まさみぃ

広島県 50代 女性 ブロック ミュート

保護猫を譲ってもらったご縁から、保護活動のお手伝いをしています。 多くの子に幸せが訪れますように!!

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猫エイズは恐いもの?(ヒマな時でないと読めない長さですww)
2019年4月2日(火) 732 / 11

春です。

恋の季節です。


保護活動者にとっては恐怖の発情期です(笑)


今時期に産まれた子を、5~6月ごろに保護することが多いわけです。

保護活動を細々と行ってるわけですが、昨今低月齢で行ったウィルス検査で白血病陰性と出ていたのが、生後半年過ぎて再検査すると陽転していた、という事例が周りでチラホラ確認されています。
なので私は、少なくとも生後半年、避妊去勢の手術の時にウィルス検査を一緒に行うようにしています。
低月齢での検査の場合、母猫からの免疫抗体が邪魔をして偽陽性偽陰性が出ることがあるんです。

実際我が家のちょび、保護当時3か月ですぐにウィルス検査をしたところ、3兄弟プラスお母さんの計4匹中一匹だけ白血病陽性(偽陽性)が出たそうです。
もしかして!!!と望みをかけて生後半年を過ぎたころに再検査したところ、見事陰転したミラクルっ子。
保護主さん宅には8か月くらいまで半年近くいたわけですが、そのころは頻繁に体調を崩し病院に行っていたとのこと。

現在は健康最優良児。


「鼻水も目ヤニもご縁がありませんの。」



さて、表題の猫エイズ。

野良ちゃんの半数まで行かずとも、かなりの数がキャリアであると言われています。
私が保護した中にもエイズっ子がいました。

我が家っ子になった、腎不全のふくちゃんと、キジトラ長毛のきくちゃんもエイズキャリアです。
他にもエイズっ子がいましたが、幸い里親さんが見つかり。
この子のことは後述します。



「猫エイズ」正式には「猫後天性免疫不全症候群」です

FIV(猫免疫不全ウィルス)により引き起こされる「症状」のことを指します。

起こる症状としては
・リンパ節の腫れ
・口内炎
・下痢
・鼻風邪などの諸症状
・体重の減少

など。
起こる症状、と書きましたがこういう症状は猫風邪持ちであればどの子にも起こります。
違うのは、免疫不全であるがゆえに、そうでない子に比べて治りが悪い、ということ。

そう。

「治りがとても悪い」

のです。


だからエイズっ子と暮らす人は、免疫力を上げるべく気を使ってる人多いのではと思います。
体力が落ちて下痢してるところに口内炎が出来てしまったり、リンパ節の腫れから進行してしまったりするともう手が付けられない状況になります。
こうなると、発症した、ということになるのでしょう。


で。

時折見かける
「エイズっ子とそうでない子の同居はいかがなものか?」という質問。

広く意見を求めると、本当に賛否両論。

厳格に最善策を求めるなら「隔離飼育」に限ります。
それが猫たちにとって幸せかどうかはさておき、接触することがなければ絶対に感染することはないですからね。

獣医に聞いてもこれまた賛否両論。
隔離飼育を絶対的に言う獣医もいれば、本気のケンカさえしなきゃいいんじゃないという獣医もいる。

保護活動者も同じく賛否両論。
先住がエイズ陽性なら、迎える新人もエイズっ子であるべき
先住がエイズ陰性なら、迎える新人も陰性の子であるべき
という人もいれば

本気のケンカさえしなければ大丈夫ですよ
という人もいる

なぜこんなに意見が分かれるのかというと、感染経路がハッキリしてるようで
実はその感染力が曖昧だから。

・噛み傷からの唾液と血液感染
・交尾による体液感染

この二つが濃厚とされるわけだけど、唾液が感染経路の一つとしてカウントされるということは
・食器の共有(お残し食べたり食べられたり)
・水場の共有
・グルーミングのし合いっこ
これはどうなの???ということになるわけで。


ここでいったん猫エイズの話から、人のHIVにしてみます。

「エイズ」正式には「後天性免疫不全症候群」

HIV(ヒト免疫不全ウィルス)により引き起こされる症状のこと。

HIVウィルスについて調べると、猫エイズより詳しく載ってますね。
・血液、精液、膣分泌液、母乳などに多く分泌される
・唾液、尿、涙などの体液では他のヒトに感染させるだけのウィルス量はないとされる

