鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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ネコジルシ

314日目「恥も外聞もかなぐり捨ててアピールするのがポイントです。」
2026年10月23日(金) 20 / 0

今日は3号が棚の上から落ちてきた。
4号とじゃれ合っている時に足を滑らせたのか、構ってもらおうとステップを踏んだ時に足場を確認しなかったのかは分からないが、気が付いた時にはドシンと私の腹の上に瞬間移動を行っていた。

…体重だけなら1号の方が1.5kgくらい重いのだが、勢いと着地点が悪すぎて今回の方がはるかにダメージが大きかった。

「あー、ビックリした!」

ポカンとした表情で座り込んでいた3号は、何事もなかったかのようにヒョイッと立ち上がって伸びをした。
人間への警戒心が全くないので、飼い主の腹の上でペロペロと毛繕いをする余裕さえ見せられるのである。

「…うわぁ、痛い!」

3号を腹の上から下ろしてから、ゴロリと横向きになって大袈裟に騒ぐ。
痛みのピークは過ぎているが、キチンと痛みを訴えなければドンドン危険な猫になってしまうので喚き散らすくらいが丁度良い。

「…どうしたんや?」

「何々、何があったの?」

「チビちゃんが人間をイジめたの?」

ポテポテと寄ってきた1号と2号と4号がキョロキョロと視線を動かすと、3号がワタワタと首を振り始めた。
状況的に自分が飼い主に一撃を与えた事は明白なので、何とかしなくてはいけないと思っているようだ。

「…痛いよぉ。」

猫達が見守る中、ショボショボとした雰囲気で起き上がる。
ジッと見上げてくる猫達を一匹ずつ撫でて、まだ難しいだろうが語りかけた。

「3号、人間は弱い生き物だから踏んじゃ駄目だよ。あと、単純に足場が悪いところに落ちるのは感心しないな。」

耳を後ろに向けた3号の前足を掴み、仲直りの握手をする。
神妙な顔で“んにぃー”と返事をした3号を抱き上げ、指先でおでこを掻くとクルクルと喉を鳴らし始めた。

「皆も気を付けるんだよ?」

身体をワシャワシャと撫で回す度に機嫌良く頭突きを返してくれる復興組の目標は、私の保護者の地位を取り合っていた歴代の愛猫達だ。
様々な出自の猫達に“コイツは私(僕)が面倒をみてやらないと、生きていけないだろう…”と思い込ませてきた私の手腕に掛かれば、1号と2号と3号と4号も立派な世話焼きになるだろう。
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