鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

日記検索

友達(0)

友達がいません。

My Cats(4)

}
1号

1号


}
2号

2号


}
4号

4号


}
3号

3号


もっと見る

鞠緒さんのホーム
ネコジルシ

201日目「開封済みの商品が再配達された事もあるので、まだマシだと思う事にした。」
2026年7月2日(木) 29 / 0

昨日届く筈だった荷物を取りに行った。
人間用のジュースが見知らぬ家の前に配達されて行方不明になり、1号と2号と3号と4号用のキャットフードは配送トラブルで明後日に届くという連絡を受けた矢先の事である。

…そう、家に“届いた”のではなく、私が“取りに行った”のだ。

「どうやら昨日の配達員が隣の家に配達したようです。」

まだ配達開始の時間帯ではないと思われる時間帯に鳴り響いたインターホン。
叔母の襲来だと勘違いした猫達がワサワサと家具の裏に隠れてしまったが、気にせず話を聞き続ける。

「確認が必要なので、一緒に来てくれますか?」

「…え?」

結構な頻度で誤配がある地域ではあるが、流石に初めての状況である。
大体は配達員さんが取りに行ってくれるか、見付からずに返金手続きになるからだ。

「いやー、ウチが届けてあげようかとも思っていたんだけどねー!」

配達員のお兄さんに連れられて隣の家に行くと、気の良さそうなお兄さんが笑いながら段ボールを指差した。
隣人からの連絡で行方が分かったのか、昨日の配達員さんが覚えていたのかは不明だが、とりあえず開封された気配はないので受け取る事にする。

「じゃあ、俺は今日の分を運んで来ますね!」

「…え?」

颯爽と去っていく配達員のお兄さんの背中を無言で見つめた後、ニコニコ笑顔のままの隣人のお兄さんにお礼を言ってから箱を持ち上げる。
一箱分のジュースは軽くはないが、無関係の人にコレ以上の迷惑は掛けられないので私も早々に立ち去る事にした。

「無事に見付かって、良かったですね!」

隣人のお兄さんに心配されないように余裕がある感じを出しながら歩いていると、階段の下で配達員のお兄さんが待っていた。
その足元には私が担いでいるジュースの段ボールよりも大きなキャットフードの段ボールが置かれている。

「昨日、ソッチの荷物は日曜日に届くという連絡があったのですが…。」

「さぁ?違う配達員の事は分からないので、そんなに大きなトラブルじゃなかったんじゃないですかね?」

配達員のお兄さんは首を傾げているが、その仕草をしたいのは私の方である。
配達が遅れるのは仕方がない事だと思うが、最近は予定日の何日も前に到着する事が増えているので、本当に自分宛の荷物なのか不安になってしまうのだ。

「じゃあ、失礼しますね!」

「…え?」

爽やかな笑顔で次の配達先に向かう配達員のお兄さんを引き留めるのも申し訳ないので、小さく別れの挨拶を呟くとクルリと振り返って手を振ってくれた。
聞こえてない前提で言っていたので非常に驚いたが、少しだけ引き攣った笑顔を浮かべながら見送る。

「家まで運んではくれないのか…。」

覚悟を決めるように大きくため息を吐いた後、キッと表情を引き締めて段ボールを抱え直す。
キャットフードを置きっぱなしにするのは嫌だが、メッチャ目立つであろうデカい段ボールの方が盗られにくいだろう。

「…。」

筋力自体は平均くらいあると思うが、昔から異常に握力が弱いので段ボールに空いた隙間に指を入れて持ち上げるのがとても辛い。
かと言って担ぎ上げてもバランスが取れそうにないので、必死に足を動かすしかない。

…ビリッ、ビリリリリッ!

やっとの思いで玄関の中に入った瞬間、段ボールの寿命が尽きた。
靴の上に降り注いでいくペットボトルをぼんやりと眺め、肩を落としながらお役御免になった段ボールの残骸をポイッと上がり框に放る。

「さて、次に行くか。」

ポッテポッテとヤル気のない動きで階段を下り、キャットフードが入っている段ボールも回収する。
四袋のキャットフードが詰め込まれた段ボールの方が軽く感じたので余裕の表情を浮かべていたが、足の踏み場もない状況の玄関を通り抜けられなくて四苦八苦した。
1 ぺったん 白猫ゾッチャ 白猫ゾッチャ
ぺったん ぺったん したユーザ

ぺったんするにはユーザログインが必要です。

ログイン・ユーザー登録
 ぺったんとは

日記に共感した時に、投稿者へ思いを伝えられるのが「ぺったん」にゃ。
気軽にご利用くださいにゃ。
レッツぺったん!!

