3ツの支店を巡り、うちに来るまでの凡そ8ヶ月を、昼間はショップのケージ、夜はペットホテルという名のケージで過ごしていたようです。
稀に、キャットラン(？)的なものには、出していただけていたのかもしれませんが・・・「生後間も無く」と表するに、そう難くない時期からケージの中だけで長期間過ごすということは、恐ろしくも哀しいことですね。
うちに来た時、ゴン太はシンクのヘリもまともに歩けませんでした。
丹波屋のおはぎサイズから我が家でムササビの如く縦横無尽に飛び回っていた、先代ミースケと比べるから、こんなに淋しい気持ちになるのでしょうか？
いえ、それをどう割り引いても、ゴン太の運動能力は低すぎます。
速足でカーブする時に踏ん張りがきかず、腰が砕けたようになる。
ソファ程度の高さからの着地に失敗して尻餅をつく。
高くジャンプ出来ない。
などなど。
筋力強化の為、現在、絶賛、トレーニング中です。
延延、一緒に廊下をダッシュしたり、私の足腰腕がダルくなるまで、じゃらしでぐるんぐるん飛び回ったり。
若いモンの相手は疲れる・・・↓↓↓
シンクのヘリ渡りは、及び腰で何度も足を滑らしそうになりながら、なんとか1回成功してからは、やり切る度、
「ゴン太、やるな～っ」「ステキ～っ」「流石～っ」
と、褒め称え続けたら、だんだん自信が出て来たみたいで、近頃は割合、速やかにシンクを渡り、その先にある水屋に登り、勝手口の窓から裏庭に来るフリーのニャンたちや山鳥を興味深げに、長い間眺めています。
時々、眠っていない時に前足や後ろ足がビクビクしているのがとても気に掛かっており、以前から掛かり付けのお医者さんに相談しましたところ、これまであまり動いていなかったからでは、との事。
病気などではなく、本当にそうだったら良いのですが・・・。
本日はペットショップを離れての初めての病院でした。
初めての場所、初めての看護師さん、お医者さん。
それでもキャリーから出るなり、診察台の上にごろーんと横たわり、足ぱかーんで、お腹を撫でてくれる看護師さんや先生の手をてしてしとなめる、堂々たる態度。というか、何も考えてない？
ここは診察室ですよ！
神経質な性質のアビシニアンにしてはおっとりしてて大物、と先生に言っていただきましたが、自宅に帰るなり、晩ごはんにも起きてこない程、ぐったり何時間もソファの定位置で寝ていました。
やっぱり疲れてたみたいです。(笑)
うちから病院まで徒歩で片道15分程なのですが、車の行き交う道沿いをキャリーで移動する、その往復の道程が怖かったのだとは思います。車が近くを通る度、うごうご暴れてたし。
今日もそろそろ、定時のトレーニングの時間です。
エンジンもあったまってきたようで、ゴン太がガリガリウォールで爪を研ぎながらの横目でこちらの様子を伺い、スタンバっています。
さあ、今晩も頑張ろうゼ、ゴン太よ。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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