lemonbalm

愛媛県 60代 男性 ブロック ミュート

うちのネコ「モモ」は、最近目が見えなくなりました。昔はゴキブリ取りが得意でした。 モモの日記を、子猫の時から順を追って作成しています。 私は生物化学の研究者です。猫の生態学も研究しています...

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22.01.24 (モモの闘病日記4)アリの襲撃を受ける(17歳/2021年8月、9月)


「前庭疾患」は7月中に完治しました。しかし、8月、9月と新たな災難が降りかかります。

8月上旬、モモは円形脱毛症になりました。頭に丸いハゲが2つ。
せっかくの美人が台無しです。可哀想なので、写真は掲載しません。
病院でカビなどの検査をしましたが、異常は発見されませんでした。
そのうち毛がまた生えてきて、もとに戻りました。
どうも病院でのストレスが原因のようです。

私は、毎日モモの血圧と心拍数を測定しています。皮下点滴する時に、一緒に測ります。
点滴が始まったら、血圧計をセットし、血圧を測りながらモモのマッサージをします。
私は大変ですが、モモは気持ちよさそうです。

猫の血圧はしょっちゅう変動します。
安静時は上が150mmHg前後ですが、何かあるとすぐに200を超えます。
一度、測定中に、外で大きな物音がして、モモはびっくりし一気に210まで上がりました。

脈が気になるので、聴診器を当てて心拍数を測ることにしました。
モモの心拍数は180回/分ほど、猫の心拍はとても早いです。
それが8月末頃から、急に減り始め100を切るようになりました。
心音も、以前はタッタッタッタッという規則正しいだったのが、タタンタン、タタンタン…という音に変わりました。
大学病院の心臓の専門医に問い合わせると、少し運動させてから測定するように言われました。
その通りにしてみると、心臓の動きは正常になっていました。
猫はリラックスすると心臓の動きが非常にゆっくりになることがあるそうです。
とりあえずこのまま様子を見ることにしました。

病院で爪を切られたのはこの時期です。
その後、大好きだったダンボールの爪とぎをやめてしまいました。
歩き方もぎこちなくなり、運動量が減りました。

更に困ったことに、腎臓用療法食にアリがたかるようになりました。
モモは7月中頃まで2階にいたのですが、暑くなってきたので1階に戻りました。
8月のある日、モモの「ワー」という叫び声がしました。
急いで駆けつけると、お皿にアリがたかっています。

その頃モモが食べていたのはこれ。


いろいろ試した中で、これが一番気に入りました。
何か、猫が喜ぶような成分が入っているのだと思います。それがノウハウのようです。
そして偶然、アリもそれが好きです。
味見をしてみましたが、私にはどこが美味しいのかわかりませんでした。



モモが一番好きな食べ物は「花かつお」。


鰹節のことです。私は、「花かつお」は標準語だと思っていましたが、どうもそうじゃないようです。
これはモモと私の好みが合います。そしてアリはあまり好きじゃないようです。

アリにはとても悩まされました。
モモは、一回に食べる量がほんの少し(5口程度)、少し休んでまた食べます。
一日に食べる回数は数10回、お皿に置いたままにしておかなければいけません。
お皿を、滑りやすいプラスチックの丼や高さのある容器に替えたりしましたが、だめでした。
細い柱の上に、お皿を載せてみましたが、モモは目が見えないので場所がよくわかりません。

モモは、療法食を全然食べなくなりました。
モモは頑固で、こうなると意地でも食べません。
「花かつお」ならいくらでも食べますが、腎臓に良くないです。
仕方がないので、昔食べていた高齢用のペットフードを食べさせました。

夏が終わり気温が下がるとアリは来なくなります。
10月になるまでこれでやり過ごしました。



昔のペットフードをたくさん買い置きしてあったので、近所の野良猫のいる場所に持っていきました。
いつも一番前で待っている猫がいます。見事なイカ耳です。


連れて帰ってほしいのだと思います。
すり寄ってきましたが、避けました。
その猫の匂いがつくと困るからです。
私が他の猫の匂いを付けて帰ると、ヤキモチ焼きのモモはとても傷つきます。
自分が病気になってしまったので、嫌われたかと思うに違いありません。
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