猫の年齢と食事

近年では室内飼育の猫が多く、キャットフードも充実しているため、昔より生活環境が改善されたことにより猫の高齢化が進んでいます。一般的に猫の寿命は10-16年と言われています。

2018年の日本ペットフード協会の調査では猫の平均寿命は15.32歳でした。2014年の調査では平均寿命は14.56歳だったため、着実に延びています。

さらに詳しく見ると外に出る猫の寿命が13.63歳、外にでない猫の寿命が15.97歳です。猫の完全室内飼育は2015年には69.8%だったが2018年では78%に上がり、室内飼育は猫の寿命が延びている要因の一つと言えます。

猫の年齢

猫で20歳越えは稀にいますが、世界のギネス記録に登録されている長寿猫は38歳になります。猫は大体1歳が人間でいうところの17-20歳ごろにそれ以降は大体1年で4歳ごとと考えるのが一般的です。

そのため21歳は人間でいうと100歳に該当します。ギネスに乗っているアメリカに住んでいた「クレームパフちゃん」は168歳ほどと言われています。

一緒に住んでいるとあっという間に5年、10年経ってしまいます。私たちにとっての10年と猫にとっての10年は大きく違います。猫の成長については以下になります。

1か月 人間の1歳くらいになり、乳離れをします。
2か月 乳歯が生え、離乳し、子猫用のフードに切り替えはじめ、トイレのしつけなども始められます。
人間だと3歳くらいです。
6か月ごろ 乳歯から永久歯に生え変わります。スペイやキャスト(避妊去勢)の手術の検討を始めます。
人間だと9歳くらいです。
9か月ごろ 雌は発情期が始まります。
発情期については個体差があり、早い猫も遅い猫もいます。
1歳 人間だと17-20歳ごろと言われていて成猫と同じくらいの大きさになります。
ごはんも成猫用のものになり、性成熟も完了し、子猫を産めるようになります。
2-3歳 発情期のピークになりますので雄同士のケンカなどの発生率もあがります。
外にはあまり出さない方がよいのですが、ストレスが溜まりますので注意が必要です。
人間でいうと23-28歳ごろになります。
5-6歳 行動がおちついてきて、運動量も減少します。人間でいうと35-40歳ごろになります。
太りやすくなり、毛の退色や白いひげなどが見え始めます。
腎不全などの下部尿路疾患などの発症に注意が必要です。
7-8歳 シニア期にはいり始めます。フードもシニア用に切り替えはじめましょう。
ほとんど寝て過ごすようになり、歯が抜けたりするようになります。
人間でいうと44-48歳ごろになります。
9-10歳 人年齢では52-56歳ごろになります。
毛つやもなくなり老いが見えるようになります。一日の大半は寝てすごします。
病気にかかりやすくなりますので、しつこくならない程度に触ってあげたりして異変には気づくようにしてあげましょう。
11-13歳 昔の猫の寿命や外飼育の猫の平均寿命になります。人間で例えると60-68歳ごろになります。
この頃になると白内障などがみられるようになります。現代ではまだ元気な猫が多いです。
寝てばかりになってきますが適度な運動をさせて食事などもしっかり食べて栄養をつけることが大切な年齢です。
14-16歳 現代の猫の平均寿命になります。人間でいうと72-80歳ごろになります。
超高齢期のはじまりですので脚腰が弱くなってきて、痩せてきます。運動量も減ります。
猫によっては認知症が始まるのもこれくらいの家の中で迷子になる、夜中の徘徊、排泄場所を間違える、よく鳴くようになるなどの症状が見られたら注意が必要です。
17-20歳 超高齢猫とよばれるようになります。現代では少しはいますが、かなりのご長寿猫になります。
人間だと84-96歳ごろになります。
猫としての寿命を十分に全うしている年齢なので、日々をゆっくりすごせるようにしてあげましょう。

猫のライフステージ

ライフステージによって食事も変わってきます。猫のライフステージを理解していると、猫との生活のかんたんな指標になります。

ライフステージは一般的に、哺乳期・離乳期、成長期、維持期、高齢期の4つに分類します。また、妊娠・授乳期というのもあります。

  • 哺乳期・離乳期

    生後1か月までごろまでを哺乳期とよびます。母猫の母乳から栄養をすべて取り入れています。子猫は母乳から抗体も取り入れているため保護猫だったりする場合は母乳が飲めませんので代用のミルクをあげます。

    ミルクといっても牛乳はNGです。猫用のものを選んでください。

    上記にも記載していますが1か月ごろに離乳がはじまります。乳歯も生え揃えはじめますので離乳食をはじめます。まだ、胃腸の消化機能も歯も未発達なので柔らかく消化のいいもので高たんぱく、高エネルギーなものをあげましょう。

  • 成長期

    離乳がすんでから1歳ごろまでの間になります。この時は成長速度が速いためより栄養素の高い食事を与えることが大切になります。これが一般的に【子猫用】【キトン用】【成長期用】などと言われているフードが該当します。

    この頃は必要エネルギー量が多いのですが、まだ身体が小さいため、一回の量は少なく、回数を増やして与えることをお勧めします。【子猫用】などの成長期用フードはカロリーが多いので成猫になっても食べ続けると肥満になってしまいますので注意が必要です。

  • 維持期

    1-7歳ごろまでを指します。この頃にはバランスの良い食事を与えるのが大切になります。猫は外飼育か室内飼育か、避妊去勢手術をしているかなどで必要栄養量が変わります。

    今は様々な種類のフードがありますので飼っている猫に合わせたフードをチョイスしてあげましょう。

  • 高齢期

    8歳以降くらいからシニア用フードに切り替えましょう。シニア期になると成猫の時から運動量と基礎代謝が減るので必要栄養素が減ります。

    その点を考慮したフードが【シニア用】になります。脂肪やタンパク質を抑えて低カロリーで消化のいいフードがいいでしょう。また腎臓や心臓の負担も考慮して塩分の摂取量も抑えた方がいいでしょう。

    また、歯も弱くなってきますのでぬるま湯でふやかしてあげるといいでしょう。熱湯でふやかすと大切な栄養素が壊れてしまいますので注意しましょう。

健康的な食事は猫の長寿にはかかせません。食は楽しみの一つでもありますので、時々は猫の好きなおやつなどもあげながら食事管理がおすすめです。

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