもり朝ごはんを完食した後はオシッコもウンチも速やかに終え、
いつも通りにペットディフェンス網戸越しに縁側を隙見ングしたり、
おやつを食べたり、
バンザイお腹丸出しで寝こけたりしてました。
昼頃から降り出した雨は静かで、付けっ放しのNHKを眺めながら、
ありゃ、やっぱり大したコトないのかしら？と思い始めていたのですが、
午後1時40分頃。
俄にそれまでとは違う激しい風が吹き始めました。
「…！？」
ヘソ天で寝てたのに瞬時に腹筋(？)で身を起こすゴンスケ。
「！！？？」
ガタガタガタ。
雨戸を閉めてある、縁側のガラス戸の方を見ています。
ほんまに、大変な風でした。
びっくりから一転、びょうびょう逆巻く風音を尻目に
窓から家の裏手が見渡せる台所の茶碗カゴに乗っかり、
「これ、外に誰かおるんちゃうんかい！
ちょっとどないなっとるか見たるから、窓開けてみろや(ФωФ)☆」
と息巻くゴン太を写真におさめる余裕が無いくらいには、
私も気が動転しておりました( ^_^;)
外側に網戸と木の格子とワイヤーネットを挟んでいるものの、
風で窓ガラスが割れたら危ないと、
何度も繰り返し、ハリキリボーイをその場から引っぺがすのに必死でした。
しばらくすると、この台風の状況にも慣れたのか飽きたのかしたらしく、
ゴン太は平時に戻り、私の布団の上でお腹を出してすよすよ寝始めました。
いったい全体どーなるんかとハラハラでしたが、夕方にはなんとか、強い風は収まりました。
TVでは各地の恐ろしく荒れた様子が次々と報道されておりました・・・・・
毎週火曜日、うちは生協の個配を頼んでいるのですが、
その日は台風の影響で遅れていた配送を受け取る準備をしようと、
玄関のドアを開けたら。
目前に迫った緑で、家の外は 森 か ジャングル か。
あまりにも暗いので、写真を撮す前にだいぶ枝を払いました。
南側の花桃の木が、家に向かって根っこから倒れてました。
他の木々がクッションになってくれて家には当たらず、家屋に被害はありませんでした。
お隣さんに倒れなくて良かった。
玄関ポーチから門までの小道を荷台が通れるくらい、
随分、枝を始末しました。
当日、定期的にお世話になっている植木屋さんに連絡していて、
今日、我が家の様子を見に来て下さったのですが、
この南側の花桃はもう、ダメらしいです。
北側のもう一本と対で、毎年競うみたいに空高く咲き誇ってくれていたのに、
かわいそうな事になってしまった・・・。
今回の台風で被害に合われた皆様、
お見舞い申し上げます。
北海道の地震も気掛かりです。
一刻も早い現状からの復旧を、
心よりお祈り申し上げます。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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