lemonbalm

愛媛県 60代 男性 ブロック ミュート

うちのネコ「モモ」は、最近目が見えなくなりました。昔はゴキブリ取りが得意でした。 モモの日記を、子猫の時から順を追って作成しています。 私は生物化学の研究者です。猫の生態学も研究しています...

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保護活動を騙った猫の虐待を許さない! (野良猫日記13)
2022年4月30日(土) 1000 / 4

野良猫たちを食い物にした悪徳商売、虐待が跡を絶ちません。
この偽愛護団体。
https://www.change.org/p/%E6%84%9B%E5%AA%9B%E7%9C%8C%E8%AD%A6%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%AA%B2-%E8%87%AA%E7%A7%B0%E5%8B%95%E7%89%A9%E6%84%9B%E8%AD%B7%E5%AE%B6%E3%82%92%E9%A8%99%E3%82%8Bd-c-life%E3%81%B2%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%92%E6%98%8E%E3%82%8B%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84
たくさんの猫がだまし取られたり、誘拐されました。
私の関わる野良猫保護地の猫も、誘拐されました。
彼らは、寄付金詐欺、奪った猫の販売などで利益を得ていました。
善意の多くの人々の追求によって会長は逮捕、会は解散されました。
このような偽愛護団体は、現れては消え、また現れては消えを繰り返します。

猫は被害にあっても、誰も補償してくれません。
私の地区の猫も行方不明のまま、戻ってきませんでした。

TNR(野良猫を捕獲し避妊去勢して放つこと)に絡んだ虐待は、より深刻です。
ここは愛媛県の県庁所在地、松山市にある松山総合公園です。


去年まで、愛媛県で最も野良猫がたくさんいる場所でした。
市民は散歩しながら猫たちと触れ合いました。
高齢で猫を飼えなくなった人たちは餌やりを楽しみにしていました。
猫たちは、人にとてもよくなついていました。
ボランティアの人たちが、野良猫の管理と世話をしていました。
個体数の把握、猫たちの健康状態、虐待されていないか、餌やり後のゴミが落ちていないかパトロールしていました。何かあれば、市に交渉に行きました。

昨年秋、3人のTNR活動家が現れ、猫たちの大量捕獲を行いました。
彼らのやり方は乱暴で、必死で逃げる猫たちを網や捕獲器を手にして追いかけ、捕まえるたびにネットに入れて木に吊るしました。
一匹の猫は道路に飛び出し、車に轢かれて死にました。

現場にボランティアの人が一人いました。
おとなしい心の優しい人で、他人と言い争い出来る人ではありません。
鬼のような3人組をくい止められませんでした。
約70匹の猫が捕獲され、避妊去勢されました。

その後、今年の1月、公園内でパルボウイルスが大流行し多くの猫が死にました。
一部の猫は、ボランティアの人たちが連れ帰り一命を取り止めました。

パルボウイルスによる猫の死は、TNRの影響が大きいです。
1月の一番寒い時、手術で剃られたお腹の毛はまだ生え揃っていません。
うちのNoraは元野良猫で、3ヶ月前にTNR活動家に連行され避妊手術させられました。

この写真は現在のお腹の写真。3ヶ月経っても、お腹の毛は少ししか生えていません。


寒いさなかに、毛皮無しで外で過ごすのです。
抵抗力も落ち、パルボウイルスに感染したら死ぬのも当然です。

オス猫は、去勢すると雄々しさが失われ外で生き抜く力が激減します。
真冬のパルボウイルス感染は命取りです。

悪徳獣医の存在も見過せません。
捕獲された猫は、彼らの提携病院らしき所で、生後半年に満たない子猫も含め全員手術されました。
手術痕がギザギザに縫われていたり、テープが垂れ下がっていたり、相当雑な手術でした。

自宅の愛猫を避妊手術をされた方は多いと思います。
獣医は手術前の健康状態をよく検査し、麻酔と手術を慎重に行います。
しかし野良猫は、家猫とは扱いが全然違います。
術前検査なんてろくに行わず、チャチャッと切ってそれで終わり、その日のうちに外に放たれます。
家猫の場合は、もし手術に失敗して死にでもしたら大きな責任問題になります。
病院の評判が落ちるだけでなく、飼い主から賠償請求されることもあります。
しかし野良猫の場合、手術に失敗しても誰も文句は言いません。

獣医「すみません。死んじゃいました。」
活動家「あっ、そっ。じゃあ、ちゃんと処分しといてね!」
それで終わりです。

実際、Noraの場合、あの時保護者がいたら、獣医は絶対手術なんてしませんでした。
Noraは、子猫のと時からのカリシウイルス感染症で発育不良となり体重が1.85kgしかなく、2歳になっても発情もしませんでした。病状は重く、術前検査するまでもなく手術は無理だと分かります。
死んで当たり前、獣医とTNR活動家は、そういう了解の元で手術をしたのです。
Noraと同じ病状の猫を育てておられる方が、「よく手術に耐えたものだ」と言って下さいました。

昨日、松山総合公園に行ってきました。
2度目の訪問です。やはり、一匹の猫も見つかりませんでした。
目につくのは、あちこちにはられたこのポスター。 もうネコなんて、いやしませんよ!




2020年の保健所などの猫の引き取り数は44,798匹、猫の殺処分数は19,705匹。
TNRの実施頭数は、分かっているだけ(どうぶつ基金によるもの)で49,874匹、実際は更に多くの猫がTNRされています。
TNRの実施数は、殺処分数をはるかに上回りました。
もうすぐTNRによって命を落とす猫の数が、殺処分される猫の数を上回るでしょう。

TNR実施者にも、猫の安全に配慮し慎重に行っている人も中にはいます。
その人達が、虐待めいたTNR活動家に、内心苦々しく思っていることも知っています。
しかし何故、声に出して反対しないのでしょうか?
傍から見ると、身内をかばっているように見えてしまいます。

TNRによる虐待行為
・乱暴な捕獲によって猫を死なせる行為。
・危険な病状の猫に、無理やり手術を行う行為。
・真冬の時期に手術して、凍死させる行為。
・妊娠中の猫を手術して、胎児を殺す行為など。

TNRの是非については議論が必要です。
虐待に対しては議論の余地はありません。

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