鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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ネコジルシ

248日目「放り投げた衝撃で、打ち込んでいた下書きが消えてしまった。」
2026年8月18日(火) 18 / 0

寝転がりながら、ポチポチとスマートフォンを弄る。
年に一度のお祭りの影響で溜まっていたYoutuberの未視聴の動画を流し、2号と3号のゴロゴロ音に耳を傾けていた。

「あら、1号さん。」

ヒョイッとコタツの上に跳び乗った影に視線を向けると、1号が棚の上を見上げていた。
4号が長い尻尾を揺らしながら日光浴に勤しむ姿を見て羨ましくなったのか、短い尻尾を大きく振るようにお尻を揺らしてタイミングを計る1号。

「…とぅ!」

力強い音と共に、1号が跳んだ。
同時に、コタツの天板が後ろに滑った。

「きゃあー!」

ソレを真下から見ていた私は、悲鳴と共に身体を捻った。
コタツの足にしがみ付くように激突した痛みに顔を顰めていると、背中側で何かが落ちる音がした。

…仁王立ちをするように立ち上がった体勢のまま床に立ち尽くす1号と目が合うと、何かを振り払うように短い尻尾をブンブンと振り回していた。

「…んにゃー。」

復興組の中で一番、低い声の1号が鳴く。
あまりの力強さに後ろに吹っ飛んだ天板に対してなのか、意外と遠かった棚に対してなのか、それとも先に日光浴を楽しんでいた4号に対してなのかは分からないが、不満そうな表情で文句を言っていた。

「悪いな、1号。君の体重を無防備に受け止められる程、私は自分の骨を信用していないんだ。」

唯一の雌猫の2号や、まだまだ小柄な3号なら受け止める事が出来たのかもしれない。
しかし、ガッシリ体型の1号と大柄な4号を腹でキャッチすると人医のお世話になる可能性が極めて高いので、私は避ける事にだけ特化した反射神経を遺憾なく発揮する事にしているのだ。
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