lemonbalm

愛媛県 60代 男性 ブロック ミュート

うちのネコ「モモ」は、最近目が見えなくなりました。昔はゴキブリ取りが得意でした。 モモの日記を、子猫の時から順を追って作成しています。 私は生物化学の研究者です。猫の生態学も研究しています...

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TNRの被害者/病気の野良猫 (野良猫日記6)
2022年2月18日(金) 1264 / 14



この子は野良猫、2歳の雌です。病気で体重が1.9kg未満です。
子供を産める体ではありません。
TNR活動家に連行され、避妊手術をさせられました。

この子は、子猫のときにカリシウイルス感染症を思われる病状が出て、それが現在まで続いています。
体が小さいのは、子猫のときに感染症が原因で成長が止まってしまったからです。
この様な場合、おとなになる前に死ぬのですが、この子は0歳の冬を乗り切り、生きながらえました。



海辺の倉庫跡に他の野良猫たちと一緒に暮らしています。
普段、年配の男性が餌やりをしています。

1月末の一番寒い時期に、TNR活動家がこの子にむりやり避妊手術をさせました。

手術後のダメージは大きいです。それにお腹の毛を剃られて、寒さを防げません。
この時期、子猫と病気の猫は、よく凍死するのです。

猫は人間以上に寒がりです。それでも外でなんとか生きていけるのは、厚い毛皮があるからです。
それを刈られてどうやって寒さを防げと言うのでしょうか?


最近、他の地域で大規模なTNRが行われたということを知りました。
その地域でも、野良猫の凍死者が出るでしょう。


私が発見した時、病状はそうとう悪化して、激しい喘息で食事も満足に喉に通りませんでした。
衰弱し、歩くのがやっとでした。
よだれ、目やに、鼻水で顔はベトベトです。ゼーゼー音を立てています。
放っておいたら、間違いなく死ぬと思いました。
私は、この子を病院につれていきました。
そしてしばらく家で預かることにしました。


むやみやたらなTNRによって、多くの犠牲者が出ています。この子は、氷山の一角です。

私には、この子の左耳が「犠牲者のシルシ」に見えます


TNRがなんとなく良いことの様に感じている人が結構いるのではないかと思います。
しかし、実際のTNR現場の惨状を見たら、きっとその考えが変わるはずです。


誰にも迷惑かけずに保護地でおとなしくしている猫たちを一斉捕獲したり、妊娠している猫のお腹を割いたり、彼らの行動は常軌を逸してます。





さくら猫TNRを推める「どうぶつ基金」のキャッチフレーズ
「成功の秘訣は 1.スグやる 2.全部やる 3.続ける」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000033795.html

1.寒い冬でもお構いなしスグやる(凍死しても知ったこっちゃない!)
2.病気の猫でも、妊娠中の猫でも全部やる
3.これでもかと言うぐらい、続けます。


猫が大繁殖して対処しきれない地域でのTNRはやむを得ないかもしれません。
しかし日本国内、猫が大繁殖している場所ばかりではありません。
地元の人が、実情に合った、それぞれの保護活動をしている地域がたくさんあります。
その様な場所に、強引に割り込んでくるTNR活動家と、全国一律にTNRを推し進めようとするどうぶつ基金に反対しているのです。
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