楽ちゃんは、元飼い主の老婦人が、もう飼えないと思い、自分のアパートの下に捨てた子でした。
今年の暑い夏の間、一か月間、外をさ迷い、飲まず食わずで過ごしていた為に、極度の脱水状態で腎臓を悪くしてしまったようです。
保護した後に、1週間入院をして、その後も2回入院を致しました。
腎臓が弱ってしまい多飲多尿ではありますが、現在は、とても健康でよく食べ、よく排泄しています。
*腎臓食や腎臓に良いサプリメントを与えています。
性格はとても穏やかで人懐っこい子です。
人が大好きで、人が来ると横にごろんと寝転び、撫でて欲しいと要求します。
他のネコ達に対してもとってもフレンドリーです。
たとえ、掃除機をかけても、うるさくしても何事にも動じず、安定した性格です。
話しかけると、大きな声で答えてくれる、おしゃべりネコちゃんです。
2022年の8月上旬、市役所から電話があり、ネコがぐったりして動かないでいるので、保護して欲しいという依頼がありました。
早速行ってみると、一匹の三毛猫が、あるアパート下にうずくまっていました。
もうすでに蟻がたかっていて、瀕死の状態とみてとれました。
毛は何かでべっとりと汚れ切って絡み、目やにもひどく、骨と皮のような状態でした。
近所のネコ嫌いな人たちが、この子を嫌い虐待をしていたと後で聞きました。
すぐに動物病院に連れて行き、獣医さんに診てもらうと、もう3日ももたないかも知れないけれども、一応入院し様子をみましょうということになりました。
1週間、静脈点滴をして頂いた結果、奇跡的に回復し、ドライフードも食べられるようになり退院致しました。
しかし、一か月間、飲まず食わずであった為に、腎臓が弱くなってしまったようです。
その後、2回入院をして、かなり腎臓の値も回復してきたようです。
とっても人懐っこく、寂しがりやであるため、ネコの多い、シェルターで過ごすよりも、温かい家庭の優しい人たちに囲まれて過ごしてもらいたい、と願い募集をかけることに致しました。
<引き渡し方法>
面接にお越し頂き、相性が宜しければ、こちらからお届けいたします。
その後、2種間ほどのトライアルを経ての正式譲渡になります。
<その他・備考>
猫達の捕獲保護活動では、私達ボランティアは自分を犠牲にして、24時間、命がけで行なっております。
猫は小さいけれども、とても尊い命です。その命を最優先にお考えくださる方を希望致します。
人間の癒しの為やお子様の情操教育の為にだけ飼いたいというようなお考えの方にはお譲りできません。
猫の一生を命がけで守る方にしかお譲りできません。
そのことをご理解いただけるお方に里親さまになって頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
<譲渡の際には以下の条件がございます>
・シニアの方は同居人または後継人の方がいらっしゃること。
・ネコにとって清潔で快適なお宅にお住まいであること。
・ネコ仕様のお部屋のご準備(フード、フードと飲み水の容器、ケージ、トイレ、猫砂、爪とぎ、ブラシ、キャットタワーなど)
・一年に1回のノミダニ駆除
・ペット保険に加入してくださること
・病気になった時は速やかにどうぶつ病院に行ってくださること
・マイクロチップ導入(任意です)
・首輪
・完全なる室内飼い
・完璧な脱走防止対策準備
こちらにサイトに良い対策法が掲載されています。↓
https://ameblo.jp/nyancoouchisagashi22/entry-12277397545.html
・万が一、逃亡してしまった場合、ただちにご連絡頂き、その後、ペット探偵に依頼してくださること。
・FacebookなどのSNSにご登録を頂き、ビデオ撮影をひんぱんに投稿してくださること。
(SNSが苦手なお方は、こちらへの頻繁なご報告をお願いします)
以上の条件を満たす方のみのご応募をお願い致します。
ここは質問欄です。応募の意思がある場合は「この猫ちゃんに応募」からお願いします。
応募に関係のない投稿は削除されます。