以前何かで知りましたが、唾液で感染させようとするとバケツ数杯分を一気に飲みこむ必要があるのだとか。バケツ一杯でもうぇ~~ですが、数杯分・・・実現不可能な話。
ですから当然、ディープキス程度ではエイズは感染しません。
これは人間できちんと立証されていること。


ということを踏まえて、猫の話に戻すと。


多くの場合問題視する
・食器の共有
・水場の共有
・グルーミング
などは、人の例を参考にすると感染しない、ということになります。

果たしてそれは本当なのか。
残念ながら、明確に研究したデータは出て来ませんでした。
(私の検索の仕方が悪いのかもしれません。あったら教えてください。)

そして検索して出てくる多くの内容では、やっぱり「血液、唾液からの感染が多い」とあります。


で。

我が家の猫事情を実例としてあげると。

3歳の先住オス、ちょびとまる
年齢不詳メス、きくちゃんとふくちゃん

きく・ふくはエイズキャリア。
ちょびまるはノンキャリア。

さて、どうしたもんかと当初は思ってましたが、とりあえず会わせてみることに。

まるは繊細な神経の持ち主のくせに、新人に対しては割と寛大なところがあるから問題なし。

ハンター気質のちょびはどうかなと思ってたらば。
ふくちゃんは年上効果なのか寄って来てもちょっと威嚇するくらいですぐにへっちゃら。
きくちゃんはたぶん若いギャル(笑)だからかな、寄らばポカスカ。
人間の言葉に直すと(笑)

「誰!?お前!」
「あんた誰よ!!」
「人んち勝手に入ってくんなよ」
「仕方ないじゃん!連れてこられたんだから!」
「ここ俺んちだぞ!」
「うるさいわねっ!!!」

で、きくちゃんから大抵「せいっ!!!」とちょびに仕掛けていく。
体格は明らかにちょびの方がでかいのにね。
しかもきくちゃん、左前脚の関節が粉砕骨折して90度くらいに曲がったまま固まってる。
その足でちょびを羽交い絞めしてかかって「きゃーーーーー!!」っと大騒ぎ。
毛は飛び散るは、2LDKの部屋中走り回ってバッタバタ。

幸いなのは、毛は散るけど血は一度も見なかったこと。
本当の本気のケンカではないってことね。
血が出たらヤバいから、ブランケットとケリを入れて割って入る準備をしていつもご対面。
怪我なくバタバタやって疲れたら、はい今日もご苦労さん、とまた部屋を隔てて隔離。
それを人がいるときだけ繰り返すこと1ヶ月半くらい。
そのうち「何だよっ!?」「何よっ!」でペイッとやるだけで素通りしだして
1年経った今ではたまにペイペイ、たまに隣でゴロン、一緒に「ご飯出せー!!」(笑)

という状況の中。

去年の10月生後3週間程度の子を保護、その後続けて3か月くらいの子を保護
更に11月その3か月の子の兄妹猫を2匹保護。

通常の隔離期間を経てリビングにケージを移動し、人馴れ猫慣れ開始。

きく・ふくはやっぱり女子なのね、でせっせと子猫らのお世話をしてくれて。
お世話っていっても、グルーミングしたり甘噛み指導したりだけどね。
おかげで子猫らスクスク育って、適齢期の避妊去勢手術も無事終了。

子猫4匹は手術時に同時にウィルスチェック。
ちょびまるはその後にワクチン接種時に再度チェック。

こんだけエイズっ子と一緒にすったもんだやっても、みんな陰性。



「あたしエイズキャリアですけどこんなこともできるんですの。」



問題視される
・食器の共有
・水場の共有
・グルーミング

全部やってます。


でも「陰性」なのです。


我が家の場合、だけどね。



自分ちのことを考えていろんな文章読むと。
人間のHIVについての記述がそのまま当てはまるような気がするんですよね。
「唾液、尿、涙などの体液では他のヒトに感染させるだけのウィルス量はないとされる」

猫の体と人の体は体積も血液・唾液量などもちろん違うし
感染のメカニズムなんかももしかしたら違うのかもしれないけれど。
少なくとも我が家の子たちに感染は広がっていないのは確か。


