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愛媛県 60代 男性 ブロック ミュート

うちのネコ「モモ」は、最近目が見えなくなりました。昔はゴキブリ取りが得意でした。 モモの日記を、子猫の時から順を追って作成しています。 私は生物化学の研究者です。猫の生態学も研究しています...

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ステネコとタケノコ、発想の転換が大切 (野良猫日記18)
2022年5月27日(金) 505 / 3

5-6月は、捨て猫(特に子猫)が、最も多い時期です。
この猫は妊娠して、去年の今頃、お腹の子ごと自分も捨てられてしまいました。
捨てられた数日後に子猫を生みましたが、すぐに死んでしまいました。


捨て猫の一部は、保健所などに送られて殺処分されます。
また一部は野良の仲間入り、でもその前に、大半は餓死、病死、事故死します。
放っておいたら死んでしまう猫のために、一日も早く、引き取り手を見つけなくてはなりません。

しかしその一方で、猫がほしいのに、里親応募しても貰えないという人がいます。
人の助けが必要な猫がたくさんいる、猫を飼いたい人もいる、両者がうまくマッチングできていません。


先日、3匹の子猫を保護しました。


育てているとどうしても愛情が湧き、できるだけ良い条件の引き取り手を見つけてやりたくなります。
でも、本来は早く里親を決め、次の不幸な猫のために何かするべきなのです。
一部の猫に至れり尽くせりの環境を用意することより、明日死ぬかもしれない猫のために、最低の食住を保証する方が重要です。
里親募集は、どうしても自分が保護した猫に思いが入り込みます。
それがうまくマッチング出来ない原因の一つになっています。


実はタケノコも、ステネコと同じ問題を抱えています。
スーパーに行くと、中国産のタケノコがたくさん売られています。
しかしタケノコは、日本のいたる所でたくさん生えるのです。
それを取らずに放置し、竹が大繁殖して森林が竹に侵食されています。
きちんとタケノコを取れば、国産の安全なタケノコを食べられ、竹林の増加も防げて、良いこと尽くめなのに…。
わざわざ中国から輸入するほどの需要がある、大繁殖するほどのタケノコが取れる、両者がうまくマッチング出来ていません。

ステネコもタケノコも、何か工夫すれば問題解決できるのでは?


我が家の庭にも竹が生えています。細長い竹、名前は知りません。
子猫が見ています。


毎年、タケノコが生え始めるとカットして捨てていました。
早く切らないと、竹はあっという間に成長し、庭中竹だらけになります。

ある人から、うちのタケノコは食べられると聞き、料理してみることにしました。
私はこれまでタケノコを料理したことがなく、インターネットでレシピを調べました。
でもすごく大変そう。下処理、切込み、米ぬか、唐辛子を入れて長時間煮詰める…。
なんとか作りましたが、なんか風味がない、シャキシャキした歯ごたえもない。

次の日、庭に出てみると、ちっちゃいのが2本顔を出していました。
よし、もう一度。
昨日と同じことはしたくありません。
思い切って生のまま食べてみることにしました。
皮をむいて、カットしただけ。
これです。


するとびっくり。すごく美味しいのです。
竹の香りがプンプンして、シャキシャキして、酒のつまみに最高です。
あーこれまで随分もったいないことをした。

現代は、あらゆる事がマニュアル化されて、自由な発想がしにくくなっています。
発想の転換が大切。
思い切って全く逆のことをやってみると面白い。

例えば、TNR(野良猫を捕獲して、避妊去勢し、放つこと)に熱心な人が、野良猫の繁殖の手助けをしてみる。
これまでと、全然違ったものが見えてくるはず。
家猫では見ることの出来ない、猫の親子の深い愛情に感動します。
ひたむきに一生懸命生きている姿に心を打たれます。
野良猫が、本当に愛すべき存在であることが分かります。





竹の大繁殖、タケノコチョキチョキカット、これで竹林増加防げます。
えー、これ、もしかして竹のTNR?  やっぱ猫も、TNR必要!?








ニャンちゃって!



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