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大阪府 50代 男性 ブロック ミュート

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夏場の猫の寝床巡回と重要な対策
2021年8月11日(水) 219 / 2

猫は深夜になると、固定の寝床ではなくアチラコチラに移動する。
犬や人間だと比較的、同じ場所に寝たがるものだ。
猫は場所は大体決まっていても、それらは複数あって巡回していくのだ。
これらは見張り安くて安心しやすい場所というだけではなくて、この時期だと体温調節の意味がでかい。
その為、無理に固定の場所にいさせようとするのはNGで、猫任せてに適当に寝かせておくのがいい。

どういうことか?

人間でも犬でも猫でも汗腺はある。
しかし、体温調節に役に立つ機能かというと、犬も猫もかなり心もとない。
人間は汗をダラダラかいて気化熱で体温を下げられる。
犬はハァハァと呼気で下げるのがメインで、汗腺は体温調節にはかなり役に立たない。
もし犬が毛に人間のような汗をかいていたら、ちとやばいので獣医さんにレッツゴーだ。
猫の場合は、肉球と鼻にわずかに汗腺があるが、面積的に小さすぎて体温調節の寄与度はかなり低いのだ。

体温調節能力で言うと
 人間>>越えられない壁>>犬>>猫といった具合だろう。

ちなみに猫でも体温が上がりすぎた場合には、ハァハァと口で息をしたり、体を舐めて(グルーミングして)気化熱で
体温を下げる。
耳が基本的にひんやりしているのも同じような理由だ。
 ↓↓↓↓
猫も汗をかく?肉球が湿っている時の気持ちと体温調節について
https://nekochan.jp/knowledge/article/2435
猫は体温調節をどこでしている?温度管理と注意する事
https://nekochan.jp/knowledge/article/2501

犬は汗をかくの?暑さ対策の参考に
https://wanchan.jp/healthcare/detail/1534
犬の多汗症って?原因・症状・治療・予防法まとめ【獣医皮膚科専門医が解説】
https://magazine.vdt.co.jp/2654/


また、体積が小さいため、温度の影響は受けやすい。
例えば、50キロの水を沸かすのと、3キロの水を沸かすのにどちらがエネルギーを必要としますか?という事で解るはずだ。
小さい猫では、この温度の問題はかなりシビアだ。

犬猫は人間よりは平均体温が高めだが、それもせいぜい1〜2度といった範囲だ。
これはタンパク質で構成されている以上、まともに機能する温度の上限はシビアなことや、体内細菌などの活動温度に依存する模様だ。
人間でも深部体温が一定以上上がったり下がったりすると活動不能になる。
これは熱中症や低体温症として有名だ。
人間だと平熱が36度前後としても、39〜40度となるとほぼ自力では動けなくなる。
同様に35度以下の低体温となれば、同じように動けない。
つまり、平均体温にプラス数度、マイナス1〜2度でダメなのだ。

昔だとしばしば掘炬燵で猫が中毒死した。
これは炬燵が炭で温めていた事で一酸化炭素が蔓延、暖を取りに猫が寝コケてそのまま中毒というケース。
今でも、ストーブの前で毛が焦げるほどひっついているような笑い話は多いはずだ。
それほど、寒さの影響を受けやすいわけだ。

同様に暑さにも影響を受けやすい。
猫は、寒さに比べると暑さには強いように見えるんだが、そうは言っても生き物なので限界がある。
この関係で、どこかに移動して体温を下げ、ちょっと下がり過ぎたらまた移動して温めという具合に、体温調節をこまめに自力でしているのである。
何しろ、体重10キロですら水10リットルと同じことで、ちょっとした鍋程度の量しかない。
これをたった1度、温度を上げるのに何分掛かるか試してみたら解る。
体温なら1度上がれば上がりすぎな訳で、調節が必要=我々より遥かにこまめに動き回る、という仕組み。

しかし、この寒さ暑さの耐久性も、犬猫の被毛の種類でだいぶ違う。
シングルコート、ダブルコート、あんまりいないけどトリプルコートと言う具合に、毛足の種類がどういったものなのかが重要だ。
普通の和猫はシングルコート風のダブルコートだ。
 ↓↓↓↓
猫の毛の「ダブルコート」と「シングルコート」ってなに?
https://nekochan.jp/column/article/14879
シングルコートの猫はダブルコートに比べて抜け毛が少ないって本当?
http://psnews.jp/cat/p/51385/

同じWコートでもアンダーコートの具合がだいぶ違うのも興味深い。
例えば、ウチの3rdルシアは野良上がりの和猫風だが、かなりバッサバサのオーバーコートに細かめのアンダーコートで全体としてはシンプルな毛並み。
2ndのクレアは長毛種のフォレストジャンだが、アンダーコートはかなり立派でモッサモサ。
1ndのソフィアはソマリ系で、みっしりとしたアンダーコートを持ち、全体は短毛風だ。
ソフィアは比較的暖かいところを好むが、クレアはかなり寒いところを好み、サーキュレーターやクーラーの吹出口に陣取っていることがしばしばある。
さんざん体を冷やしてから、冷たい体で筆者の所に来るのもご愛嬌だ。
一方、ルシアは触っただけで体がだいぶ温かい感じで、ちょうど二匹の中間点くらいの場所を好む。
同じ猫で同じ毛足の種類でも、かなり違うのだ。
このあたりは個体差、体重、好みなどもあるだろう。

