にゃんかこれって、奴隷にとってはややストレスの翳む言葉である。
勿論、モノを整理する、処分する、という行為を否定しているのではにゃい。ただ、捨てる、という言葉の響きが好ましくニャいのである。
奴隷も、あまり意識はしていにゃいが、世間一般からみれば婆さんのカテゴリーに余裕で入るし、しかも独り暮らしとにゃると、万が一のことを考え、箪笥の肥しをどーにかせんととは思っているらしいが、にゃにせ、ぐーたらの性格且つ、「まっ、いいか!」が口癖の無精者だから、家の収納はパンパンである。
ここ数年、奴隷の物欲は誠に消沈し、最低限必要にゃものを購入する、というスタンスになっている。洋服にゃんて、現役時のスーツは無論消えて久しいが、それ以外のモノは、ずっとクローゼットで眠っている。また、奴隷の癖として、長年使いこんだモノに愛着を感じてしまうという厄介さがあるのにゃ。
タンスの引き出しも、長年連れ添ったハンカチが溢れかえっている。
しかし、このうちのひとつが、昨日は役に立ったのである!
昨日は、ちょっと体に喝入れしようと、印度食堂でビリヤニを辛くしてもらってTake away。ここのチーズナンがとてもうまい🎵 ルンルン気分で家路に着く。さ、早く帰って温かいうちに頂こうと急坂を登る。
ふと前を見ると、にゃんと!
おじさんが道にぶっ倒れているではにゃいか!!
その方は目の不自由なひとらしく、彼の傍に白い杖が落ちている。
咄嗟に奴隷、駆け寄って、「大丈夫ですか?!」🙀💦💦💦💦💦💦
「ハイッ!」
と、応答したので、意識があるのは確認。
見ると、彼の額から大量の流血。
そして、シャツやズボンにもその迸りが点在。どうやら、この坂でバランスを崩して転んでしまい、岩石の様なアスファルト(この辺りは舗装しないクラックだらけ)に頭を打ち付けてしまったようだ。
流血を見て一瞬奴隷はグラッときたが、気を取り戻して、彼の了解を得て🚑を呼んだ。
ほんとうにいつも思うのだが、119番通信指令員の対応は的確だ。
「男性ですか女性ですか?」「男性です。」「歳は何歳くらいですか?」
彼に年を訊いた、きっぱりと「57歳!」と返す。…しかし、どう見ても50代に見えない。余裕で80歳近い。
「🚑が到着するまで、何かで止血してください。ハンカチがあれば、使ってください。あなたに血液が付かないようにしてください」
この気の毒にゃ盲人が、なんでバッグも何も持っていなかったのは謎。杖一本で歩いていたらしく完全に手ぶら、勿論ハンカチもティッシュも持っていない。
奴隷は自分のハンカチを取り出して、おじさんの頭に当てがった。一瞬で、そのハンカチが朱色に染まった
「傷、痛みますか?」
「痛くない!」
「この辺りにお知り合いは?」
「いない!」
「何処へ行かれようとしていたのですか?」
「いらない!しらない!」
「……????」
「とにかく、🚑が、すぐに来ますから、安心してください」
「うん!」
そうこうしているうちに、気配を感じた近所のおばさんが出て来たので、応援を頼もうと思ったが、にゃんとまた引っ込んでしまった!
後で彼女が言うに、奴隷がおじさんを抱き起しているときに、早合点して、奴隷とそのおじさんが抱き合っていると思い、邪魔になるからとまた家に戻ったんだそうだ!!!
にゃにゃにゃ、にゃ~んという、激しい誤解!!シャーーッ💦🙀(# ゚Д゚)
その後、おじさんはストレッチャーに乗せられて無事🚑へ。物見高い人たちが、なになにどうしたと集まってくる。
なんでなんでおじさん、杖一つだけで家を出たの?何かあったのか?🙀
家人と喧嘩して、啖呵切って家出したのか?😼
最後の最後まで、おじさんは、自分の名前も住所も、何故、この辺りを歩いていたのか、教えてはくれませんでしたニャ。ただひとつ、彼がぽつりと口にした住いのある場所、この辺りからは遠い。障害のない人でも、歩いてかなりの距離である。道に迷ってしまったのだろうか。
こんにゃわけで、奴隷は、長い付き合いのハンカチに、感謝と労いを掛けて👋別れを告げたのであるにゃ。あれはきっとゴミ箱へポイされたんだろうニャ…。😹
…そして、おじ(い)さん、その後はきっと、怪我を手当てしてもらい、ちゃんとお家へ帰れたんだろうにゃ…心配にゃ… もう、ぜったい無理してはだめだよお、この辺は坂だらけにゃんだから!

Spot the difference!!



















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