鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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315日目「お風呂は嫌いだけど、濡れる事は気にしない。」
2026年10月24日(土) 12 / 0

4号は少し雑なところがある。
復興組の中では一番身体が大きくて尻尾も長いのに、その事を全く意識していないので結果的に“雑い”としか言いようがない行動をしてしまうのだ。

「あー、また水を溢している。」

朝のトイレ掃除の時間、裸足の指先が冷たい液体に浸される。
水を飲むのが下手っぴな3号が水分補給をすると、必ず対面の床がビショビショになってしまうのだ。

「3号って、小さな舌でゆっくり毛繕いをしていて可愛いわね!」

「でも、その癖があるから水を飛ばしまくっているんでしょう?」

「あなたに言われなかったら、踏む度に違う物を連想して発狂していたわよ…。」

チラリと見下ろす母の視線をものともしない2号は、マイペースにかぎ尻尾を上下に振っていた。
同じ液体でも、種類によっては頻度を凌駕する事の典型であろう。

「まずは、タオルを取って来よう。」

床が濡れたままでは、掃き掃除が出来ない。
トイレの砂も溶けてしまうし、何より踏めば踏むほど被害は拡大するからだ。

「あっ、人間が起きてるー!」

ドタンバタンとサークルから駆け下りてきた4号が、抱っこをしてもらいたくてアピールを始める。
その振動で余計に水が溢れ出し、ついでとばかりに尻尾の先が水入れに浸かってしまったので一階に辿り着く頃にはかなり大きな水溜りに成長していた。

「…冷たい。」

ピピピッと手足を順番に振っている4号に気付き、タオルの枚数を増やす。
この後の展開は、もう何度も見ているのだ。

「まぁ、いっか!」

ドシンッと倒れ込み、ゴロンゴロンと転がり回る4号。
流石にその腹の上にも水がドバドバと落ちてきた時は動きを止めていたが、すぐに気にする事を止めてジッとコチラを見上げながらアピールを再開した。

「…また、お風呂に入る事になるよ?」

水溜りにタオルを乗せ、抱き上げた4号をワシャワシャと拭いていく。
ご機嫌な様子でゴロゴロと喉を鳴らしているが、今日は滴下式の駆除薬の投与日なので1号と2号と3号とは触れ合えない事には気付いていないようだ。
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猫一途 1時間前

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