再会と別れ。

2021年2月16日(火) 451 / 20

こんにちは。
今日は曇り時々アラレの福井県です。
風が強くて寒い…

北海道の皆様、何年ぶりかの…とニュースに出てましたが、大丈夫でしょうか？
東北の皆様も、まだ気が抜けず、精神的にもしんどいと思います。
天気の大荒れや地震等の災害には、人間は抵抗する事が出来ません。
体調崩されぬよう、ご自愛ください。
大きな被害なく済みますよう、祈っております。

さて。
本日朝９時頃、ボラさんがふたりを連れて、我が家に来て下さいました。

我が家で半日以上捕獲機で過ごし、どしゃ降りの中知らない所へ連れて行かれ、気が付いたら体の一部が痛む…
更にまた知らない場所へ移動させられ、知らない匂いがたくさんする中で一晩を過ごし、また移動。
怖かっただろうな…と思います。

我が家に帰って来てリリースするのですが、時間を悩んでいました。
日中はどうしても車通りが多い。
慌てて飛び出して、轢かれては何の意味も無くなる。
帰って来たら、一度茉莉花のケージに移して、晩御飯を食べさせた後に車の少ない時間を見計らって…と思っていたのだけど。

ボラさんが、「もう今放しちゃいましょ❗️トイレもしたいだろうし。」って。
再会を喜ぶ時間も、手術を頑張った事への労りも、信頼を裏切った事へのフォローも、させてもらえる時間無く…
ボラさんの手によって、ふたりは放されました(泣)
私が会えたのは、車から下ろす時の一瞬と、走って帰っていく後ろ姿のみ。
「ちゃんとまたご飯食べに来てね💦」
と、その後ろ姿に声をかけたけれど、来てくれるかなぁ😭

多分ね…
簡易ケージに入ったふたりを、そのまま置いていったら、私がリリース出来ないんじゃないかと思ったんだろうなぁって。

そんな事は…無いんだけどな。
確かに、捕獲の前は悩んでましたよ？
ダメ元で募集をかけるか、茉莉花の遊び相手に家に入れてしまうか。
でも、その気持ちの裏には、手術をしてもしなくても、毎日来るか来ないか、どこかで事故に遭わないか、喧嘩に巻き込まれないか…っていう心配と、来なくなった時のダメージを、これ以上受けたくないっていうのがある訳で。

通いの子の面倒を見るっていうのは、情が入ってしまうと、心底病みそうになります。
割りきらないとって言われたって、割りきれるならほんと、ここまで増えてないんですよ。
一時ヤバかったですけどね💦
家に入れてもストレス、外へ戻しても過酷な生活。
なら、毎回ちゃんとご飯を食べれて、事故や虐待から守れる。
暑さや寒さも関係ない、ある程度の安心が与えられる家の中の方がいいんじゃないか？
外にいたって、１日のほとんどの時間を隠れて過ごすなら、家に入れられて多少の自由しか無いのと、そんなに変わらないんじゃないか。
そんな風に思い詰めた時期もありました。

けれど、後押しして下さったユーザーさんとのやり取り、ボラさんの言葉で正気？に戻って(苦笑)。
それから、『ろーちゃん』の事を考えたら、外へ戻すしか無いんだなって。

ろーちゃんは、先月の大雪のあと、暫くぶりに２日続けて我が家に顔を出した時から、一切姿を見てません。
もしかしたら、どこか違う場所へ行ったのかも知れないけど、もしかしたら…
うちには来れないだけで、近くにいるのかも知れない。

少し前の雪の日も、きーちゃんやしーちゃんが元気で生き抜けたのは、ろーちゃんも一緒に、寝る時は皆一緒にいるんじゃないだろうか？
だとしたら、まだまだ寒い季節。
昼間は暖かい日が続いても、夜はやっぱり寒い。
今日みたいにまた、雪の降る日が来る時もある。
そんな時に、ふたりを家に入れてしまったら、寒い時間くっついて温めあえる兄弟がいなくなってしまったら、ろーちゃんは…

そう思ったら、ろーちゃんがまだ近くにいる可能性が無くならない限り、ふたりは外に戻さないと…と。
苦渋の決断ですよ。
アニマルホーダーでも何でもいいです。
本音を言えば、ご飯をあげてる外の子達みんな、家に入れちゃいたいですよ。
心配したくないから。
完全なる自分のエゴです。

けど、例え保護場所があったとしても、今家にいる子達を１人で世話して、中にいる子達全て満足に世話も出来てない。
みんな甘えたい子達ばかりなのに、みんな平等に甘えさせてあげる事が出来ない。
そんな所に無理矢理きーちゃん達を入れても、飼い殺しですよね。
それもちゃんと分かってるから。

来なくなったら、それでお別れ。
戻って来る事はないし、その子の生き死にも知る事は出来ません。
毎日、ご飯を食べて帰る後ろ姿を見送りながら、明日もちゃんと来るように祈る日々。
ほんと…心病むよ(笑)

あ、しーちゃんはやっぱり気が強いらしい(笑)
車からケージを下ろす時、ボラさんが
「この女の子はほんとキツイんやわー」
って。
朝、ご飯を入れる時に手を引っ掛かれたそうです💦
しーちゃん、毎日ご飯あげてる私でも、時々手が出ましたからね～😅
んで、やっぱりふたりとも朝御飯完食したらしい(爆)
偉い偉い。
食べる事は大事だもんね。

知らない人、初めての場所でも、ちゃんとご飯を食べれるのは凄いよ。
もし里子に出せてたら、心配無さそうだったね～😅
小さな頃から、人間にご飯もらってるから？
でも月齢９ヶ月になって、さすがに野良化が進んでるみたいで…
そうじゃないと外では生きていけないか⤵️⤵️

あとは…
生活が少し落ち着いたら。
せめて市の助成金が出る頃には、グレーとトラ次のお玉獲れたらいいなぁ。
その時は今回のと違う捕獲機借りないと。
今回借りた捕獲機、良かったんだけど少し小さいんで。
きーちゃんでギリギリだったから、グレーやトラ次は入れないんじゃないかと(苦笑)

もうこれ以上は派遣がないように祈りつつ、娘の食い散らかした後片付けでもしますかね…

またまとまりのない、心の雄叫び日記…
最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました‼️
それではまた👋

追記‼️
動物愛護協会の助成金ですが、2021年春の申請用紙がダウンロード出来るようになりました。
申請の際には、手術する子の、耳カットする前後の写真が必要になります。
その他、病院で書いてもらう手術証明書、フルネームでの領収書なども必要になります。
２月中の手術でも、書類さえ揃えておけば申請出来ます。
が、３月１日以前に協会の方に届いてしまうと、無効になりますのでお気をつけ下さい。

病院の受付で、一旦は手術代等満額を支払う事になりますが、申請が通れば、時間は空きますが雌一万円、雄五千円が戻って来ます。
野良猫さんの手術に、市や県からの助成がない地域の皆さん、ボラ価格で安く手術してくれる病院がない地域の皆さんに、こういった支援もありますよとお伝えしておきます。

ただ全国的なものなので、上限が決まってますし、終了も早いかもしれません。
去年の秋は、申請開始から１ヶ月ほどで終了してます。

それ以外だと、獣医師会の助成金があるかもしれません。
こちらは多分、年間通してやっている感じですが、病院からは中々教えてもらえません。
獣医師会の方だと、受付で払うのは助成額を引いた金額です。
正しい金額を覚えて無いので書きませんが、もし野良猫さんの手術を考えているなら、一度病院で確認してみて下さいね。

60 ぺったん