鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

日記検索

友達(0)

友達がいません。

My Cats(4)

}
1号

1号


}
2号

2号


}
3号

3号


}
4号

4号


もっと見る

鞠緒さんのホーム
ネコジルシ

210日目「カビゴンからピカチュウに戻ってきた。」
2026年7月11日(土) 63 / 0

愛用していたマグカップが割れてしまった。
叔母に大爆笑された過去を持つ柄ではあるが、私にとってはお気に入りの物だったのでとても悲しい。

「コレ…。」

食後の紅茶を飲み終わった後、母に空になったマグカップを手渡す。
首を傾げながら受け取った母は、私の指の先を辿った瞬間に表情を変えた。

「大変!」

左手の上にマグカップを置き、右手でペシペシと弾いて音を確認する母。
職人のような動きに魅入っていると、母はため息を吐きながら首を横に振った。

「駄目ね、完全に割れているわ。」

「もう無理?」

「うん、いつ取っ手が外れてもおかしくないわ。」

コトリッとテーブルの上に置かれたマグカップの内側には、白色の磁器には似つかわしくない紅茶の染みがクッキリと刻まれている。
何日か前から気になっていたのだが、“飲み終わってから話題に出そう”と考えつつも、紅茶を飲み終わる頃には忘れてしまっていたのだ。

「お気に入りだったのにな…。」

ションボリと呟くと、母がガサゴソと食器棚を漁って前に使っていたマグカップを引っ張り出してきた。
取り出したマグカップをジロジロと確認した後、ヒビの入ったマグカップの隣に置いてから私に指示を出す。

「まぁ、丁度いいから聴き比べてみなさいな。」

チロリと母を見上げてから先代のマグカップを持ち上げ、見様見真似で指で弾いてみる。
ヒビ割れマグカップと交換し、同じようにツンツンと突くと全く違う音が聞こえてきた。

「何か、前のマグカップはペンッペンッて感じだけど、コッチのはカシュッカシュッって感じがする!」

「ね?違うタイミングで聞けば分からなくなるだろうけど、一回でも一緒に聞けば忘れないでしょう?」

フムフムと頷く私にドヤ顔を披露してから、母はマグカップを片付けていく。
気に入っている柄だったので残念だが、コレクション置き場すら縮小している状況では思い出の品として飾る事も出来ないのだ。

「お母さんが洗い物をする時にシンクの縁にぶつけちゃったからかもしれないわね…。」

「多分、1号がマグカップを倒して遊んでいたからだよ。」

申し訳なさそうな様子の母に1号を差し出すと、ハッとした表情で自分のマグカップも確認する母。
液体が入った状態の物に手を突っ込む事はしないが、中身が無くなるとオモチャと認識して転がしたくなるようだ。

「ウチの猫達のグッズは作ってみたいけど、普段使いする物は捨てられなくなりそうだから止めた方が良さそうだね…。」

そう呟くと、母も“いつも言っているでしょう?”と言わんばかりの顔で頷いた。
私が本好きというのも理由の一つだが、処分しなくてはならない状況に陥り難い物でないと私と母が耐えられそうにないので、製作するなら歴代の愛猫達の歴史書が無難だろう。
5 ぺったん ミー太郎。 ミー太郎。 あめちゃ あめちゃ T・N T・N ミクのパパ ミクのパパ GX GX
ぺったん ぺったん したユーザ

ミー太郎。 2026/07/12

あめちゃ 2026/07/12

T・N 2026/07/12

ミクのパパ 2026/07/12

GX 2026/07/11

ぺったんするにはユーザログインが必要です。

ログイン・ユーザー登録
 ぺったんとは

日記に共感した時に、投稿者へ思いを伝えられるのが「ぺったん」にゃ。
気軽にご利用くださいにゃ。
レッツぺったん!!

