えりかの猫本レビュー

第60回 何が何やら「プ〜ねこ」&「えりかのコラム」に関するお知らせ


さーて、5月もそろそろ終わり!
初夏本番の6月がやってまいります。
5月の爽やかな風ともお別れ。
今のうちにいっぱい吸っときましょう。
今回のえりかのコラムは
「プ〜ねこ」のご紹介。
ごゆっくりご覧下さい。









の本ほど訳の分からない本を、

私は知りませんね。

どんなストーリーなの、と
聞かれても答えられない。

じゃあどのジャンルの漫画なの、と
聞かれても答えられない。

4コマなの普通の漫画なの、と
聞かれても答えられない。











じゃあなんなの、と聞かれたら
「プ〜ねこです」としか
答えられない。

そんな漫画です。

主に4コマ、時々コマ割り、
漫画の形態が定まってません。










で、猫コラムで紹介してるからには
猫は出てくるんだろうな、とお思いの皆さん。

猫は出てきます。

しかし本当に猫なのかどうか。

いや、まあ、猫は猫なんですが。
こう、なんて言うんでしょうねぇ。

猫が出てくる、それだけしか言えませんね。

猫が、浅いんだか深いんだか
よく分からないことを喋ってる。
そんな漫画です。








一切説明が無いので、
よく分からないとこがあっても
「そんなもんか」と思うしかない。

どうして猫と人間が喋ってるんだ、とか
この女の子は何なんだ、とか
こいつは飼われてるのか野良なのか、とか
思うだけムダ。無駄です。

ありのままを受け入れていくしかない。
そんな漫画です。










ありのままを受け入れ、深く考えずに
読んでみると、なんだか結構深いかも
しれないぞ。

猫と猫が会話しているだけ。
猫がなんだか変なことをしているだけ。

だけど、何なんだ。
何なんだこの胸に残る余韻は。

そんで、「お、これは結構身を
入れて読まないといけないぞ」とか
思って、いろいろと作者の意図を
読みとろうとするでしょ。

読みとろうとすると、いきなり浅くなる。
なんだかいきなり馬鹿馬鹿しくなる。

なんだこの馬鹿馬鹿しい漫画は、となる。










もうね、ここまで書いてきて
初めて気が付いたんだけど、
この漫画って猫に似てる。

よくわからんとこが似てる。
理解しようと近寄れば逃げてくし、
もういいやってほっとくと寄ってくる。
そんなとこも似てる。

気が付いちゃったもんは仕方がない。
今まで考えてたオチが全て無駄になる
わけですが、それはそれで
もうしょうがない。






か、ここまで読んでくれた方。

こんな訳の分からん文章に
付き合っていただいて
ありがとうございました。

プ〜ねこ、私の手には
負えませんでした。
どんな漫画か、とてもじゃないけど
文章に表せませんでした。

ほんっとーに、
誠に申し訳ありませんっ。









でも、ほら。
猫に似た漫画だし、ほら。

なんていうか、クセになる。
何度読んでも飽きない。
味がある。

意味が分からんけど味がある。
1巻を読んだだけで、
なんだか全巻集めたくなる。

そんな漫画。

今更言うのも胡散臭いですが、
面白いですよ。私は大好きです。






商品情報の下に、えりかのコラムに関する
大事なお知らせがあります。
ぜひお読み下さい。








プ〜ねこ

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お知らせ

この度、「えりかのコラム」がお休みをいただくことになりました。
約2年半の間、私の拙い絵と文章を掲載してくださったネコジルシ様、
そして応援してくださった皆様に関しましては、ありがたきの極みです。

またパワーアップして戻ってきます。
その時まで、またね。


Auther:

★えりか


ご覧の通り、絵も文もゆる〜い感じで進むこのコラムですが、皆様のお目汚しにならないよう、しこしこと精進しながらがんばっていきますので、どうかよろしくお願いいたします。

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