lemonbalm

愛媛県 60代 男性 ブロック ミュート

うちのネコ「モモ」は、最近目が見えなくなりました。昔はゴキブリ取りが得意でした。 モモの日記を、子猫の時から順を追って作成しています。 私は生物化学の研究者です。猫の生態学も研究しています...

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モモの闘病日記1(17歳/2021年5月~)
2022年1月19日(水) 507 / 0

モモの眼は、眼科の専門医のいる大学病院でみてもらうことになりました。
モモの眼はもう治らないと言われました。
網膜出血し、細い血管がなくなっていました。



また、腎臓がかなり悪いことがわかりました。
左の腎臓が萎縮して半分の大きさになっていました。
腎不全の指標となるクレアチニンとBUNが基準値の2倍になっていました。
末期の手前、中程度の慢性腎不全でした。
また腎不全が原因で、脱水症状を起こしていました。



この時期モモは、主にこの部屋にいます。
日当たりが良く温かいので。
モモは、定住地を持たず、その時の気分で場所が変わります。
ダンボールで仮設住宅を作りました。後ろには、爪とぎ用のダンボール。
モモはダンボールが大好きです。
この部屋は2階の物置で、ベランダのすぐ側、私のオフィスの隣です。


私は、モモの治療と世話に専念することにしました。
幸いコロナのおかげで契約していた仕事がキャンセルになったので、時間が十分にあります。

治療は、水分補給のための輸液と腎臓病の療法食だけです。
ベランダで一緒に遊んだり、おしゃべりをして過ごします。
網膜出血したことから高血圧が疑われるので、ストレスを与えないように、リラックスして過ごせるように気をつけました。

モモは、人に全然懐かないので、病院は大きなストレスがかかります。
可能な限り自宅での治療をすることにしました。
私のオフィスは、モモの診察室になりました。


水分補給のための輸液、病院では皮下注射の仕方を教わりましたが、点滴に切り替えました。
点滴は、注射より時間がかかりますが、針を刺したあとは何もしなくて良いので楽です。
自宅での点滴は大正解でした。


それほど難しくありません。
費用は、病院でする場合の1/10ほどですみます。

モモは点滴にすぐ慣れました。
私は点滴しながら、モモを撫でたり、マッサージしたり、櫛で毛をといたりします。
気持ちよさそうで、モモにとって楽しみな時間になりました。

甘えん坊なので、とりあえず最初はわがままを言います。

「モモー、点滴するぞー」
「イヤーン」
「点滴しないと病気が治らないぞ。辛抱して。」
「アーアーアーアッ」(文句を言っている)
「どうだ、気持ちいいだろう」
「アン。ゴロゴロゴロ…」

点滴が終わっても、まだ撫でてほしくて、動きません。
モモが元気な時、あまり撫でたり、櫛でといたりしませんでした。
もっとしてやればよかったと思いました。

モモの自宅での治療は、順調な出だしでした。
脱水症状が原因の、嘔吐が無くなり、口臭が消えました。

モモの眼は、もう治らないと眼科医に言われましたが、私は諦めていませんでした。
眼科医の所見では、モモはかなり前に眼底出血を起こし失明した、猫は他の感覚が優れているので、失明しても結構歩き回れるとのことでした。しかし、私が眼の異変に気付く前日に、私が掃除機を持っているのを見て逃げ出しました。モモは、掃除機の音が大嫌いで、いつも掃除機を見ただけで逃げ出すのです。私は、モモはまだ完全失明していないのではないかと思いました。


モモの眼の瞳孔が動くようになりました。
暗い所ではビー玉のようにまんまるですが、明るい所では少し狭まるのです。
昔のように針のように細くはなりませんが、かなり縦長になりました。
モモの眼は、わずかながらも光を感知しているようです。
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