※誰が「ぺったん」したか公開されますムーチョ

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマークに追加
コメント([[comment_cnt]]件)
削除されました

[[parent.data.user_name]] [[parent.data.user_name]]
[[parent.data.create_date_disp]]
ID:[[parent.data.ip_hash]]
削除

[[child.user_name]] [[child.user_name]]
[[child.create_date_disp]]
ID:[[child.ip_hash]]
削除

ぺったん ぺったん したユーザ

[[user.user_name]] [[user.create_date]]

鞠緒さんの最近の日記

311日目「お転婆なねーねとアンニュイな僕はドジっ子な姉弟。」

金網入りガラスの窓の外側に入っていたヒビが広がってしまったので、窓辺に近寄る事を禁止された1号と2号と3号と4号。 遊び盛りの猫達には棚の上から窓にぶつかるように着地する癖が付いているので、とりあえ...

10時間前 19 0 0

310日目「リスみたいな尻尾のイタチっぽい生き物を見たよ!」

ゴミの日の朝は早い。 真っ暗な道をポテポテと進み、クリーンステーションへと向かう。 「今日は、お行儀が悪い人しか来ていないようだ…。」 目印の電柱から少し離れたゴミ袋を置き、既に放置され...

2026/10/19 25 0 2

309日目「これは全て“夢”の話です。」

部屋に寝転がり、スマートフォンをポチポチと弄る。 視界の端に母がノッソリと現れたので、顔を上げた。 「ちょうど良かった!はい、コレ!」 何度か身体の向きを変えていた母は私が起き上がった事...

2026/10/18 26 0 3

308日目「折角、連れて行ったのに…。」

前回、動物病院を受診してから早一か月。 駆除薬の持続期間を過ぎたので、次の分を処方してもらう為にお出掛けの準備を行う。 「…じゃあ、行ってきます。」 4号をド派手な柄のキャリーバッグに入...

2026/10/17 32 0 1

307日目「“汚れあり、ご了承下さい”と書かれたシールが貼られていた。」

予約していた図書館の本が届いた。 二か月以上前からお取り寄せを依頼していた物だが、フリマアプリで万単位の価格が付いている作品なので概ね予想通りの日数なところが非常に恐ろしい。 「…どうした、4...

2026/10/16 46 0 3

306日目「狩猫の血が騒いだ飼い猫達。」

大きなハエが飛んでいた。 多分、母が掃除の為に玄関の扉を明けっ放しにしていた時に迷い込み、そのまま猫部屋まで侵入してきたのだろう。 「…とりゃっ!」 キジトラの1号はワイルドだった。 ...

2026/10/15 36 0 3

305日目「暇を持て余した飼い主の遊びに渋々ながらも付き合う律儀な猫達。」

掃除を終えた私は、編み物に勤しむ母の傍らに座り込む。 太ももをペチペチと叩きながら寛ぐ為の準備を行うと、ドタバタと猫らしからぬ足音を立てた猫達が集まってきた。 「そう言えば…。」 編み目...

2026/10/14 35 0 2

304日目「最近では見ない表現。」

私と母の食事時には、猫達はサークルの中で待機するのが常である。 歴代の愛猫達と違って落ち着きがない復興組の四匹が皿が置かれたテーブルの上に跳び乗る等を仕出かして、怪我をしないように隔離をする必要があ...

2026/10/13 42 0 3

303日目「僕のお気に入りの段ボール、知りませんか?」

ソレは、早朝に発覚した。 人間が朝食を済ませ、猫達がサークルから解き放たれる時間の事。 「…んにゃあぁぁぁぁぁん!」 部屋の中に飛び込んだ瞬間、3号が大きな声で鳴き叫んだ。 散り散りに...

2026/10/12 39 0 4

302日目「三回目に挑戦する気力はないが、ノミ取りシャンプーがまだ残っている。」

昨日、久しぶりのお風呂を体験した猫達。 我が家に来る前に何度か入っている可能性はあるが、ウチの子になってからは二度目なので私も母も入れる前は不安があった。 「お母さんは別に好かれてはいないから...

2026/10/11 36 0 1