せっかく猫のベッドなどを用意しても、冷たい床に寝ていたりしてがっかりすることもあろうかと思うが、単純に体温調節のためなので、気にしないことだ。
わざわざ座布団とかを敷かないように注意して欲しい。

そして、寒さより暑さが怖いのは、熱中症では脳などに不可逆的に異常をきたしやすい事だ。
脳を構成するタンパク質は熱に弱いので、かなり危険だ。
寒い分には丸まってブルブルして体温維持をはかれる為、子猫でもない限りはかなり高い耐久性を持つ。
しかし、暑さが好きと言っても、ノビノビになって表面積を広くするとか冷たい所に体を押し当てる以外には、グルーミングで毛を湿らせる程度しか出来ないので、対応はかなり厳しいのだ。

その為、車の中に放置するなど言語道断である。
30度の気温なら10分もすれば、危険な温度になっていく。
↓↓↓↓
真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)
短時間で熱中症の危険!
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer
クルマの中は特に注意、車内で熱中症になる原因とその対策
https://clicccar.com/2020/06/16/986108/
夏前の車内温度
http://wxfeed.weathernews.jp/au/obs/drive_topic.html

だいぶ前に飼い犬を車内放置して亡くならせてしまった方がSNSで炎上していたと思うんだが、ああいう不幸もわずかな時間で起きうる現象だ。

同様に部屋の中でも日照条件などの具合で危険な温度になることもある。
例えば、真夏に帰宅したら部屋がものすごい暑さで、なんて言うこともあるはずだ。
うちなら、日が当たる玄関ドアがやばくて、卵焼きが作れそうだ。
これは当然、犬猫には危険な状態なのだ。

クーラーが苦手な方もおられると思うんだが、扇風機で涼しいのは汗をかける人間だけなので、注意していただきたい。
犬猫は涼しくなくはないけども、人間ほど涼しく感じないのだ。
また、猫は毛がプルプルしてしまうのが嫌なので(=ヒゲセンサーが不能に)、扇風機は基本的にあまり好まない。
うちのクレアみたいにクーラーの吹出口に陣取るのは、相当、暑い証拠だ。

また、汗の代わりにグルーミングで毛を湿らせる関係で、冬場より遥かに沢山の水分を取る。
そりゃ、体中ベロベロしていれば喉も渇くだろうし、水分摂取で体温を下げたいというのもあるだろう。
この関係で、水切れはありえんミスなだが、多めに用意しておく必要がある。
ただし、暑くて腐るので、ボトルに入れっぱなしはかなり注意だ。
だいたいボトルはPET(ポリエチレンテレフタレート)を使っているものが多いが、温かい所で1日過ぎると中身は腐る。
お盆休みなどでご実家に帰るなどで1〜2泊だから、水とご飯を大量に用意して、猫だけお部屋で留守番なんて言う方もおられると思う。
しかしこれは、本当に注意だ。
↓↓↓↓
菌が増殖し食中毒の危険…飲みかけのペットボトル飲料で注意したいこと
https://www.fnn.jp/articles/-/5734
↑容器の材質で腐りやすさが異なるのだ。

ペットホテルか一緒に連れて帰るのが最善だが、それがどうしても出来ない場合、流しに器を置き、水をポタポタと垂らしておくことだ。

加えて、大量の水分摂取をしても排尿できる量には限界があり、軟便〜下痢になりやすくなる。
逆に水分量が少ないとものすごい便秘になってしまうのだ。

ちなみに筆者の場合は、水容器は陶器にして多めに水を入れ、毎日かなりきれいに洗う。
猫は犬ほどでろでろ汚れないものの、食ったもののカスが水にはいるので、必須だ。
また、グルーミング同様にウエットティッシュで猫の体を拭いたりしている。
日々のウンコの具合を見つつ、硬いようならちゅ〜る多めという具合でコントロールしている。
クーラーはかなりガンガンだが、部屋の中で玄関側は暖かく、クーラー側はかなり涼しくなるように温度差を付けている。
これで猫が勝手に居やすい場所で温度を調整するからだ。
これは、昔からWコートの寒さに強い犬をたくさん飼っていた時の知恵だ。
アイヌ犬、シェパード、コーギー、バーニーズマウンテンなど、それぞれ複数匹だが全部が同時ではない。

そんな訳でいつもの風景だ。
やたらとここで寝たがるのも温度の関係が大きかろう。


ソフィアはいつもの玄関スツールだった。


ソマリ系だけあって暖かいのが好きなんだろう。

ソフィアの被毛=ソマリ系


クレアの被毛=フォレストジャン


ルシアの被毛=和猫?かよくわからない

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