鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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102日目「2代目、海老天を模した猫じゃらし。」
2026年3月25日(水) 98 / 0

「はい、集合ー。」

ゴミ箱を叩きながら、猫達を呼び寄せる。
人間が遊んでほしい時に鳴らす騒音に気付いた4匹の猫は、ポテポテとのんびりとした動きでやって来た。

「…どした?」

いつもと変わらぬ様子の1号。
猫らしからぬドタッとした落下音がしなかったので、部屋の見回りをしていたようだ。

「お日様が出ていないと、毛皮の手入れが出来ないじゃない!」

少しだけ不機嫌な様子の2号。
今日は朝から天気が良くないので、日課の日光浴が出来ないからだろう。

「…眠い。」

ショボショボと目を瞬かせる3号。
飼い主に似て寝起きが非常に悪いながらも駆け付けてきたのは、きっと遊び盛りだからだろう。

「来たよー。」

伸びをしながら近付いてくる4号。
3号と違って目がパッチリと開いているので、何処かでオモチャを弄んでいたようだ。

「はい、コレは何かなー?」

右手に持っていた物を小さく振る。
音はしないが、匂いに反応した猫達が目の色を変えた。

「オモチャだー!」

意外な事に、一番手を買って出た1号。
再会を喜んでいるが、4号の持参品の初代を破壊し尽くしたのは他でもない1号である。

「オモチャ、何処ー?」

3匹のオス猫に阻まれて、遅れを取ってしまった2号。
キョロキョロと突破口を探しているが、なかなか難しそうである。

「投げてー、投げてよー!」

尻尾を振り回しながら、必死にジャンプをする3号。
1号の猛攻を真似しようとするも、なかなか上手くいかない。

「…まぁ、そんなに気に入ったのなら貸してあげても良いか。」

はしゃぐ3匹を眺めながら、たまに参戦する4号。
全く同じ商品を探し当てたからなのか、自分の持参品だと認識しているようだ。

「気に入ってもらえて、良かったよ。」

猫じゃらしを放り投げると、3号を先頭にした猫達が駆けていった。
突進するような勢いで迫る成猫にビビった3号がオモチャを咥えて家具の隙間に入り込んで隙を窺っているが、なかなか難しいようだ。

「…さて、片付けるか。」

梱包していた紙袋を折り畳み、ゴミ袋に入れる。
4匹の猫達が全員入れるくらい大きな紙袋に入っていたのは、たった一本の猫じゃらしだけだった。
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j_mi 2026/03/26

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