lemonbalm

愛媛県 60代 男性 ブロック ミュート

うちのネコ「モモ」は、最近目が見えなくなりました。昔はゴキブリ取りが得意でした。 モモの日記を、子猫の時から順を追って作成しています。 私は生物化学の研究者です。猫の生態学も研究しています...

タグ

日記検索

My Cats(2)

}
モモ

モモ


}
Nora

Nora


もっと見る

lemonbalmさんのホーム
ネコジルシ

Noraがうちに来て、ちょうど一年。
2023年2月15日(水) 365 / 0

2022年2月15日、寒い日でした。
死にかけていた野良猫を、うちに連れて帰りました。


その3ヶ月前、18年近く一緒に暮らしたモモが死に、一人きりの生活でした。
もう猫を飼う気はありませんでした。

どうするか決まらないまま一緒に暮らし、4月になりました。
この猫を家族にすることに決めました。
私の二番目の娘。Noraと名付けました。






当時、モモを失った悲しみと、残虐行為を繰り返すTNR活動家に対する怒りでいっぱいでした。

悲しみ、怒り、ネガティブな感情は、脳を破壊します。
抗ストレスホルモン(ステロイドホルモン)の分泌が促進され、脳の記憶に関わる神経細胞が破壊されるのです。
辛く苦しい記憶が蓄積されると精神が持ちません。
ステロイドホルモンは、それを避ける防衛機能として、記憶力を低下させるのです。

私の記憶力も低下しました。
何か書く時、これまでは書き終えたことが頭の中に保存されていたのに、最近所々抜け落ちるようになりました。
危ないなあ。こんな状態が続くと認知症になってしまう。
精神状態をポジティブに、楽しく、面白く過ごすように心掛けました。


Noraと暮らしはじめて、楽しみもできました。
Noraが元気になっていくを見るのは、楽しいことです。
モモは、治療しても治療してもどんどん悪くなり、死んでしまった。

うちに来た時1.85kgだった体重が、4月には2.55kgになりました。
ぴょんぴょん跳ねたり、走り回るようになりました。


Noraの体は悪い所だらけです。
幼い時に患ったカリシウイルス感染症で口喉鼻の粘膜が損傷し、炎症、潰瘍が至る所にある。血の混ざった痰と鼻水。涙目。歯肉炎により前歯がほとんど抜け落ちている。喉が潰れてニャーと鳴けない。猫エイズに感染(FIV抗体陽性)。

それでも順調に回復し、7月には体重が2.8kgになりました。
痰と鼻水は相変わらず多いですが、血が混ざらなくなりました。
エイズ発症も回避できるかもしれない。

しかし些細なことで、9月と11月の二度、体調を崩してしまいました。
食事が摂れなくなり、11月末には体重が2.1kgまで減ってしまいました。
その後の療養により、現在はようやく2.4kgまで回復しました。


9月の体調不良の後小康状態を取り戻したNoraを、外に出すことにしました。



体調を崩してから寝てばかりだったのに、庭を駆け回ったり、木に登ったり、穴を掘ったり…。

もっと早く出してやればよかった。



時々うちに来る野良猫と仲良しになり、一緒に遊ぶようになりました。
その野良猫のことをNoraの妹と呼んでいます。





Noraは生きがいを見つけました。
「人はパンのみにて生くるものにあらず」(モーセ「旧約聖書」)、それは猫も同じです。
精神的な充足は欠かせません。


私も、NoraやNoraの妹と一緒に、散歩を楽しむようになりました。
それまで庭を散歩することなんてありませんでしたが、手入れしてみると良い庭です。



このままNora達と穏やかに過ごしたい。
しかし家の中は平和でも、一歩外に出ると…。
野良猫が、心無い人達によって根絶やしにされようとしています。
野良猫達を守らなくてはいけない。
神経細胞を壊すようなやり方は避けて、ポジティブな気持ちで取り組みたい。

TNR系の保護活動家の中にも、猫のためを思って善意でやっている人も少なくないことを知りました。
金儲けのために野良猫を食い物にしているのは、裏で暗躍している一部の人間です。
「これはおかしい」と感じている活動家も、増えてきているようです。

Noraは今年で3歳になります。

来年のこの日は、Noraも野良猫たちも、もっと良くなっているようにしたいです。
26 ぺったん 美にゃんこ 美にゃんこ にゃん崎 にゃん崎 ねーちー ねーちー 猫ちゃんmama 猫ちゃんmama ねこきっくす ねこきっくす しゃあぁこ しゃあぁこ ミントノリ ミントノリ シエリー シエリー なんちゃって親父 なんちゃって親父 zukko1228 zukko1228 Kano. Kano. あめちゃ あめちゃ メグミ メグミ お祭り小僧 お祭り小僧
ぺったん ぺったん したユーザ

