鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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196日目「名探偵、“飼い主”の華麗すぎる推理録。」
2026年6月27日(土) 15 / 0

朝のトイレ掃除の時間。
ドタバタと走り回る猫達を眺めている時に、“あっ…”と閃く事が一つ。

「あのさー。」

水を替え、3号用のカリカリを補充してから台所に向かう。
ハムエッグを作っていた母に声を掛けると、眠そうな声で続きを促された。

「前にさ、“1号に擦り寄られるのは病気が悪化したからかも…”って心配してたじゃん?」

「…うん?」

「アレね、心配しなくて良いよ。ちゃんと理由があったからさ。」

記憶を辿るように視線を泳がせながら、母が首を傾げた。
構ってほしいとばかりに足首に頭突きを繰り返す1号を抱き上げ、前足を掴んでチョイチョイと動かす。

「ご飯の時に私が猫達をサークルに入れるでしょう?その後、お母さんが扉を開けて出してあげてるからだよ。」

まだまだ遊び盛りの復興組は、歴代の愛猫達と比べると非常にごんたくれな性格をしている。
テーブルに跳び乗って食器を引っくり返すまでは良いが、ソレが温かい食べ物だった場合はヤケドの危険があるので人間が食事を摂る時はサークルの中で待ってもらうのが常だった。

…その際、私が猫達をサークルに入れ、母が猫達をサークルから出すという分担作業を行っている。

足が悪い母の代わりに猫達を持ち上げ、サークルまで運ぶのが私の担当。
食事が終わり、私が食器を片付けている間にサークルを開けて猫達を起こすのが母の担当。

「1号、自分から入ってたのにサークルの中は嫌だったんだね…。」

逃走を図る2号と3号を片手に一匹ずつ抱えてサークルに向かうと、いつも1号が先導するようにサークルに入ってくれる。
その後、足を痛めてから逃げ隠れするようになった4号を探しに行くのが大体の流れなのだが、入るまでは文句一つ言わない1号にも確実に不満はあったようだ。

「…じゃあ、本当に1号に懐かれていたの?」

「だから、何回も言ったじゃん。そんなに難しく考えなくて良いって…。」

“まだ信じられない…”とでも言いたげに、私から受け取った1号の顔を覗き込む母。
しかし、抱っこが嫌いな1号はイヤイヤと身体を捩るばかりで母の問いかけに答える余裕はないようだった。
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GX 1時間前

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