鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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日記リスト

108日目「前世は多分、バレリーノ。」

4号は3号の事が大好きだ。 大人の1号や性別の違う2号には毎日のようにポコポコと取っ組み合いの喧嘩を仕掛けているが、子猫の3号には世話を焼いてはペチペチと叩かれている。 「止めろー!僕はチュパ...

2026/03/31 126 0 4

107日目「これは全て“夢”の話です。」

閑古鳥が鳴き喚く、寂れた商店街の二階。 生活感が溢れる家具が迷路のように詰め込まれたカラオケボックスに、私と母と祖母は持ち上げるのも苦労するほど膨らんだリュックサックやボストンバッグを運び入れた。 ...

2026/03/30 105 0 2

106日目「意外と危険な縁起物。」

「…なんか、チクチクする。」 まだ肌寒いが、作業をする時には服の袖を汚さないように腕まくりをする。 しかし、たくし上げた途端に二の腕に何かが突き刺さるような痛みを感じて動きを止めた。 「...

2026/03/29 126 0 4

105日目「サークルの下には宝の山。」

「んーにゃにゃおん!」 3号が何かを訴えるように鳴き出した。 復興組は推定年齢の順に声が高くなるので、判別は簡単なのだ。 「3号、どうしたの?」 声を掛けると、ピョンピョンと駆けて...

2026/03/28 107 0 3

104日目「24時間も保たなかった2代目。」

海老天を模した猫じゃらしが壊れた。 たった二日前に届いた新品のオモチャだったが、次の日には見事に分解されていた。 「早かったなぁ…。」 当たりが悪かったのか、相手が悪かったのかは判別でき...

2026/03/27 110 0 4

103日目「トラックが通り過ぎていく振動すら怖い。」

私は地震が苦手だ。 得意な人はいないとは思うが、私は恐怖症に分類されるくらいの忌避感がある。 きっかけはハッキリしている。 ほぼ一次被災者しかいない学年だけを集めて震災追体験を強制した中学校...

2026/03/26 123 0 2

102日目「2代目、海老天を模した猫じゃらし。」

「はい、集合ー。」 ゴミ箱を叩きながら、猫達を呼び寄せる。 人間が遊んでほしい時に鳴らす騒音に気付いた4匹の猫は、ポテポテとのんびりとした動きでやって来た。 「…どした?」 いつも...

2026/03/25 123 0 4

101日目「1号と2号は韻を踏んでいるが、4号は全く違う。」

4号が名前を呼ぶと返事をするようになった。 タイミングが非常に重要な芸ではあるが、ちゃんと目を見て鳴いているので名前に反応しているのは明らかである。 「4号ー。」 「…にゃあん。」 ...

2026/03/24 96 0 3

100日目「初めての自己紹介。」

1号と2号と3号がウチに来てから、100日経過した。 まだまだ分からない事も多いが、猫達の個性も掴めてきたので現段階で判明している情報をまとめておこうと思う。 「1号」 キジトラの♂。 2...

2026/03/23 137 0 0

99日目「これは全て“夢”の話です。」

午後10時を少しだけ過ぎた頃。 私は一階にある仕事場に戻って行く祖母に声を掛けた。 「おやすみなさい。」 居間と階段を隔てる引き戸を閉め、ガラス戸に突っ張り棒を立て掛ける。 どれだけ格...

2026/03/22 122 0 3

98日目「人間はコレくらい簡単な方が良い。」

朝起きると、部屋中に白色の物が撒き散らされていた。 ソレは近寄った際に発生した風圧だけで転がっていくほど軽く、掃き集めるよりも拾い上げた方が早く見える程度には質量がある物だ。 「…綿?」 ...

2026/03/21 111 0 2

97日目「空腹が耐えられない彼女にとっては、火急の用。」

午前3時45分。 まだ日の出にも程遠い時間帯。 「…ん?」 真っ暗な部屋の中、布団と毛布に包まっていた私は天井を見上げながら気配を探る。 身体の左側で、何かがモゾモゾと動いていたからだ...

2026/03/20 124 0 1

96日目「初めての専用オモチャ。」

4号の持参品の一つ、海老天を模した猫じゃらしが壊れた。 1号が分解した後も修理をして使用していたのだが、遂にどうしようもないレベルにまで破壊され尽くしてしまったようだ。 「僕のオモチャが…。」...

2026/03/19 110 0 6

95日目「中学生の時に“ない人の18倍の数値”と言われた。」

今だから笑って話せる内容なのだが、わりと真剣に私と母は3号を手放す算用をしていた時期があった。 それは4号を引き取るだいぶ前、1号と2号と3号を引き取った日から一週間くらいの間の話である。 「...

2026/03/18 132 0 1

94日目「いつも一本だけ吹き消せない。」

また一つ歳を重ねた。 今日が誕生日だからだ。 「ハッピーバースデー!」 そう差し出されたバースデーケーキを受け取る。 予約の電話を掛ける声が聞こえていたので知ってはいたが、面と向かって...

2026/03/17 99 0 3

93日目「ラインナップに黒色の笑い袋もあった、と思う。」

オモチャが壊れた。 たまに話題に上がっていた、“引っ張ると猫の鳴き声と共に振動する笑い袋の親戚のような麻袋”がうんともすんとも言わなくなったのだ。 …壊れた原因は判明している。 そのオモ...

2026/03/16 121 0 2

92日目「新しいオモチャか、新入りなのか。」

母の趣味は編み物である。 毎年、寒くなると帽子やマフラーを自作する為に手芸店で毛糸を見繕ってくる程度には好きな事のようだ。 「こんなに高い糸にも結び目があるのね…。」 毛糸玉を解き、絡み...

2026/03/15 102 0 1

91日目「エアープランツの赤ちゃんを自慢された叔母ちゃんの話。」

「はい、お茶代。」 手渡されたティッシュペーパー(10袋セット)を有り難く受け取り、用意しておいたチョコパイをコタツに積んでいく。 私と母はアレルギー体質だし、頻繁に部屋を汚す猫が4匹もいるの...

2026/03/14 122 0 5

90日目「これは全て“夢”の話です。」

普段は人通りの少ない通学路。 近所に住む人達が喫茶店と病院に向かう時間帯だったのか、数人の塊となった人波が途切れる事がない。 「コレが丁度いいわよ。」 祖母に話しかけられたのでソチラを向...

2026/03/13 127 0 2

89日目「これは全て“夢”の話です。」

階段を下りて、振り返る。 かね折れ階段の踊り場に立った私は、コチラを見下ろしている一匹の猫にピントを合わせるようにスマートフォンを構えた。 「…ちょっと、そんなに近付かれたら写真が撮れないよ?...

2026/03/12 122 0 5

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