そして冒頭に書いた、エイズキャリアで里親さんが見つかった子。
ネコジルシでアップしていた画像が、半年くらい前に亡くなった先住によく似ていたと。
保護された経緯を聞かれたのでお知らせしたら、先住も同じような感じだったと。
先住が亡くなったのは老衰と体調が悪くなったためなんだけど、後悔が残る最後だったので
今度こそちゃんとしてあげたい、この子がよその子とはどうしても思えない、との内容。

エイズキャリアであることをお伝えすると、それこそ2週間くらいかな
みっちり調べて勉強して、獣医さんにも相談して。
普及率の低いエイズワクチンについても調べて、考えたあげく先住に接種したうえで迎えてくださいました。

この子がまぁ頭のいい子で。
サッシのダブルロックを開けて更にサッシも開けるというおったまげな技で、トライアル初日に脱走。
まだ里親宅をお家と認識してないだろうから、そりゃもう大騒ぎ大捜索。
里親夫婦のご主人に、あーしろこーしろと上から目線でごめんなさい。
結果、自分からちゃーんと帰って来たっていう(笑)
あらまやっぱり賢い。

今では先住とすっかり猫団子。
もちろん双方エイズ発症なし。

ちなみにエイズワクチンは、ノンキャリアでも接種した時点から「エイズ陽性」の反応が出ます。
当然と言えば当然ね。
インフルと同じで接種しても罹患するけれど、悪化しないであろうという類のワクチンです。


ストレスが発症の引き金になる、とはエイズに限らずFIPでもよく言われます。

がね、これもね。

保護活動をするうえで絶対行うのが「捕獲・検査・手術・ケージ隔離」
外で暮らす猫たちを無理やり捕まえるのだから、彼らにとっては死ぬ思いほどのストレスのはず。
でもそれがきっかけでエイズ発症とは、我が家の場合なってない。
他の保護仲間にしてもしかり。

じゃぁそれ以上のストレスって何?となるわけです。
体調の悪化、怪我、他の要因が加わってのことかなと。

結局これも「運しだい」ってことだなと、私は思ってます。
個人の意見ですがね。

エイズキャリアは発症せずそのまま天寿を全うする子がたくさんいます。
むしろそっちの方が多いのかな?くらいに。


なので私の結論。


「エイズは恐ろしいものではない」



です。

もちろん実際に何例も検証結果があるわけでなし、文献論文があるわけでなし
実体験に基づいた私なりの結論です。

そしてこれは100%の保証はどこにもなく、信じてくださいとも絶対言いません。
一つの考え方です。

何をバカなことを!!とおっしゃる獣医さんも保護活動者さんもたくさんいるでしょう。
でも、必要以上に恐れることもないと思うんです。
普段から猫同士のことをちゃんと見ててあげて、普通に体調管理をしてればいいと思うんです。

前述のエイズっ子の里親さんになってくれた人も、私も。
自分でしっかり調べて勉強して、自分なりに納得して今の状況があります。
「自分で」というのがとても大事。
誰かに言われたから大丈夫、誰かに言われたからダメ、ではなく
言われたことを参考に自分なりに調べて勉強する、という過程が大事。

譲渡会で他の活動者のエイズっ子を見る機会がよくあります。
そういう子を見てくれてる里親候補者さんには、自分なりの意見としてお話はします。
だけど、最後は自分自身で結論を出してくださいね、とお願いしています。
私が大丈夫だと言ったから飼ったのにエイズ発症した!!!と言われても責任持てませんので
大丈夫ですよ、とは決して言いませんし口が裂けても言えません。

エイズっ子を迎えようかどうしようか、と迷ってる方はそれだけで嬉しいです。
「エイズ」という言葉を聞くだけであからさまにイヤな顔をされる方がまだまだ多いのです。

「エイズっ子は保護しても出ないよね~」とよく言います。
でも、このところ理解者も増えエイズっ子に素敵な里親さんが見つかることが続いてます。





夏になったら猫が床に転がってる、の図(笑)




ということで猫エイズって、そんなに恐いものではないと思うのですが
みなさまいかがお考えですか?

沢山の意見をお伺いしたいです。
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