排尿障害があり、膀胱と尿管の神経が弱っており自分で排尿することが難しい状態です。
1日2回、尿道から管を挿入し、注射器で尿を吸引してあげる必要があります。
採尿は猫ちゃんの体を押さえる方、管を挿入する方の2名で行います。
また、どうしても管を挿入できない場合は外から膀胱を圧迫して排尿させてあげます。
お腹に手を回し膀胱を押してあげると、膀胱の出口を締める神経が弱っているため、尿が自然に排出されます。
ただし、圧迫排尿は残尿による雑菌繁殖や腎臓への尿の逆流の恐れがあるため、管を挿入しての採尿が基本の介護となります。
ワクチンの接種・去勢等につきましては、現在入院中の病院で行う予定です。
とっても甘えん坊で撫でられるのが大好きな男の子です。
人見知りもせず、誰にでも「撫でて~」とすり寄ってきます。
撫でられている最中は気持ち良さそうにゴロゴロと大きな声を出します。
どこを撫でられても嫌がりません。
やんちゃな側面もあって、抱いているとパーカーの紐で遊んでいたりします。
地域猫なのでまだお家での様子は分かりませんが、病院の先生からも地域猫とは思えないくらい飼いやすい猫ちゃんとのお墨付きです。
2020年5月中旬ころ、居住中の集合住宅近隣に子猫が生まれました。
住人ボランティアにより、母猫には避妊手術を行い、
子猫は人慣れさせた状態で里親探しをしていたところ
1匹が交通事故に遭い、自力で排尿する事ができなくなってしまいました。
野良猫とは思えないほどに人や猫が大好きになった矢先のことでした。
いまは病院で排尿のトレーニングに励み、
あたたかいお家で過ごせることを夢見て里親さんを待っている日々です。
完全室内で終生飼育いただける方
1日2回2名以上での採尿介護を実施いただける方
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