なんだか街がざわついてる感じ。

「やや!お外がうるしゃあですよ。」
これはある議員さんとの私的な会話。
しかも、最近の話でもないのですが。
動物愛護とか公約に掲げれば賛同する人も沢山いるだろうに、どうして誰もスローガンにしないのかなあ。と、言う、私のド素人発言に、かなり真摯に答えてくださった方がいました。
個人的に動物は大好きだけれど、公約にするには動物関連ははリスクが高すぎる。と。
以下、要約。
議員の仕事と言うのは、365日公約に掲げた事だけをしているわけではなく、議会や諸用も沢山あるけれど、当選すると即日取り組んでくれると思う人もいる。
特に動物愛護に関する事は、何故やらない、すぐやれ。やらなければ次は無い。と、大勢で苦情を申し立てにくる人もいる。
と、言うような内容でした。
本当はもう少し具体的にお困りでしたが(笑)。

「おまいか?おまいがうるしゃあのか?ですよ。」
これらを聞いた時、私はとても納得してしまいました。
ネコジルシを見ているだけでも、動物愛護、ことに保護に関する話題は人によって温度差が大きく、度々議論にもなりますが、中には猫が好きすぎて、すこぉーし視野が狭いのではないかと思える例もあるし、隣の放し飼い猫の糞便やら、近所の偏屈オヤジの説得までなんとかしろと持ち込まれても、公の立場で個人のトラブルには介入できないでしょう。
会社などでもそうですが、出来る事、出来ない事は切り分けなければなりません。
何でもかんでも安請け合いしていたら、出来なかった時には大クレームに発展してしまうので、中には対処いたしかねる案件も出てきますが、出来ない側に振り分けられた方が感情的になり易いのが、動物に関わる事だと思うのです。
消費税のように、全ての人にふりかかる問題と違い、動物を飼っている人は全体から見たら少数で、しかも感情論で強行な姿勢では、なかなか愛護を公約にしていただくのは難しそうですし、下手に個人で取り上げて、◯◯さんに投票しましょう!拡散‼︎なんて言われたら、選挙違反になっちゃいますしね。

「うるしゃあからやつけちゃうですよ。」
虐待や遺棄は犯罪ですから、厳罰化を求めるのも頷けます。
しかし、それとひっつけて、ペットショップ反対までは違うんじゃないかなと思います。
私は先日、署名を求められたので、虐待に関する事以外はお断りしました。
生体販売を肯定はしませんが、ショップでの働いている従業員やトリマー、関連する企業を考えれば、求めるべきは生体販売即廃止ではなく、適正な飼育の基準作りと、悪質なパピーミルへの罰則規定の見直しではないでしょうか。
保護猫により多くの機会を与えてあげたい気持ちは分かりますが、ペットショップで買われた子でも、きちんと不妊手術を受け、大切にされ健康に暮らしている子も沢山います。
それらの子の飼い主さんの事情や感情も鑑みず、ペットショップで売られる血統種に物申すのは、韓流ドラマのスポンサーへの不買運動みたいな、一種のヘイトにすら感じました。
って、コメントしようと思ったら、元記事が消えていたので日記にしてみました。

ゴジラvsニャジラ
(おすかる様が一番うるしゃあ)
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