明日、遂にぼくの後任たちが、ここへ来るらしい。
予定ではひとりだったはずが、なぜか3日違いの異母父兄弟がセットで到着するという。
そんな重大イベント前夜だというのに、奴隷はというと──
ぼくの🦴🏺の前で正座。
ぼくの写真を両手で包み込み、
しみじみ眺めては、
ぽたぽた涙を落としている。
おい。
それ、完全に法事の空気だぞ。
ぼくが愛されていたのはよーく分かったにゃ。
分かったけど、奴隷よ。
切り替えろ。🙀👊👊👊👊👊 明日、新入りが来るんだぞ。
もっとこう…テンションを上げて、小躍りするくらいの気概を見せにゃいか💢
すると奴隷、突然の問題発言。
「正直な話、明日来る子達をさ…むくすけほど愛せるか自信がないんだ…💦」
にゃに?にゃんだって!?
聞き捨てならにゃい。
ぼくを溺愛しすぎて、愛タンクが空になってしまったと。
最近の身体の不調や体力不足で気弱になっているのも分かるが──
甘えるな、奴隷。
この期に及んで腑抜けてどうする。
明日の新米たちに失礼だぞ。自分で考えて決めた事じゃにゃいか。
🐾🐾🐾🐾。
そして奴隷は新入りの情報を語り出す。
「弟のほうの🐈は、エアロスミスのスティーブン・タイラーにそっくりで…🎶」
「兄のほうは、足で踏みそうで怖いくらいなシャコタン🚘」
……なるほど。
猿顔ロックスターと、地を這うシャコタン。
クセが強い。
ぼくほどの貫禄は無さそうだが、
これはこれで面白い凹凸コンビではにゃいか。
奴隷よ。
泣いてる場合ではない。
明日は笑顔で迎えるのにゃ。
ぼくもあの世から品定めで忙しくにゃるのだから。




















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