美にゃんこ 2023/09/09

にゃん崎 2023/04/28

ねーちー 2023/02/19

猫ちゃんmama 2023/02/19

しゃあぁこ 2023/02/17

ミントノリ 2023/02/16

シエリー 2023/02/16

zukko1228 2023/02/16

Kano. 2023/02/16

あめちゃ 2023/02/16

メグミ 2023/02/16

お祭り小僧 2023/02/16

nekonoron 2023/02/16

下僕1号 2023/02/16

T・N 2023/02/16

Alice* 2023/02/16

もんきち2 2023/02/16

ミクのパパ 2023/02/16

kei-5 2023/02/16

てんてん94 2023/02/16

ちょろも 2023/02/15

もっと見る

ぺったんするにはユーザログインが必要です。

ログイン・ユーザー登録
 ぺったんとは

日記に共感した時に、投稿者へ思いを伝えられるのが「ぺったん」にゃ。
気軽にご利用くださいにゃ。
レッツぺったん!!

※誰が「ぺったん」したか公開されますムーチョ

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマークに追加
コメント([[comment_cnt]]件)
削除されました

[[parent.data.user_name]] [[parent.data.user_name]]
[[parent.data.create_date_disp]]
ID:[[parent.data.ip_hash]]
削除

[[child.user_name]] [[child.user_name]]
[[child.create_date_disp]]
ID:[[child.ip_hash]]
削除

ぺったん ぺったん したユーザ

[[user.user_name]] [[user.create_date]]

lemonbalmさんの最近の日記

「8週齢規制」56日以下の犬猫販売禁止は間違っています(前編)

「動物愛護管理法」は、愛護が薄れ管理が強化され「動物ガチガチ管理法」になろうとしています。 「マイクロチップ義務化」はその最たるものですが「8週齢規制」も見過ごせません。 「8週齢規制」とは、ブリ...

2024/04/01 201 0 11

今日は死んだモモの二十歳の誕生日です。

17年7ヶ月一緒に暮らした、最愛のモモです。 生きていれば、今日は二十歳の誕生日です。 2004年3月19日に生まれ、2021年11月29日に17歳8ヶ月で亡くなりました。 ...

2024/03/19 200 2 24

マイクロチップ強制は、動物愛護の遅れた国の制度(後編)

マイクロチップを強制している国、前編では米国、オーストラリア、フランスを説明しました。 https://www.neko-jirushi.com/diary/298349/ 今回はベルギー、ス...

2024/03/10 186 0 15

マイクロチップ強制は、動物愛護の遅れた国の制度(前編)

現在、犬猫のマイクロチップが義務化されているのは、アメリカ合衆国の一部、オーストラリア、フランス、ベルギー、スペイン、ギリシャです。そして、今年6月からイギリスが加わります。 それらの国を、一つ一つ...

2024/03/01 276 2 13

犬猫のマイクロチップは安全とは言えません。

マイクロチップが引き起こす病気や障害は、海外で少なからず報告されています。 その事例を紹介し、マイクロチップの健康上の問題を説明します。 それにも関わらず全犬猫に義務化しようとする、国の問題に言及...

2024/02/16 260 2 21

マイクロチップ義務化の異常-米国との比較

前回、犬猫のマイクロチップは、迷子発見に効果がないことを説明しました。 https://www.neko-jirushi.com/diary/297362/ 世界には、マイクロチップが義務化さ...

2024/02/06 319 4 13

マイクロチップは、迷子猫発見の役に立ちません。

2022年からブリーダーとペットショップの犬猫に、マイクロチップが義務付けられました。 一般の飼い猫も、任意だけど努力義務ということになっています。 マイクロチップは、何に役立つのでしょう...

2024/01/25 413 2 24

初もうで人がいません猫います(野良猫日記39)

明けましておめでとうございます。 2024年1月3日、初詣に行きました。 えー? 人が全然いない。 猫がいます。 ...

2024/01/06 284 0 26

(野良猫日記38)野良猫は助け合って生きている

野良猫は、私達の最も身近にいる野生動物です。 私達がほとんど知らない、野生動物の生き方を見せてくれます。 野生の世界は野蛮なものではなく、家族や社会があり、愛情に満ちています。 2023...

2023/12/29 311 2 26

(野良猫日記37)野良猫と捨て猫。そして殺処分。

野良猫はどんどん数を減らしています。 猫の殺処分はなかなか無くなりません。 何故なのか?これを解くカギは、捨て猫です。 1.殺処分の原因は人が作っている。 現在、行政が野良猫を...

2023/10/07 524 3 21