鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

日記検索

友達(0)

友達がいません。

My Cats(4)

}
4号

4号


}
3号

3号


}
1号

1号


}
2号

2号


もっと見る

鞠緒さんのホーム
ネコジルシ

98日目「人間はコレくらい簡単な方が良い。」
2026年3月21日(土) 165 / 0

朝起きると、部屋中に白色の物が撒き散らされていた。
ソレは近寄った際に発生した風圧だけで転がっていくほど軽く、掃き集めるよりも拾い上げた方が早く見える程度には質量がある物だ。

「…綿?」

飼い主に似て、非常に寝起きの悪い3号が覚醒する前に掃除をしなくてはならない。
いつでもカリカリを食べられる状況にはしているが、復興組の4匹は拾い食いを止めないので気が抜けないのだ。

「一体、何を食い破ったんだ?」

母はまだぬいぐるみ作りに着手していない。
ちゃんと確認していないが、サークルに縛り付けている敷き布団を切って作った座布団は無傷に見える。

「…ん?」

寝る前に籠の中に仕舞っていたハズのオモチャが落ちている。
夜中に暇になった誰かが引っ張り出したのか、4号の持参品が散らばっていた。

「取れないし…。」

サークルの下に取り付けられたタイヤに巻き付くように、小魚のぬいぐるみを紐で括り付けたオモチャが引っ掛かっている。
4号の元飼い主の女性曰く、“一番のお気に入りだから、何度も修理した”という手作り感満載の代物だが、持ち主の4号よりもオモチャが大好きな3号の方が食い付きが良い。

「…ん?」

持ち手部分を掴み、持ち上げる。
違和感を覚えてマジマジと小魚を観察すると、紐に縫い付けられていた口元がパックリと開いて内部の綿を見せ付けていた。

「あらら…。」

おそらく、オモチャを散らかした犯猫は3号。
遊んでほしくなった3号が頑張ってオモチャを引っ張り出したところまでは良かったものの、勢い余ってサークルのタイヤに紐を絡めてしまったのだろう。

必死に取り返そうと頑張る3号。
その騒ぎに力の強い4号と、もしかすると1号も助太刀に来たのかもしれない。

グイグイと引っ張り合いをしたのか、爪か牙で引き裂いたのかは分からない。
引き千切れた縫い目から飛び散った綿にじゃれ付く猫達が疲れて私の毛布にやって来た頃には、皆の頭の中から残されたオモチャの事は消えてしまったのだろう。

「中身がだいぶ減ったな。」

とりあえずの応急処置として、避けた部分を縫い合わせる。
綿を補充するか、端切れで作り直すかは後日考える事にした。

「…まぁ、すぐ壊れそうだけどね。」

大変失礼な言い方になるが、元飼い主の女性は私と同じくらい不器用な方だと推察している。
そんな手先が器用ではない人間が何度も修理をしたオモチャなのだから、破壊魔の1号が手を下さなくても遅かれ早かれ同じ末路を辿っただろう。

「オモチャ、オモチャー!」

やっと目が覚めてきた3号が、嬉しそうに修理したばかりの小魚を取ろうとジャンプをする。
部屋の隅に放り投げてやると嬉しそうに咥えて戻ってきたが、その口元から覗く魚の大きさは昨日の半分くらいになっていた。
2 ぺったん T・N T・N ミクのパパ ミクのパパ
ぺったん ぺったん したユーザ

T・N 2026/03/22

ミクのパパ 2026/03/21

ぺったんするにはユーザログインが必要です。

ログイン・ユーザー登録
 ぺったんとは

日記に共感した時に、投稿者へ思いを伝えられるのが「ぺったん」にゃ。
気軽にご利用くださいにゃ。
レッツぺったん!!

