保護、里親探しの大変さ

2018年7月11日(水) 718 / 12

今日は　昨年１１月に書いた日記の仔猫達３匹のことを書いてみたいと思います。

この子達は２０１５年４月生まれ位なので　現在3歳３ヵ月くらいでしょうか。

まず　２０１５年６月２１日に保護したモカちゃん

同じ地区の年配ご夫婦と娘さんご夫婦の４人家族の元で

今は妹にゃんこも加わり大事に育てられています。

そして　２０１５年６月２７日に保護したフクちゃんとキリちゃん

フク（左）　　　キリ（右）　

フクちゃんは７月１８日に県内の里親様の元へお届けしました。

すると　３日目には脱走させてしまったとメールが入り　愕然としました。

すぐ　ネットのあらゆる掲示板に投稿し、ポスターを作成し

翌日から里親宅近辺に元保護親とポスティングし、

自治会の掲示板にも貼りました。

真夏の暑い日に毎日片道車で４０分かけ里親宅近くの空き地に水とフードを置き

どうか生きてて欲しいと願いました。

目撃情報が来るのを待つ辛い日々　もう倒れそうでした。

８月６日には娘から破水したから病院へ連れて行って欲しいと電話があり

病院へ送り届けて　その足でフードを置きに車で走りました。

翌日には娘は出産し　入院している間も捜索

日数が経つにつれ　不安は増すばかり・・・。

そして　２０１５年８月２２日夕方　里親さんから電話が入りました。

息子さんが見つけたが　捕まらないのでどうしたら良いかと・・・。

まだ４ヵ月にも満たない仔猫がJR関西線の線路を越えて　しっかり餌やりさんのお宅を

見つけてご飯をもらっていました。

そのおばあさんは　朝５時と夕方５時に外猫さん２匹にご飯をあげていました。

フクちゃんはまだ小さいのにその２匹が食べてどこかへ行ってから最後にもらってたそうです。

新猫にも　分け隔てなくご飯をくださったお陰で生き延びれて　本当に感謝しております。

翌日２３日朝５時に里親さん達と待ち合わせしましたが

私は３時に起き４時前には到着し捕獲器３台を設置して待機

５時におばあさんが出てきて１匹目が食べ、２匹目が食べ、フクちゃんがやってきました。

６時５分　あっという間に１台に入り　脱走から３５日目にやっと保護することができました。

私は里親さんに「この子は連れて帰りましょうか？」　と

するとご主人「いえいえ　うちで飼います　飼わせてください。」
　
と何度も深々と頭を下げておっしゃいました。

そして今は先住猫ちゃんと２匹仲良し　とても可愛がってくださってます。

そして同じ町内に　２０１５年７月２４日にお届けしたもう１匹のキリちゃん

この子は今まで保護した仔猫の中で最強の怖がりさんで　出戻りも覚悟していました。

本当に優しいご家族で　お届け後１ヵ月ほどして訪問すると　幼稚園児の子供さんが

抱いて玄関へ見せに来てくれました。

私が　１ヵ月以上苦労したのに・・・

この子は本当にこのご家族の元に行って幸せだったな～と今でも思います。