一昨日はゴーヤの収穫などしていたのですが、少し動くと汗ダクダク。
おまけに、まさかのゴーヤかぶりつき事件で、泡を吹いてくれたお嬢さんが居たので、冷や汗までダクダクでした。

本当は日曜日、上の子を連れて大阪に行こうと思っていたのですが、極端に暑さに弱く、おすかる様程には移動にも強くない子なので(騒ぎはしないけれど、ひたすら耐えてる。)大事を取って取りやめにしました。
お盆休みなどで、猫を連れて帰省などお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、暑さ対策、脱走防止対策は万全でしょうか。
今から書く事は私見ではありますが、猫の移動について参考にしていただければ幸いです。
私は電車での移動には、トロリー付きの大型リュックを使っています。

こんな感じ。
メーカーの方を知っている事もあるのですが、我が家の場合、巨大猫を移動させる事もあるので、高さ、横幅共に十分なスペースがとれ、頑丈さや機動性を考えると、どうしても中型犬サイズで、転がせるタイプになってしまいます。
今の時期は、ポケット部分にビニール袋に入れた保冷材を入れ、場合によっては、中にもタオルで巻いた保冷財材を入れるなどしています。

普通の大きさの猫ならばベッドごと入れます。
モデルは暑さに強いおすかる様。
底面にはペットシーツを数枚重ねています。
私は振動対策と、どうせ出先でも使うので猫ベッドも入れていますが、慣れないうちはベッドよりペットシーツの枚数を増やすほうが良いかもしれません。
複数枚にする事で、万が一の粗相があった場合にキャリー本体を汚さず、一番上だけを処理すれば、他の方への匂いの迷惑を軽減出来ます。
(ジップロックなど、匂いの漏れない処理袋もあれば尚可。)
移動の際には、中身が誰かに関わらず、電車の中では、端の席に座るか、ドア近くで通行の邪魔にならない位置に立つようにしています。
新幹線の場合は、万が一猫が騒いだらデッキに出られるように、出来るだけ車両の前か後ろの通路側の席を取るよう心掛けています。
以前に、新幹線のテーブルで動物にオヤツをあげている写真を見た事があるのですが、これは絶対にしてはいけない事と思います。
世の中は動物好きばかりとは限らないし、テーブルは他の方が食事をしたり、仕事をするのに使う場所です。
飼い主の顔が見えたり、オヤツを与えれば、出して欲しくて騒ぐ可能性もあります。
ガサゴソ動く程度なら無視。
要求鳴きするようなら、躊躇わずデッキに出てください。
動物が騒いだ場合、飼い主は目的地までデッキで過ごすのもやむを得ないと思います。
車での移動は、公共の交通機関よりは気を使わずに済みますが、SAなどでの休憩時、エンジンを切って車を離れると、あっという間に車内の温度は上がります。
窓を少し開けていても、トイレ休憩程度でも、エアコンを止めたら10分15分で、人間でも危険なレベルになります。
同行者がいる場合は、エンジンを切らずに済むよう、順番にトイレに行くなどしたほうが安全ですね。
車内で放し飼いなどする人は居ないとは思いますが(危険なので本当にやめてください。)、猫の体重や、車種によっては窓が開いてしまう場合、飼い主が車外に出る時に脱走する事もあります。
足柄SAあたりの人懐こい猫は、脱走した猫が繁殖している説もある位なので、猫は目的地までキャリーから出さないようにしたほうが良いです。
また、運転中は見落としがちですが、運転席の直射日光はサンバイザーなどで遮られていても、助手席や後部座席には陽が当たっている場合もあります。
上部に日差しを遮るものがないケージタイプや、プラスティックの覗き窓がついているキャリーは布をかけるなど工夫をしてあげてください。

「陽に焼けちゃうとアッチッチですよ。」
最後に飛行機ですが、この季節、やむない事情がない限り飛行機での移動はやめたほうが無難です。
日本の航空会社は、客席への動物の持ち込みは出来ません。
全て貨物扱いです。
カーゴ内は空調が調整されていても、積み込みまでは荷物と一緒に炎天下のアスファルト上で待たされますし、駐機場の轟音や、外気温の影響も受けます。
犬は夏季は短頭種は断られますので、猫もペルシャやエキゾ等は、受け付けてもらえるのか、事前の確認をしたほうが良いです。
どうしてもの場合は、昼間の時間帯を避けるなど、少しでも猫に負担のかからないように考えるしかないですね。
生後何ヶ月から飛行機に乗せられるかは、航空会社の規定にもよりますが、私はワクチンも未接種の子猫、老齢猫などは極力飛行機には載せないほうが良いと思います。
まあ、ワクチンも済んでいないような子猫を載せるのは、ペット業者くらいでしょうけれど。
以上、駆け足でわかりにくい部分もあったかと思いますが、経験上、動物を移動させる際に気がついた事について書き連ねてみました。
一番大切なのは、動物の体調を最優先に、他人に迷惑をかけないよう配慮しながらの移動。
これに尽きると思います。
皆様、楽しいお盆休暇を。

「 have a nice trip!ですよ。」
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