※誰が「ぺったん」したか公開されますムーチョ

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマークに追加
コメント([[comment_cnt]]件)
削除されました

[[parent.data.user_name]] [[parent.data.user_name]]
[[parent.data.create_date_disp]]
ID:[[parent.data.ip_hash]]
削除

[[child.user_name]] [[child.user_name]]
[[child.create_date_disp]]
ID:[[child.ip_hash]]
削除

ぺったん ぺったん したユーザ

[[user.user_name]] [[user.create_date]]

鞠緒さんの最近の日記

311日目「お転婆なねーねとアンニュイな僕はドジっ子な姉弟。」

金網入りガラスの窓の外側に入っていたヒビが広がってしまったので、窓辺に近寄る事を禁止された1号と2号と3号と4号。 遊び盛りの猫達には棚の上から窓にぶつかるように着地する癖が付いているので、とりあえ...

10時間前 19 0 0

310日目「リスみたいな尻尾のイタチっぽい生き物を見たよ!」

ゴミの日の朝は早い。 真っ暗な道をポテポテと進み、クリーンステーションへと向かう。 「今日は、お行儀が悪い人しか来ていないようだ…。」 目印の電柱から少し離れたゴミ袋を置き、既に放置され...

2026/10/19 25 0 2

309日目「これは全て“夢”の話です。」

部屋に寝転がり、スマートフォンをポチポチと弄る。 視界の端に母がノッソリと現れたので、顔を上げた。 「ちょうど良かった!はい、コレ!」 何度か身体の向きを変えていた母は私が起き上がった事...

2026/10/18 26 0 3

308日目「折角、連れて行ったのに…。」

前回、動物病院を受診してから早一か月。 駆除薬の持続期間を過ぎたので、次の分を処方してもらう為にお出掛けの準備を行う。 「…じゃあ、行ってきます。」 4号をド派手な柄のキャリーバッグに入...

2026/10/17 32 0 1

307日目「“汚れあり、ご了承下さい”と書かれたシールが貼られていた。」

予約していた図書館の本が届いた。 二か月以上前からお取り寄せを依頼していた物だが、フリマアプリで万単位の価格が付いている作品なので概ね予想通りの日数なところが非常に恐ろしい。 「…どうした、4...

2026/10/16 46 0 3

306日目「狩猫の血が騒いだ飼い猫達。」

大きなハエが飛んでいた。 多分、母が掃除の為に玄関の扉を明けっ放しにしていた時に迷い込み、そのまま猫部屋まで侵入してきたのだろう。 「…とりゃっ!」 キジトラの1号はワイルドだった。 ...

2026/10/15 36 0 3

305日目「暇を持て余した飼い主の遊びに渋々ながらも付き合う律儀な猫達。」

掃除を終えた私は、編み物に勤しむ母の傍らに座り込む。 太ももをペチペチと叩きながら寛ぐ為の準備を行うと、ドタバタと猫らしからぬ足音を立てた猫達が集まってきた。 「そう言えば…。」 編み目...

2026/10/14 35 0 2

304日目「最近では見ない表現。」

私と母の食事時には、猫達はサークルの中で待機するのが常である。 歴代の愛猫達と違って落ち着きがない復興組の四匹が皿が置かれたテーブルの上に跳び乗る等を仕出かして、怪我をしないように隔離をする必要があ...

2026/10/13 42 0 3

303日目「僕のお気に入りの段ボール、知りませんか?」

ソレは、早朝に発覚した。 人間が朝食を済ませ、猫達がサークルから解き放たれる時間の事。 「…んにゃあぁぁぁぁぁん!」 部屋の中に飛び込んだ瞬間、3号が大きな声で鳴き叫んだ。 散り散りに...

2026/10/12 39 0 4

302日目「三回目に挑戦する気力はないが、ノミ取りシャンプーがまだ残っている。」

昨日、久しぶりのお風呂を体験した猫達。 我が家に来る前に何度か入っている可能性はあるが、ウチの子になってからは二度目なので私も母も入れる前は不安があった。 「お母さんは別に好かれてはいないから...

2026/10/11 36 0 1