良好。保護時、右後足を骨折していました。手術してピンで整形固定し、後に抜釘手術を行いました。初対面の折は、ケガをした足を引っ込めて歩行しており、治療中から抜釘が済むまでは引っ込め歩いていましたが、退院してから日に日に滑らかに歩くようになり、今はきちんと足をついて歩行し、気をつけて観察すれば多少ぎこちないかな、くらいの程度にまで回復し、生活に遜色なく過ごせるようになっています。
去勢手術済み。5種ワクチン済み(二回)。ノミ・ダニ予防済み。検便(-)、エイズ・白血病(-)、検診済み(著変なし)。医療管理、トイレ躾等の婿入り支度完了し、あとはかわいがるだけになっています!!
日本猫。(薄めの茶トラ:クリーミーな色合いの茶トラ君です。)トラの特徴である眉間の「M」マークと、少々ほりの深い顔立ちがチャームポイントです。(お顔アップの画像はワクチン証明の写真です。)長くまっすぐなしっぽ。
2019年6月生まれ(推定)
初対面の人にもゴロゴロいって甘えることができる、けなげでいじらしい良い子です。抱っこが大好きな甘えん坊さんです。すぐに心を開いてなついてくれる、大変扱いやすい子です。(担当獣医師様、動物看護士様他のスタッフ様に可愛がられ、退院後はいなくなって寂しいと言って頂いております。)
トイレ躾済み。室内の猫砂トイレにきちんと排泄できます。
スーパーマーケットの脇で鳴いているところに遭遇し、ぬきさしならぬ状況と判断して保護致しました。
深夜、買い物に行くと、スーパーの脇から、猫が大声で鳴き続けているのが聞こえました。助けを呼ぶのには何か理由がある筈です。大事でないことを祈りながら見に行くと、片足を引っ込めたままピョンピョン歩きのこの子が、警戒心からか、人のいるほうへ寄って来ては逃げるのを繰り返していました。月齢で言えばまだ幼い年頃、とっさに「最悪骨折だったとしても、手術してやれば完治できるかも。」と思いました。年を経た子なら、患部が固まってしまっているかもしれませんが、子猫なら、ケガをしてまだ日が浅い可能性が高いからです。
私自身、要介護5の母に付ききりで、出会ったこの子を病院に連れて行くこともできぬ状況、放置もできず困り果て、スーパーの駐車場でしばらく途方にくれた挙句、なすすべもなく帰宅しましたが、自分を許せず、慚愧に堪えかねて翌朝身柄確保に挑み、無事連れ戻りました。急を要すると判断したのは、食品を扱う店舗の敷地でのこと、責任者が非情な手段で事態収拾するかもしれぬと思ったからです。また、状態が長引き一部の動物好きが気に留めるようになると、何とかしてやればよいのに…との機運が高まり、それはそれで店側が手っ取り早く片付けようと良からぬ方法をとらぬとも限らず、いずれにせよ急がなければならないのです。
世の中、スーパーマーケットともなれば、一日にどれだけ多くの人が出入りするでしょうか?百人百様、千人千様の人が行き来する中で、この子を保護して手術を施そうとする人が現われるのでしょうか?何より、手をこまねいているあいだにこの子がその後消息を絶ってしまったとしたら、どんな憂き目にあったやも知れず、私はどれだけ自分を責めるでしょうか。手元に引き寄せればどんなことをしてでも策をこうじ、道は開けるはず、誰か何とかしてやればいいのにと思う人達とは所詮あいいれないのです。
あまりにかわいそうで緊急保護し、介護での数々制約をどうにか知恵を絞って克服し、考えうる限りの必要な医療はすべて施しました。足も手術して日常に遜色がないほどに回復し、食用旺盛で元気で健康な子に育っていますが、拙宅では私一人でワンオペ介護、母の意向で飼ってやることができません。この子の円満な晩年を望むなら、なるべく早いうちにふさわしいお宅を探してやることが、この子への最大の愛情と考えております。
まだ頑是なく、幼いこの子は、親とも兄弟とも散り散りになり、どこかでわずかな食べ物を得ながら生き延びていたのです。それはさぞかし過酷であったろうと思われ、しのびなく、またどこでこのようなけがをしたのか想像するにつけ、不憫で心が痛みます。更におもいはかれば、惨状であってもたどり着いてきた子はむしろ幸いで、救いきれなかったその親兄弟が淘汰の憂き目にあったと思えばそれこそが心痛の極みで、いかなる助けも「焼け石に水」、自責が募るばかりで、遠くむなしい取り組みです。この世の全部は救えない、それでも、縁あって出会った子については、何とかして確実に助けてあげたい、切なる思いが捨てきれません。
本来、自宅で飼ってやれない境遇の者にとっては、最悪の場合リリース、という手段しかないのかもしれません。この手の商業施設で毎日数多くの人が出入りするとしても、この子の存在を案じて気に掛ける人は、それは稀ではないとは思いますが、その大部分はその場しのぎのわずかな食べ物を与えて立ち去る…所詮うす情けに過ぎず、そんな場所に戻すことは私には到底できないのです。「人間も悪くない。」と思える家庭と出会わせてあげることで、これほど苦労してきた子に暖かく安穏な晩年を与えてやりたい、幸せにしてやりたい一心で投稿致しました。里親様には診断書、血液検査の結果など、健康に問題ない旨を証明するあらゆる書類を提示致します。
どんな動物、どんな人間にも生まれてきた意味、生まれてきた価値があるはず。過酷だったこの子のこれまでの生涯を癒してあまりある満月のような余生を与えてやりたい、それが心からの願いです。こころざし深いかたのお目に留まりますよう祈っております。
完全室内飼い、終生愛育、万一世話できなくなったりこの子が病気になったりしたとき必ず相談してくださる方を希望。インターネットの里親探し掲示板を有する多くのHPに謳われているように、身分証明書の提示、誓約書の取り交わし、飼育環境把握のための協力、譲渡後の折にふれた近況報告等に同意してくださる方を希望。トライアル期間を設けること、この子をご自宅までお届けすることに応じてくださる方を希望。(譲渡後、弊方からは余程のことがない限りご連絡はつつしむことにしておりますので、ご連絡先がおかわりになった場合は何卒ご一報いただきたいです。)
この子の幸せだけを切に願い、敬遠していたインターネットでの募集にふみきっております。広く多くの方にご覧いただいているため、こちらの希望だけを書き連ねておりますが、こころざしの深い方であればあるほど、きちんとしたプロセスをふんで譲渡されることを望んでくださると信じております。心ある方には、ご無礼のほど、どうかお赦しください。
ここは質問欄です。応募の意思がある場合は「この猫ちゃんに応募」からお願いします。
応募に関係のない投稿は削除されます。