※誰が「ぺったん」したか公開されますムーチョ

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマークに追加
コメント([[comment_cnt]]件)
削除されました

[[parent.data.user_name]] [[parent.data.user_name]]
[[parent.data.create_date_disp]]
ID:[[parent.data.ip_hash]]
削除

[[child.user_name]] [[child.user_name]]
[[child.create_date_disp]]
ID:[[child.ip_hash]]
削除

ぺったん ぺったん したユーザ

[[user.user_name]] [[user.create_date]]

鞠緒さんの最近の日記

200日目「2回目の自己紹介。」

1号と2号と3号がウチに来てから、200日経過した。 まだまだ分からない事も多いが、猫達の個性も掴めてきたので現段階で判明している情報をまとめておこうと思う。 「1号」 キジトラの♂。 2...

2026/07/01 29 0 4

199日目「我が家では“衣替え”で通じる行動。」

母がご機嫌な様子で3号をブラッシングしている。 長毛種用のブラシを殊の外気に入った3号に気を良くした母は、暇ができれば3号を寝転がらせて毛を梳いているのだ。 「少し、尻尾が細くなったみたい。」...

2026/06/30 30 0 3

198日目「野良猫に“ウチに来る?”と訊ねる癖は抜けなかった。」

ゴミの日の朝は早い。 どれくらい早いかと言うと、前日にセットしたアラームの時間よりも前に起き上がり、鳴り始める前に解除するのが日課となりつつある。 「全員、ちゃんと居る?じゃあ、行ってきます。...

2026/06/29 36 0 2

197日目「ちゃんと終わるまで、待っていてね!」

草木も眠る丑三つ時を少しばかり過ぎた頃。 雨音に混じって子猫の鳴き叫ぶ声が響き渡った。 「んにゃあーおん!んにゃあーおん!」 左を向いて眠っていた私の右肩の上で仁王立ちになった3号が、右...

2026/06/28 39 0 2

196日目「名探偵、“飼い主”の華麗すぎる推理録。」

朝のトイレ掃除の時間。 ドタバタと走り回る猫達を眺めている時に、“あっ…”と閃く事が一つ。 「あのさー。」 水を替え、3号用のカリカリを補充してから台所に向かう。 ハムエッグを作ってい...

2026/06/27 42 0 6

195日目「犯猫は誰だ?」

朝起きると、寝る前にはなかった筈のひっかき傷が右手に出来ていた。 血が出た形跡はないが、未だにピンク色のミミズ腫れのような跡が残っている。 「…また怪我したんか?」 容疑者その一、1号。...

2026/06/26 30 0 2

194日目「スポンジと綿棒が好きな4号。」

歴代の愛猫達の中には、他の猫達には魅力が伝わらないような“ヘンな物”が好きな猫がいた。 14年前に旅立った愛猫はストローにご執心だったし、3年前に旅立った愛猫はハッカの香りが大好きだった。 …...

2026/06/25 32 0 3

193日目「人間、もしかしなくても狩りが下手なのかもしれない…。」

今日のオヤツはきな粉餅である。 少し三温糖の量が少なかったのか全く甘味を感じなかったが、健康的な気分になれたので良しとした。 「何をモグモグしているの?」 ガサガサとエコバッグの中に潜り...

2026/06/24 45 0 4

192日目「もっと気楽に喜べば良いのに…。」

最近、1号が母の周りをうろつくようになった。 特に親しくしている訳ではないらしいのだが、母が寝転がりながらスマートフォンでゲームをしていると顔の周りにまとわり付いてくるそうだ。 「急にどうした...

2026/06/23 35 0 3

191日目「名前の由来はマジで知らない。」

我が家には“マリコさん”という名前の市松人形がいる。 家が全壊するレベルの大震災を無傷で乗り越え、数多の猫達に専用ケースを踏まれながらも涼し気な顔で佇んでいる凄い人形である。 「よいしょ、よい...

2026/06/22 36 0 0