鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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229日目「システムトイレしか使わない猫は皆、埋めなくなるの?」
2026年7月30日(木) 16 / 0

4号は我が家に来るまで、お尻しか入らないような小さなシステムトイレを使っていた(と思われる)。
その為、基本的にトイレの後に猫砂を掛けて埋めるという工程を行わない。

「ちょっと、2号までトイレの砂を埋めなくなったの?」

ゴミ捨て場から戻ってくると、訝しげな表情の母が玄関に立っていた。
1号は過剰に、2号は大雑把に、3号は真剣にと三匹三様の癖はあるものの猫らしい砂掛けは行っていたので、母の言葉に首を傾げる。

「え?4号じゃなくて?」

「そう、2号が埋めてないのよ。」

チラリと足元の通称“おまる”と呼ばれるオープントイレを見下ろすと、とても健康的なうんうんが鎮座していた。
しかし、4号以外の三匹が用を足した後は多かれ少なかれ猫砂がまぶされている筈だが、その立派なうんうんには砂を掛けられた形跡がない。

「…アレかな?4号に“高貴な猫は下々の者に早く片付けさせる為に、あえて砂は掛けない”とか言われたのかな?」

「何、その貴族的発想…。」

呆れたようにため息を吐きながら台所に向かう母を見送った後、トイレを揺らして猫砂の下にうんうんを沈めていく。
掃除を終える前なら片付けるが、すでにゴミ出しも終えた後なので夕方まで埋めておく事にしたのだ。

「抱っこ、抱っこー!」

駆け寄ってきた4号を待たせて、手を洗う。
4年前に旅立った錆び猫のように稀に穴埋めをせずに走り去っていく猫達も何匹か居たが、こんなに頻繁に埋めない猫は流石に居なかったので少しだけ困っている。
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