第78回 アツい猫漫画「猫×俺 愛の日記」
こんにちは。えりかです。
梅雨寒かと思えばいきなり暑くなったり。
最近、変なお天気ですよねぇ。
今回のえりかのコラムは
「猫×俺 愛の日記」のご紹介。
ごゆっくりご覧ください。
![](/nekomedia/upload/20090630212512.jpg)
皆さん猫は好きですね?
大好きですね?
嫌いですとは言わせませんよ。
大体にしてこのコラムを読んでいると
いうことは、猫好きの本好きなのです。
あなたは気が付いていないかも
しれませんがそういうことなのです。
いえ、私は違いますという方。
私は猫も本も嫌いですが
このコラムを読んでいますという方。
あなたは私・えりかが大好きと
いうことになりますね。
あなたは気が付いていないかも
しれませんがそういうことなのです。
大変ありがとうございます。
![](/nekomedia/upload/20090630212523.jpg)
と、戯言はここまで。
あなたは猫好きです。
猫好きじゃない方も、とりあえず
猫が好きだということに
しちゃってください。
いいですね。
あなたは猫が大好きなんです。
![](/nekomedia/upload/20090630212606.jpg)
あなたは猫が大好きなので、
ペットとして猫を飼っています。
そこで、誰かに「飼い猫、可愛い?」と
質問をされたとします。
さて、あなたは何と答えるでしょうか。
まあ、普通は「うん、可愛いよ」と
答えるでしょうね。
しかーし、人間はそう画一的な
生き物ではありません。
その「うん、可愛いよ」を
伝えるのには、一体幾通りの伝え方が
あるのでしょうか。
![](/nekomedia/upload/20090630212618.jpg)
ある人は、相手が引くくらい
「猫ちゃんスキ!スキよ!」と
言いまくり、またある人は
「猫?まあ嫌いじゃないけどねぇ」
とクールに言い放ち、、またある人は
「いや!好きじゃないんだけど!
なんか住み着かれちゃって!
しょうがなく!ほんとに!」と
照れ隠しをし、「猫が好き」という
気持ちを人に伝えるのには
いろいろな言い方があるわけです。
![](/nekomedia/upload/20090630212632.jpg)
今回この本「猫×俺 愛の日記」を
紹介するにあたり、皆さんにまず
伝えておきたいのは、まずそこんとこ。
「その人なりの愛情表現の仕方がある」と
いうことを、まず皆さんに伝えておきたい。
![](/nekomedia/upload/20090630212708.jpg)
題名を見て下さい。
「猫×俺 愛の日記」
「愛」の「日記」ですからね。
「ゆるゆる猫漫画」だとか
「ほんわか猫日記」だとか
猫となると「ゆるい」とか
「ふんわり」だとかそういうことを
アピールしたがるメディアが多い中、
堂々としたこの直球勝負。
![](/nekomedia/upload/20090630212737.jpg)
スポーツ漫画のような汗臭さを
感じるこの題名に偽り無し。
猫との日常を描いた
エッセイ漫画なのですが、
内容がこれまたアツい。
男子一人暮らしで猫2匹。
この男子の愛がまた暑苦しい。
直接的で暑苦しい。
愛情表現に底が無い。
![](/nekomedia/upload/20090630212940.jpg)
何と例えればいいのでしょうか。
んーとですね。例えばですね。
少女漫画の王道パターンがありますね。
主人公の女子が好きな男子に
アタックをし続け、でもけんもほろろに
扱われ。
そういうパターンに必ず出てくる、
主人公の女子を好きになっちゃう
オモシロ男子がいますね。
![](/nekomedia/upload/20090630212951.jpg)
主人公の女子につれなくされても
ずーっとあきらめない。
あきらめないで奇抜な方法で
アピールをしてくる。
健気で情熱的で暑苦しい、
ちょっとずれた感じの一途な男子。
そんな男子がこの
「猫×俺 愛の日記」の
著者なわけです。
近年稀に見るアツい猫漫画。
猫も愛おしいけれど、
猫好き男子もまた愛おしい。
暑苦しいのですがなぜか微笑ましい、
直球勝負な猫漫画です。
ぜひご一読を。
![](/nekomedia/upload/20090630213003.jpg)
猫×俺愛の日記
男性漫画家の生き様がここに!
隔月刊誌『猫生活』で
大好評連載中の漫画が
待望の単行本化!
たとえ一方通行でも構わない!
ひたむきに猫を愛する漫画家の
日常を描いた笑いと
癒したっぷりのコミックエッセー。
著者宅のナマ猫写真や
書き下ろし原稿もたっぷり掲載!