日常生活は、普通にできます。
下あごが、おそらく交通事故で壊れてしまい、誰にもお治療してもらえずにそのまま固まってしまったので、下あごの牙が真ん中に突出していて、あごの毛皮が剥けたまま乾いています。
ですので、口がきっちししまっていも、歯茎のままのような状態です。
整復手術も検討しましたが、エイズキャリア(おそらく発症しているのでは?)なので、傷が治りにくい、または、治らないかもしれないリスクを冒してまで、手術をするのはどうだろう、ということを動物病院で相談して、現在は、そのままで暮らしています。
食事は自分で食べられます。ウェットフードに関しては食いしん坊なほうです。
お水も、自分で飲めます。トイレも、自分で行かれます。
ただし、あごの締まりが悪いため、ごはんも水も汚しがちです。
とてもなつこい茶トラ男子です。
シッポは曲がりはありますが長いです。目は金色。
あごの怪我のせいで、いつも微熱な感じで、体調の良いときと悪いときがあります。いつも元気一杯ということではありません。
とてもとても優しい性格なので、他の猫たちはアル君が大好きで、いつも誰かが寄って行って一緒に居ます。
本猫は、甘えん坊なので、すりすりをよくするので、すりすりされたほうは、よだれで少々べちょべちょになります。
道内の保健所に居ました。
迷子猫の相談を受けていて、その猫を探しに行ったのですが、たまたま居合わせたこの子がこういう状態でしたので、食事や環境の配慮が必要かと思い、連れてきました。
ハンディがある子なので、エイズの事も、怪我のこともあって、寿命が短いのでは、という診断を受けています。
当方で看取る覚悟でいるのですが、私が、最初からあきらめてしまっていいものか、もしかしたら、こういう子でも、見てくださる優しい方があるかもしれないのに、あきらめてはいけないのではないか・・・
アル君(アルセーヌルパンのアルです)を見ていて、ウチではなく、もっとずっと大事にしてくれるおうちに引っ越せたらどんなにいいだろうと考えました。
願わくば、当方のように、保護施設ではなく、一般のご家庭で、飼い主さんに十分な愛情を注いでもらって、そういう、普通の猫として生きてほしいなあとおもい、目に留めてもらえる事は少ないかもしれませんが、登録しました。
あごの手術や治療に関しては、当方では、そのままにするという判断をしましたが、里親さんのかかりつけ医の診たて、里親さんの判断で、お治療をするということでも、それは、お任せいたします。
完全室内飼育。ワクチンを毎年していただける事。
飼い主さん本人が勤労収入がある事。ペットOKの住宅。世話をする時間、かわいがる時間があること。適切な医療、住環境、食環境をご用意いただけて、生涯キープする意思があること。迷子札つきの首輪を常時装着する事。
悲しい思いを二度とさせないために、ご理解のほどよろしくお願いします。
譲渡には、交通費(ガソリンと高速代、もしくはJR運賃)が掛かります。この子は飛行機は難しいと思うので、道内に限らせていただきます。
今後幸せにしていただく里親さんには医療費は現在は請求していません。譲渡にあたって、交通費のみご負担願います。
外出自由飼育や、昔風の飼い方をされる方はご遠慮いたします。
詳細はスタッフの保護日記を見てください。http://ameblo.jp/elza-cat/
猫カフェ&譲渡会が毎月月初の土日にあります。
12月2日3日 12時から15時上富良野町です。
ほかの保護猫もいっぱいいますので、会いにきて見初めてやってください。
ここは質問欄です。応募の意思がある場合は「この猫ちゃんに応募」からお願いします。
応募に関係のない投稿は削除されます。