一生忘れないであろう記憶

2017年7月31日(月) 750 / 4

　別日記を書きます。
前回の記事で私が「怒り爆発」した理由が解って頂けると思います。

私がまだ4～5歳くらいで大阪市内での出来事です。

家で飼っていた秋田犬が鎖を切って脱走しました。
母は探し回りましたが見つからず私を連れて保健所へ問い合わせに行きました。
すると　檻の中にジョンはいました。
母が引き取りの書類を書いている時　外で凄い鳴き声がするので
声のする方を見に行くと
建屋の中にずらーと犬が繋がれていて　暴れて鳴きわめいていると思いきや、
ギャーンと鳴き、体は硬直し、濡れた鉄床にバタバタ倒れました。
私は驚き母の元に走って行き　必死に何か訴えたような気がします。

今と方法は違っても　まさに殺処分の瞬間を目の当たりにしたのです。
その光景はショックでショックで　いまだに忘れることが出来ません。
死と隣合わせだったジョンは私が高校1年の時に老衰で亡くなりました。

今まで　迷子犬を10匹保護し、　飼い主が見つからない場合の覚悟はいりますが
警察、保健所へ届け出た後は全て自宅保護です。
1匹は飼い主が見つからず　我が家で13年暮らした子がいますが　それ以外は飼い主に
お渡し出来ました。

ここに来られる方々は命の重みを解っておられる方ばかりですが
犬、猫を保護したら可能な限り自宅保護していただくよう広めてくださったらありがたいです。
　
そして　仔猫ばかりではなく　成猫、障害のある猫達にも素敵な里親様が見つかりますように
いつも願っています。

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