鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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316日目「凛々しい遠吠えは可愛らしい子猫の音色。」
2026年10月25日(日) 9 / 0

3号はキジトラとラグドールのハーフである。
その容姿は母猫を見た事がないのに“母親似”と断言できる程度にはラグドールの特徴が強く出ており、(推定)父親の1号から受け継いだのは背中の縞々と短く巻いたボブテイルくらいしか見当たらない程だ。

「キジトラのオスの性格は“やんちゃで甘えん坊、かつ警戒心が強いツンデレ”、ラグドールのオスの性格は“非常に甘えん坊で人懐っこく、遊び好きで少しドジな一面がある”…。」

チラリと視線を下に向けると、ポフポフした3号の頭が忙しなく上下に動いている。
まだ去勢前なので思春期が終わっていないようなのだが、毛繕いをする際に人間にもたれ掛かった方が楽だと気付いたのか寄ってくるようになった。

…もしくは、もっと単純に季節の移り変わりの影響なのかもしれない。

「幼少期はヤンチャ坊主だったけど、その時から鈍臭かったよなぁ…。」

最近はジャンプする事もなくなり、年上の1号と2号と4号の方が暴れ回っている。
三匹の勢いに負けて転んだり、挙句の果てには虫の体当たりの衝撃で吹っ飛ぶという猫にしてはかなり弱っちいポテンシャルの3号。

「やっぱり、花や蝶やの育て方が原因かしら?」

去年、15歳で旅立った姉妹猫以来の我が家の子猫だったので、3号の幼少期は構い倒されっぱなしだったのだ。
さらに、年長者の1号と2号と4号も何だかんだと世話を焼いていたので、成猫になった今でも3号は少し幼く見える。

…特に母と叔母の構い方は、初孫を取り合う祖母そのものだった(ドチラも、一人娘と一人息子が子を持つ事に対して諦めの境地なので仕方が無い)。

「笑える内は良いけど、絶対に“骨折”だけはしないでね?」

骨折と捻挫の経験者である4号より運動量が少ないので危険は少ないだろうが、猫にあるまじき運動神経の悪さが顕在化する可能性もゼロではない。
持ち上げた3号は昼寝の体勢に入ったのか、眠そうな顔で“んにぃー”と鳴いていた。
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